2014年2月4日たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学
血管”を若く保つ超善玉ホルモンが紹介されます。
ご長寿100歳が大分泌
秘密は昔から○○生活
血管を若く保つ、超善玉ホルモン「アディボネクチン」は
メタボリックシンドローム対策やダイエット効果でも注目されています。
血管は加齢とともに老化が進み、
傷ついて、動脈硬化や、動脈解離のリスクが高くなっていきますが、
100歳を超える長寿の人たちは、
この超善玉ホルモン「アディボネクチン」の効果で
血管の若さが保たれているのだそうです。
ということは、
「ホルモン」といっても、
人によって、分泌量が多かったり、少なかったりするんでしょうか。
○アディボネクチンとは?
大阪大学分子制御内科学教室の松澤教授のグループによって発見されました。
アディポネクチンは、血液によって全身に巡り、
血管の傷ついてる箇所で、血管を修復する働きをします。
アディボネクチンは、内臓脂肪細胞で作られており、
内臓脂肪が増えると、アディボネクチンが減少する、
また、脂肪細胞が大きな人はアディボネクチンの分泌量が少ない、
という関連性があることが分かっています。
○アディボネクチンの働き
① 血管平滑筋細胞の増殖抑制作用、血管内皮細胞と単球の接着阻害作用、マクロファージの貪食能の低下作用により、
動脈硬化を抑制する働きがあります。
② 脂肪細胞のインスリン感受性を高め、血糖値を下げて糖尿病を防ぐ働きがあります。
③ 内臓脂肪のサイズを小さくすることによる脂肪燃焼作用があります。
○アディボネクチンにはメタボリックシンドロームの解消、ダイエット効果も期待できます。
アディボネクチンには、脂肪の代謝を活性化させて中性脂肪を減少させる、
糖代謝を助け血糖値を下げる、
といった働きがあり、
ダイエットや、メタボリック症候群解消にも効果があると考えら得ています。
が、先に書いたように
今現在、内臓脂肪が多い、内臓脂肪型肥満の場合、
アディボネクチンの分泌量は少ないんです。
痩せるにはアディボネクチンが効果的、
でも、
太っているとアディボネクチンは少ない
じゃあ、
一度内臓脂肪が増えてしまったら、
太る一方なの?
→太っている(内臓脂肪が多い)人は、
アディボネクチンの分泌を助けることに着目することで、
内臓脂肪を減らし、痩せやすくすることができる!
○アディボネクチンの分泌量を増やすには
・1日20分以上の有酸素運動を行う
一度に20分でなくてもよい。
・大豆製品を積極的に食べる
大豆たんぱくに含まれるベータコングリシニンがアディポネクチンを増やす、と言われています。
ただし、アディボネクチンを増やせるほどのベータコングリシニンとなると
豆乳では1日1リットル、
1日の摂取量が豆腐にして2丁半、
と普通の食事で摂るのは難しい量です。。。
・サプリメントを摂る
アディボネクチンの分泌量を増やす、とされているサプリメントが市販されています。
例えば、ビール酵母、米胚芽油、黒ウコンが含まれるサプリメントは、
ビール酵母:エルゴステロールが肥大細胞を正常細胞に分化誘導することで数を減らしたり小さくしたりして、
アディポネクチンが分泌されることを促進する。
米胚芽油中:γ オリザノールがエルゴステロールの吸収を高める→脂肪細胞を減らす
黒ウコン:アントシアニンが悪玉コレステロール(LDL)の酸化防止
ピネンが脂肪の燃焼に有効
といった作用が歌われています。
番組では、昔ながらの生活が、
アディボネクチンの分泌量増によい→長寿、
という説明でしたね。
現代の生活で、
代謝をアップするには、この方法が手軽。
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