2016年11月17日発売「女性セブン」(12月1日号)から
紫門ふみ「東京ラブストーリー」の、25年後の、カンチ、リカ、さとみ、三上を描いた
『東京ラブストーリーAfter25years』全7回で連載中です。
第5回のサブタイトルは「どうして彼らは…」
東京ラブストーリーAfter25years第5回ネタバレあらすじ
離婚調停中で上京していた三上を家に呼び、
一緒に飲んで、そのまま止めたさとみ。
一方、突然、愛媛の家に訪ねてきたリカに
三上の妻、尚子の父(がん治療の専門医)を紹介してくれと
言われたカンチは、
三上は離婚調停中で、東京にいる、というのですが、
リカはそれなら、とカンチを引っ張って東京に戻り
そのまま2人はカンチのマンションに行きます。
当然、三上とカンチは鉢合わせとなり、
カンチは、さとみが三上を泊めたことに怒り、
さとみは、カンチが愛媛に戻らずにリカと一緒にいたのではないか、
と疑うのですが、
リカは「夫婦げんかに付き合っている場合じゃないのよ。
こっちは人の命がかかっているんだから!」と割って入り
三上に「奥さんのお父さん紹介して」と頼みます。
ひたすら自分のペースでしか動かないリカですが、
こういうところはむしろきっぱりしていていいですよね(笑)
しかし、三上の口からは
「それはムリだ」という返事が。
尚子の父親はすでに亡くなっていたのです。
それでもあきらめられないリカは、
尚子(尚子自身も医者)に相談に行きます。
尚子は「残念ですが、父が生きていたとしても治療はできなかったと思います」
とリカに言い、やはり、和賀を助けることはできない、ということが
分かるのでした。
そこで、カンチは、尚子と三上が離婚する一因となった、
尚子の今の恋人に会います。
恋人は尚子よりも15才年下の35才で、
父親が亡くなって今後のことを考えていた尚子は
僻地医療に取り組もうという彼についていき、
病院は他の人に任せることにしていました。
カンチと三上は一緒に愛媛に戻ります。
機内でカンチは尚子の恋人に会った、と話し
「イケメンじゃないけれどしっかりしたいい青年だった」と言います。
三上は「俺と離婚した方が尚子が幸せになることは分かっている。
でも感情が納得しない」と答えます。
東京の家のさとみは、
息子の完太郎を前に、
カンチとリカのことを思って怒り出し、
「思いだし怒りだ」というのですが、
さとみも、カンチが和賀のことを心配しているリカをサポートしただけだ、ということは分かっているが、
どうしてカンチはリカのことになると
そんなに一生懸命なのか、という割り切れない思いを抱えています・・・
東京ラブストーリーAfter25years 第5回目感想
修羅場らしい修羅場にはならなかったのは
予想通りですが、
まだまだわだかまりは残っている
4人。
ところで、最終回までに和賀は亡くなるのでしょうか?
アフリカが和賀が父親であることを知るかどうか、
も気になりますね。