2016年7月2日放送「ジョブチューン」
日本の名医が書いたベストセラー医療本(秘)内容を公開で
ダイエット外来医・左藤桂子さんの
ダイエット方法が紹介されます。
寝るだけで痩せる
「お休みダイエット」「3・3・7睡眠ダイエット」
の方法とは?
CONTENTS
3・3・7睡眠ダイエットとは?
3・3・7睡眠ダイエットの
3・3・7とは、
- 夜中の3時には眠っていること
- 最初の3時間の睡眠は中断しないこと
- トータルの睡眠時間は7時間にすること
をさします。
このようにして寝ると、
寝ているだけで300kcalを消費できるのだそうです。
300kcalは、
60分のウォーキング、30分のジョギング
と同じカロリーです。
7時間、とかかっている時間は長いですが、
なにしろ寝ているだけですから、ラクですよね。
毎日300kcal消費、を1ヵ月続ければ
それだけで1㎏程度やせることができます。
どうして寝ているだけで痩せることができるの?
どうして、ただ寝ているだけで
痩せることができるのでしょうか?
その秘密や、寝ている間に分布される
成長ホルモンにあります。
成長ホルモンには、
- 脳 記憶力を高める、疲れや気分の低下を防ぐ
- 骨 成人の場合は骨の強度を保ち、骨粗鬆症を防ぐ
- 筋肉 筋肉の成長を促す
- 脂肪組織 脂肪の燃焼を促す
- 系 免疫機能を正常に保つ
- 生殖器 生殖機能を正常に保つ
といった働きがあります。
成長ホルモンが正常に分布されていることで
脂肪の分解や筋肉の成長が促されて、
痩せ体質になることができるのです。
ルール1・午前3時までに寝る
よく22時~2時のゴールデンタイムに寝るとよい
と言われますが、
その時間を逃してしまっても、
午前3時に眠っていればよいのだそうです。
人の体には、
24時間(約1日)のサーカディアンリズム=概日リズム
12時間のサーカメディアンリズム=半日リズム)
90分周期のウルトラディアンリズム(睡眠周期や分節周期がこれに相当)
の3つのリズムがあり、
3つがちょうど合わせるのが午前3時で、
この時間に寝ていれば質の良い睡眠がとれて
成長ホルモンが分泌されやすい時間にもギリギリですが間に合います。
(ちなみに、日中の昼寝は
半日リズムのため)
仕事などでどうしても寝る時間が遅くなり、
ゴールデンタイムに寝るなんてムリ!
という人もさすがに3時には寝られるのではないでしょうか。
ルール2・最初の3時間は連続して寝る
成長ホルモンは、
眠ってから最初の3時間に分泌され、
それ以降はほとんど分泌されません。
ですから、少なくとも最初の3時間は
まとめて寝ることが大切です。
ルール3・睡眠時間は7時間を目指す
睡眠時間7時間の人に比べて
5時間の人の肥満率 53%高
4時間の人の肥満率 73%高
とされています。
効果をアップする方法
3・3・7睡眠ダイエットの効果を上げるためのポイントは
1.朝は7時から8時に起きる
昼まで寝てしまうと、
脳がエネルギーを必要としない、と判断し
せっかく脂肪から分解された
ブドウ糖が、脂肪へと再合成されてしまいます。
寝るだけダイエットは遅い時間まで寝すぎても
効果がありませんので、朝は8時までには起きましょう。
2.寝る1時間前にアーモンドを食べる
寝る1時間前に、
成長ホルモンの分泌を促すアルギニンを多く含む
アーモンドを3粒食べると
成長ホルモンの分泌を促すために有効です。
まとめ
3・3・7睡眠ダイエットは、
遅くても午前3時まで寝る
最初の3時間はまとめて寝る
睡眠時間は7時間とする
朝は7時から8時の間に起きる
寝る1時間前にアーモンド3粒食べる
ことを守るだけ、
という簡単なダイエット法です。
眠ってから最初の3時間の熟睡が大切なので、
寝る直前には
筋トレのような運動
熱いお風呂
刺激の強い映像
ブルーライト
などをさけ、
夕方以降コーヒーの摂取も
控えたほうが良いでしょう。