２月５日放送「爆報！THEフライデー」では、
実録！名前の出せない芸能界事件簿 第7弾
として、
人気お笑い芸人”X”がメッタ刺しにされた殺人事件を取り上げます。
番組予告では、
容疑者は”X”の二人の愛人で、
三角関係の果ての殺人だった、というのですが・・・
番組放送で、驚きの事実が判明しました！
佐々木つとむさん殺害事件とは？
愛人にメッタ刺しされたのは、
1987年9月4日夜、事務所社長によって遺体で発見された、
ものまね芸人の、佐々木つとむさんです。
佐々木さんは、、1947年7月23日生まれ、兵庫県神戸市主審で、
高校中退後、浅草松竹演芸場の司会に抜擢され、
渥美清、高倉健、森進一、田中角栄など、
有名人のものまねで知られる人気芸人となりました。
「徹子の部屋」に出演した時の動画も残っていますね。
ものまねタレント神奈月の師匠でもあります。
結婚して二人の子供もいたのですが、
一方で、大変なギャンブル好きで、多額の借金を抱え、
弟子の神無月が、借金取りに持ち合わせのお金を取られてしまったこともあったとか。
その佐々木さんが、
1987年9月4日夜、東京都板橋区高島平のアパートで遺体で発見されました。
この部屋は、当時、家を出ていた佐々木つとむさんが、同棲していた中野美沙という女性の部屋で、
発見時、は死後数日が経過していました。
佐々木さんの遺体には毛布が掛けられ、枕元には水を入れたコップが置かれていて、
「私もお父さんのそばに行きます。私がお父さんを殺すなんて夢にも思わなかった。」と
という内容の、遺書らしい文書が発券されました。
そして、９月６日、青森県むつ市大湊の陸奥湾で、入水自殺した中野美沙の遺体が発見され、
被疑者死亡のまま、事件は解決した、とされています。
殺害の動機とは？もう一人の愛人は？
この、佐々木つとむさん殺害事件については、
一般に言われている殺害の動機は、
美沙が借金を肩代わりした上に、佐々木さんがさらにお金を要求、貯金を勝手に使うなどの金銭トラブルがあったこと、
そしてＤＶがあったこと、
直接のきっかけは、美沙が飼っていたシーズー犬を佐々木さんが殴って骨折させたこと、
だとされています。
美沙は犬を入院させたあと消息を絶って自殺しました。
でも、ここには、
もう一人の愛人
の話は出てこないんです。
だいたい、遺体が発見された部屋の中野美沙のメモ書きを見たら、容疑者はもう特定されたようなもので
番組予告にあるような、容疑者は二人の愛人
という状況になりえないような気がするのですが。
実は、当時もう一人容疑者がいたのでしょうか？
二人の愛人は同一人物だった！
番組放送で分かったのは、
二人の愛人が、実は同一人物だった
ということです。
佐々木つとむさんには、当時二人の愛人がいると思われていました。
1人はポーカーゲーム店で知り合った水商売の女。
もう一人は、女社長風のセレブ。
どちらの女性も、芸能関係者にも知られていました。
現場の残されていた置き書きを見て、警察は二人の女のどちらかが犯人だとして捜査をしていたのですが、
大湊で発見された女性の遺体は、
背中には、水商売の女にあるはずのタトゥがあり
しかし、顔は女社長だったのです。
ふたりいると思われていた愛人は、同一人物でした。
佐々木さんと出会った時、中野美沙は、前の男から逃げていたため、
佐々木さんが、別人になることを提案したのです。
美沙は、佐々木さんが経営するパブを手伝っていましたが、
そのうちに佐々木さんと家庭を持ちたいと考えるようになりました。
しかし、佐々木さんに「お前は俺の財布でしかない」と言われたことが、殺害に及んだ理由だった、ということです。
佐々木つとむさんの部屋に住んでいた大川興業芸人の死
この話には、さらに続きがあって、
1994年、新座ニチイ（サティを経て現在はＡＥＯＮ）での、特設会場で興行を行っていた、
大川興業の芸人・ピグモン 勝田さんが、敷地内のケヤキの木に登ったときに枝が折れて後頭部を強打して死亡する、
という事故がありました。
この事件は、稲川淳二の「大川興業の若手芸人」という怪談で取り上げられており、
ピグモン勝田さんが住んでいたのは、
佐々木つとむさんが亡くなった部屋で、毎晩、有名芸人（夢の中では名前がどうしても出てこないが顔を知っている）と高倉健、渥美清が麻雀をしながら自分を誘う、という夢を見続けていた、
後に中古車を買って追突事故を起こしたことをきっかけにこの部屋が佐々木さんが死んでいた部屋だと知った・・・
という内容です。
借りる時に部屋の広さの割には格安だった、というのですが、
事故室は、その後２回借りられると、事故のことを言わずに貸せるようになるので、
勝田さんの前にも、借りた人がいる、ということになるのでは・・・？
