2017年8月29日放送「この差って何ですか?」で
歯周病を予防する方法として、
毒出しうがい
が紹介されます。
毒出しうがいとは?
毒出しうがいとは、
歯学博士である
照山裕子医師が考案した、
歯周病を予防するためのうがい法です。
書籍も出ていますし、これまでに
テレビ番組、健康雑誌、週刊誌で取り上げられているので、
知っている、という方も多いのかも。
(私は「この差って何ですか?」の予告で初めて知りました)
毒出しうがいは、
虫歯や歯周病の原因となる
歯垢(プラーク)が付く前に、
歯垢のもとを洗い流すことをポイントにしています。
「毒」って何?
毒だしとか、
デトックス、
を銘打った健康法に対しては、
毒っていったい何?
という疑問が呈されることがあります。
たとえば、
汗をかいてデトックス
という方法があったとして、
ヒトの体には、汗で出ていくような「毒」はない、
という突っ込みです。
毒出しうがいの場合、
毒とは、歯垢(歯垢の元になる歯、歯周につくよごれ)
を差しています。
それを毒、と呼称するのが適切なのかな?
とは思いますが、
何を取り去ればいいかについては
はっきりしていると思います。
毒出しうがいのやり方
1.30ml(大さじ2)くらいも水を口に含みます。
2.水を歯に向けて強くぶつけるようにします。
10回程度行ったら水を吐き出します。
上、下、右の奥、左の奥、
という順序で、それぞれ行い、
都度水を吐き出します。
毒だし鵜飼を行うタイミング
食べ物のカスなどが歯垢に変化する前に
行うことがポイントなので、
食事の後
間食の後
などにこまめに行うのがポイントです。
まとめ
歯磨きや歯間ブラシでは、
食べもののカスの他、歯垢を取り除くように
ブラシを当てますが、
毒出しうがいは、
歯垢ができる前に水で洗い流す、というもの。
歯磨きはやりすぎると
(研磨剤がはいっている歯磨き粉を使った場合)
歯の表面を傷めたりすることがありますから、
うがいではそういう心配は少なそうです。