2017年4月2日放送
「宇宙戦隊キュウレンジャー」第8話「司令官ショウ・ロンポーの秘密」
ネタバレあらすじと感想をまとめました。
宇宙戦隊キュウレンジャー第8話ネタバレあらすじ
いきなり、ボイジャー、巨大ダイカーン、モライマーズ
の戦闘シーンから始まった8話。
これは、ショウ・ロンポー指令が
ある地区に五芒星の形に集中している5つのモライマーズ
をまとめて破壊する、
「スターダスト作戦」
を行ったため。
作戦の説明を受けた時から、スパーダは
「モライマーズを破壊してもダイカーンを
倒さなければ地球の人々は苦しめられているままだ」
と乗り気ではない様子。
ショウ・ロンポーは
モライマーズが地球のプラネジウムを吸収し続けて
地球が爆発してしまっては元も子もない、と言います。
また、チャンプ、バランス、ナーガの3人は、
にラシンバンキュータマを獲得しに
行くように指示します。
本当はショウ司令は、
ジャークマターの刺客、イカーゲンとマーダッコが投入されたことから
できるだけ早く地球解放を進めなければ、と
焦っていたのでした。
一気に3台のモライマーズを破壊したキュウレンジャーの
様子を見ていたイカーゲンとマーダッコも
ショウ司令の焦りに感づいています。
4台目のモライマーズに向かう前に、
スパーダは、ある地区のダイカーン(メシウバインダベー)
が収容所(小学校の建物のようですね)の人々の食料を
奪っているのを見て、
戦線から離脱して、ダイカーンを倒しに行く、と言います。
ラッキー、ハミィはスパーダに同行し、
スティンガー、ガル、ラプターが
モライマーズを破壊に行くことになります。
スパーダは子どもからパンを奪おうとした
インダベーを倒して子供にパンを渡し、
命令に従うように通信してきたショウ司令に
「厨房では誰もシェフに逆らえない。
答えは『ウイ、シェフ』だけだ。
お腹が空いている人がいる場所はどこでも僕の厨房だ」と
返します。
スパーダの行動に困惑しながら
「自分もそうだった」と回想します。
一方、惑星ジーシャックに到着したチャンプたちは
バランスの勘で、洞窟の中を探していますが、
洞窟が崩れてきてピンチに。
ジャークマターのショーグン、ドン・アルマゲは
イカーゲンとマーダッコに、直接、
キューレンジャー抹殺の指令を下します。
スパーダは、収容所のグラウンドで、
ラッキーとハミィに手伝わせて炊き出しを始めます。
ウオキュータマで魚を出して料理をするスパーダは、
自分の故郷、カジキ座系の惑星も、
ジャークマターに支配されていて食べ物が少なく、
小さな弟や妹においしいものを食べさせる工夫をしていた、
という過去を話します。
そこに、ダイカーン・メシウバウンダベーが現れ、
ラッキーたちはスターチェンジして応戦。
最後の1台のモライマーズに向かう途中、
小太郎がインダベーに襲われているのを見たスティンガーは
モライマーズをガルとラプターに任せて小太郎を助け、
「キュウレンジャーに入れてほしい」と頼む小太郎を
オリオン号に連れていきます。
ところが、オリオン号のスクリーンには、
イカーゲンとマーダッコの攻撃に苦戦するガル達が移され、
スティンガーは応援に行きます。
ショウ司令はスパーダたちに、メシウバウンダベーとの戦闘をやめて
3人の救援に行くよう命令しますが、
スパーダは目の前にお腹が空いている人と敵がいるのに戦いを
止めるわけにはいかない、と言い、ラッキーたちもそれに同意。
メシウバインダベーを倒したラッキーたちに、
ショウ司令は「スティンガーがやられた」という連絡し、
「3人を救出したら戦わずに逃げろ」と言います。
ラッキーたちは「一度の命令違反が組織を壊滅させることもある」
というショウ司令のいつも違う様子に戸惑いながら、
捕えられたスティンガー、ガル、ラプターのもとに向かいます。
ショウ司令は、小太郎に「お留守番をたのむよ」というと
紫のキュータマを握りしめて出ていきます。
一方、チャンプ、バランス、ガルは
3階建ての肩車で、洞窟の天井にあったラシンバンキュータマを
なんとか獲得しました。
ラッキーたちは、「3人を救出したら戦わずに逃げろ」という指示には
従わず、イカーゲン・マーダッコと戦おうとしますが、
キュウレンジャーの攻撃はまったく通用せず、窮地に立たされます。
その時、ショウ司令が現れ、
リュウバイオレットに変身。
圧倒的なスピードと強さでイカーゲンとマーダッコを攻撃します。
キュウレンジャー第8話感想
話の端々から、
ショウ司令がかつてイカーゲン・マーダッコと対戦したことがあり、
自分の行動が原因で、リベリオンに大きなダメージを与えてしまった、
ということがうかがえます。
ショウ司令の過去については
来週、かつての総司令ビッグベアの登場とともに
明らかになるようです。
スパーダは5つのモライマーズを破壊してから
炊き出しに行ってもよかったような気がしますが、
イカーゲンとマーダッコのことがあるので、
どちらにしても、ショウ司令は許可はしなかったかもしれません。
今回、スパーダ、ラッキー、ハミィ、あとスティンガーもちょっと、
命令違反しているんですけれど、
最後の場面だけは、
あの状況で、イカーゲン・マーダッコと全く戦わないで
スティンガーたちを助けろ、という方が無理。
個人的にツボだったのは、
チャンプに「大丈夫なのか?」と言われたバランスが
「心配ないさー!」と答えるところ、
スパーダがウオキュータマから取りだした魚を
ぶった切って鍋に入れるところが、
それぞれ劇団四季
「ライオンキング」
「リトルマーメイド」の舞台のオマージュだよね?
と思えたところ。
「リトルマーメイド」のほうは
分かりにくいんですけれど、
2幕で、シェフ・ルイが魚への偏愛を歌いながら
料理をするコミカルなシーンがあって、
たぶん、それだと思う・・・
制作チームにミュージカル好きな人がいるんでしょうか(笑)
スパーダは、ふだんは、「チャオ!」「グラッツェ」で
イタリア語なのに
「ウイ!シェフ」だけフランス語なんですね(笑)
まだ10話にもならないうちに、えらく緊迫した展開になって
いますが、次回も楽しみです。