2017ドラマ

宇宙戦隊キュウレンジャー第11話ネタバレあらすじと感想

2017年4月23日放送
「宇宙戦隊キュウレンジャー」第11話「宇宙を救う3つのキュータマ」の
ネタバレあらすじと感想をまとめました。

宇宙戦隊キュウレンジャー第11話ネタバレあらすじ

オリオン号のロビーで
雑誌を見ているラッキー。

ショウ司令が集合するように言っていると
スパーダとハミィが知らせにくると
ラッキーは「この懸賞を見てから」と答えます。

「どうせ当たってるんでしょ」とハミィは言いますが、
ラッキーの番号はなく、
88星座占いでしし座は最下位、
さらにラッキーが座っていたスツールが壊れてしまいます。

ショウ司令は、リベリオンがジャークマターを倒すための切り札となる、
伝説のアルゴ船を復活させるため、
トモ、ホ、リュウコツの3つのキュータマを集まる、
という説明をします。

アルゴ座は巨大な正座で、
大きすぎるために、
後にトモ座、ホ座、リューコツ座の3つに分かれたという経緯があるんですね。

ナーガたちが探してきたラシンバンキュータマが示した座標により、
3つのうちの1つ、トモキュータマは地球にあることが分かり、

キューレットでチキュウに向かうメンバーが選ばれます。
自分が選ばれたことにホッとするラッキー。

チキュウに行くのは、
ショウ、ラッキー、スパーダ、チャンプ、スティンガーの5人。

ところが、小太郎がシシボイジャーに隠れて着いてきてしまいます。
スティンガーはすぐにオリオン号に帰れ、と言いますが、
ショウはこれ以上の命令違反をしないなら、と同行を許可。

小太郎は、最近スティンガーが自分に厳しい、と
ラッキーに訴えますが、

ラッキーはバナナの皮で滑り、ゴミカゴや看板が倒れてきて
それどころではありません。

それにしても、トモキュータマがあるはずの町には、
人の気配が全くなく、
なぜかトモキュータマはグルグルと移動していることが分かります。

そこにイカーゲンと触手の一部から再生したマーダッコが現れます。

マーダッコは再生するごとに性格が変わり、
今回は「ジュウオウジャー」のナリアのような
お上品口調。

ラッキーは「イカーゲンを倒せるチャンス」と言いますが、
アンラッキー続きでピンチに。

さらに地面から地底生物デスワームが現れます。
デスワームは1匹でその町の生物すべてを食べつくす、と言われる
危険な生物で、イカーゲンたちもひるむほど。

トモキュータマが移動していたのは
デスワームが食べていたためでした。

ショウ・ロンポーは退却を命令しますが、
戦う力を試したい小太郎がデスワームに向かっていき、
助けようとしたスティンガーとともに地中に落ちてしまいます。

オリオン号では、前回太陽に近づきすぎたことによる不具合の
修理が続いていますが、なかなか進みません。
「休憩しよう」とナーガがコップキュータマでコップを出しますが、
人数分のコップが出てくるだけで飲み物はでないようです・・・

地底では、
スティンガーがロキュータマで火を出し、
小太郎に、兄のスコルピオのことを話します。

「兄貴は弱い人たちを助けようと戦っていた。
しかし、敵との戦いの中で何かが狂ってしまった。
兄貴は力にのまれ闇に堕ちた」

「弟がいたな。弟は大事か?」

「もちろん」

「だったら弟に誇れる兄でいろ。
そうすればお前が力に飲まれることはない」

2人を探していたショウたちも合流し、
現れたデスワームの攻撃をミズガメキュータマの水で防ぎ、

地上に逃げたデスワームをウサギキュータマの跳躍力で追います。

一方、ラッキーはケガを押して、ふたたびスターチェンジし、
イカーゲンたちと戦いますが、状況は不利。

ショウたちはデスワームを倒し、
巨大デスワームはリュウテイオーで撃退します。

そのとき転がり出たトモキュータマを
ラッキーはつかもうとしますが、
アンラッキーでイカーゲンに奪われてしまいます。

イカーゲンはラッキーにとどめをさそうとしますが、
小太郎がコグマボイジャーでラッキーを救出します。

オリオン号では、ショウが、トモキュータマを取り返すために
イカーゲンの弱点を見つけようと提案。

ラッキーはイカーゲンに言われた「宇宙一アンラッキーな男」
という言葉を思い出し、

「そうかもしれない」

とつぶやきます。

ラッキーが思い出していたのは、

炎に包まれたギリシャ神殿のような建物と、
泣いている幼い男の子の姿でした。

宇宙戦隊キュウレンジャー第11話感想

キュウレンジャーはメンバーが11人、という大所帯なので、
これまでのシリーズよりも

1話の中で話が重層的に進みますよね。

今回は、

1.今後の戦いを進展させるトモキュータマ

2.過去にビッグベア総司令を殺したイカーゲン(+復活したマーダッコ)
との戦い

3.ラッキーのアンラッキーと過去

4.スティンガーと小太郎の関係

という少なくとも4つの柱があります。

ラッキーの過去は、次回さらに明らかになるようですが、

どうも、ある星の身分の高い家柄の子どもで
その星が滅びた、といったことなのかなあ、と予想されます。

メンバーの中で感情がない(薄い)とされているのはナーガですが
ナーガは感情を見せることに慣れていなくてズレているだけで、
わりとコミカルな位置づけになっていると思うんですよね。

本当に感情を殺しているかのように思えるのは
むしろスティンガーで、
それは同胞を裏切ってジャークマター側に行った兄への思いがあるため
なのですが、

オープニングで「小太郎を戦士として認めない」と言っていたのも、
子どもだから危険、という以上に、

子どもの小太郎がキューレンジャーとして戦う力を得たら
暴走するのではないかという懸念があったためかもしれません。

小太郎が、スティンガーの話をちゃんと理解して
「弟に誇れる兄になる」と誓ってからは

行くぞ=一緒に戦うぞ

と言っていますし、

小太郎に「兄貴」と呼ばれて、「は?」という反応ながら
ちょっと嬉しそうでもあるし、

ボイジャーを使ったことがない、としりごみする小太郎に
「お前ならできる」と言ったりして、

スティンガーの心も、小太郎と接することで少しずつ変わっていくのかな、
と思います。


クマボイジャーのTVCMに出てくる
ヒグマの親子がかわいい(^^♪

今のところ、11人いることで
話がごちゃごちゃした感じにはならず、
うまく構成しているなあと感心しているところ。

過去のいきさつ、という点では、
チャンプとアントン博士とスティンガーの関係はまだ未解決。

チャンプは一応、キューレンジャーとしては
スティンガーがいることに反対はしていませんが、
もちろん納得はしていません。

敵方の描き方は、
いわゆる、「怪人」の位置づけが
ダイカーンなんですが、

その上のクラスで、カローや、イカーゲンのような刺客で
数話通じて登場するキャラクターとして存在し、
デスワームのような、ジャークマターですらない敵も登場。

逆に、レギュラーの幹部キャラがいない(今のところ)のが
異色です。

イカーゲン、マーダッコと次回で決着がつくと
彼らも一次的な登場キャラということになりますよね。

ますます今後の展開が楽しみです。



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