NHK連ドラ「ごちそうさん」46話11月21日ネタバレあらすじ感想です。
NHK公式ガイドブック、ノベライズごちそうさんの内容も踏んでいます。
日曜日の梅仕事の最中、静(宮崎美子)が、
近所の主婦達をガス見学を口実に招き、め以子を若ごりょうさん、と紹介したことについて
め以子は、そういうやり方は和枝を追い詰める、と静に言いますが、
静はあの人には5人で仲良くなんて気はないで。
正直4人やったら楽しいと思わん?とめ以子に言います。
みんなで仲良く、なんて無理や。
うちかて、和枝のせいで近所からずいぶん色眼鏡で見られて苦労したんえ、というのが静の言い分です。
め以子はそれには同調はしませんが、
正直、本当に和枝の気持ちがやわらぐことがあるのか、
和枝の辛い経験を聞いたからこそ、確信が持てないというところでもあるのでしょう。
和枝は、16歳の希子に大阪一の紙問屋のぼんぼん(長男)との縁談を持ってきます。
誰でも知っているような大店の若ごりょうさんで、良縁ではあります。
とまどっている様子の希子。
和枝は、自分が痛い目にあっているから、縁談は厳選している。
他の妹たちの縁談はよかったではないか、と言います。
やっぱり、西門家には、和枝の他に4人の娘がいたんですね。で、悠太郎で6人か。
まあ、この時代にはそれくらい普通なのかな。
(以前、静が「みんなして和枝ちゃんの味方して、あんたのご飯まずいって言った」と言っていました)
和枝は学校帰りに希子を迎えに行き、先方の贔屓の太夫を観に行くと言い、
希子を完全に包囲しにかかります。
糠床トラばあちゃんは、今は悠太郎の職場にいるので、悠太郎に話しかけているんですね。
希子のことを考えながら糠床を混ぜていた手で、
仕事のことでショックなことを聞かされた悠太郎は、
大村の肩をガシッと掴んでしまいます。
悠太郎は、次のシーンでちゃんと大村の上着の糠をとっていました。
予算削減で、学校建築の話が危機になり、
新しい提案をするために悠太郎の仕事は忙しくなります。
大村の「やるで赤門!」の、
「赤門」にも以前とは意味が違って聞こえます。
静は、希子がめ以子になついたから、
和枝が嫁に出して引き離そうとしているのだ、と言いますが、
いくらなんでも、と半信半疑のめ以子。
め以子は源太に話を聞いて欲しいのですが、悠太郎から行くなと言われていて、
源太もあの騒ぎの後ですから、話ができません。
め以子は捨蔵に相談します。
「義理の姉が~義理の妹~それで義理の母は~」「義理のはいらん、話がすすまん」
なんで、(義理の)妹の幸せとあんたの幸せが関係あんの?と聞かれ、
め以子は、
妹の希子ちゃんが幸せだと、だんさんが幸せで、それが回り回って私の幸せになる。
一人一人の幸せが、みんなの幸せになるからです。
と答えます。
自分の息子娘の幸せを思ってくれるめ以子の気持ちに、胸一杯、となる捨蔵(正蔵)。
自分でも自分の気持ちが分からないだろう希子の相談相手になるように、
とめ以子にアドバイスします。
め以子は、ちょっとずつ大阪の言葉(船場言葉)を使うようになってきているんですね。
なんか、かわいらしいです。
希子の気持ちを聞こうと、め以子が西門家にもどると、
和枝は希子に料理の特訓をしていました。
作っているのは鰯のつみれ?和枝は鰯料理が得意なんですよね(ガイドブックと小説からの情報)
希子はガンガン言われるとますます萎縮する上に、
本当に家事が苦手みたいです。単に経験が少ないだけかも知れませんが。
白い割烹着の和枝、姑よりもこわいかもしれません。。
「いくら大店のごりょうさん言うても、自分で一通りのことができな、おんなし(女中)に指図できまへんで」
ときつく言い、
「ほんまに不器量やな」の言葉に、め以子も、見ているこっちもいたたまれなくなります。
悠太郎の言うとおり、和枝はめ以子だけにきつく当たるわけではなく、
誰に対しても自分のキチキチペースを崩さないんですね。
この調子で婚家でもやったのだとしたら、そら嫌われるわ、という気もしてしまいます。。
め以子は、思わず「私のほうがお姉さんよりも上手だと思います!」と言ってしまい、和枝ににらまれます。
「いえ、教えるのが、です。私は勘が悪いから、希子ちゃんの気持ちが分かります」と言うのですが、
「あんたは西門の家のもんやない。希子によけいなニオイ(色)をつけとおへん」と言われてしまいます。
悠太郎は、仕事の急場を乗り切るために役所に1、2週間泊まり込みで仕事をすることになってしまいました。
希子のことは気にはしているのですが、
客観的に見て、和枝の持ってきた縁談が悪い話というわけではないので、希子次第と思っているようです
希子の見合い問題に、め以子がひとりで退所することになります。
なんとか、希子と話したいめ以子。
しかし、早朝、希子の部屋のふすまをそっとあけると、
そこで寝ていた和枝が、こちらをむいて「くわっ」を目を見開いたのです。
ホラーですよ、これ 笑
め以子は「このお見合い、どうなんでしょうか。」と尋ねますが、
静は、「うちなら受けるけどな」と言います。
和枝といっしょにおらんでようなるし、というのが理由です。希子も、そう思っているのか?
め以子は、希子のお弁当箱に手紙を入れることにしました。
希子に、「希子ちゃんの気持ちはお嫁に行きたい行きたくない、何割ですか?」と尋ねます。
希子の返事には、
「私の気持ちは五分五分です」
と書かれていました。