NHK連ドラ「ごちそうさん」29話11月1日のあらすじ、感想。
内容はネタバレです。NHK公式ガイとブックや小説版「ごちそうさん」も読んでます。
め以子(杏)が桜子・民子(宮嶋麻衣)との海水浴から戻り、
厨房に入っていくと(買ってきた鰺でまかないを作ろうとしていたのだと思います。
開明軒には、悠太郎が来ていて大五に、再度結婚のゆるしを得るために
自分が東京で就職し、
大五が許してくれるならこの家から職場に通ってもいいと思っている。
それなら、め以子はこれまで通りの生活だし、
西門家のゴタゴタにまきこまれることもない
だから2人の結婚について、もう一度考えて欲しい、
と話していました。
め以子は、
「大阪を安全な町にすることは、悠太郎が火事で亡くなったお母さんからもらった大事な夢なのだから、
東京に残るなんてだめだ。
悠太郎の夢は自分の夢だ」と言います。
大五は、そんなたいそうな夢を女ひとりのためにあきらめるなんて、
ろくなもんじゃねえ、とさらにへそを曲げてしまい、
どうしてもいっしょになるなら、勝手にしろ、め以子を勘当すると言い出します。
照生や店の人たちは、
大五がすでに後に引けなくなっているだけと分かっているのですが。。
イクも、とうとう、もうめ以子が出て行っても止めない、と言い出します。
め以子は、悠太郎といっしょに出て行き、
こうなったら、住み込みでどこかで働く、と言い出すのですが、
悠太郎は、
め以子はすごく幸せに育っていることが分かっていない、
め以子の家庭はそれこそこんなことで失ってはいけないものなのだ、と言います。
め以子は、私たちが自分でもっと幸せになればいいんじゃないですか、と言い返しますが、
悠太郎は、勘当されたら両親に何かあったときに会うこともできなくてめ以子は後悔することになる、
と言います。
その様子を郵便ポストの影から見ていた室井は・・
一方で、照生は、「あの人なら大五を説得できるかも知れない」とある人を呼びに行きます。
室井は、悠太郎の下宿に行き、
自分は作家を目指しているが、親や兄弟はやめておけとしか言わない。
でも親というのはそういうもので、
うまくいったらそれでも喜んでくれるはずだ。
だから、悠太郎も、大五がなんと言っても、め以子を大阪に連れて行って、
幸せにすればいい、と言います。
「室井さんから初めてためになることを聞きました」
閉店後、店の外で考え込んでいたところに、
あの社長さんが現れます。
この人、自分が世話した、
め以子とまるやの次男との見合いがぶちこわしになったのに、
ホントに、大五達のことを思ってくれているんだなあ。
大五は、反対しているのは、
め以子が、悠太郎を好きになって、どんどん変わっていき、見ていて怖い、と言います。
何もできない食いしん坊だったのが、飯を炊いて弁当を作って、
惚れすぎていて、惚れていたら、どんな辛いことでもしてしまうから、
め以子は馬鹿だし、見ていて怖い、と言います。
ですが、社長さんは、「それをあんたがいうかね」と笑います。
無一文だった大五に付いてきて、ささえてきたイクのこと。
イクが苦労しているところはたくさん見たが、
不幸だと思ったことは一度もないよ、という社長さん。
め以子は、海水浴で買ってきた鰺で、
漁師料理の「がわがわ」を作り、大五に出します。
大五が食べている間、
「がんばるから」というめ以子。
頼りないかも知れないけれど、悠太郎の家で気に入られなくても、へこたれないから、
頑張って、必ず幸せになるから、
大阪に行かせて欲しい、と頼みます。
「がわがわ」を食べ終わった大五は、たすきと前掛けを持ってくるようにめ以子に言いつけ、
店の仕込みを手伝わせるふりで、め以子に、鶏のフォンの引きかたを教えます。
「大きなザルにのせて熱湯をかける方法のほうが、家庭ではやりやすい」
と、ちらっと言ったりしながら。