017年2月21日火曜日深夜放送「けものフレンズ」
第7話「じゃぱりとしょかん」の感想です。
※タイトルにあるように、私はアプリ(ゲーム)は未経験です。
動物の能力の描き方などについての興味から見ています。
最終回を含めたネタバレをしています。
けものフレンズ第7話のあらすじ
6話のラスト、ライオンチームとヘラジカチームの合戦が終わった後、
それまで、かばんちゃんとサーバルを凝視していたハシビロコウが
かばんちゃんに、
「あなた、もしかして、ヒト?」
と言います。
ハシビロコウも「ヒト」についてはうわさしか聞いたことがなく
どんな姿をしているのか知らないが
とっても頭が良くて、いろいろなことを考えることができる
動物らしい、と話します。
その話をきいてもかばんちゃんは何も思い出しません。
サーバルは、「じゃあ、人が住んでいるちほーを探せばいいんだね!」と
と言いますが、
他のフレンズたちはヒトがどんな動物か、
どこに住んでいるのかを知りませんでした。
図書館に行ったら、ヒトがどこに住んでいるのかも聞こう、
ということになり、
ヘラジカが「図書館はしんりんちほーに入って2つ目の曲がり角を右だ」
と説明。
かばんちゃん、サーバル、ボスはジャパリバスでしんりんりちほーに向かいます。
森の中の分かれ道。
片方の道は看板でふさがれており、右の道は茂みに覆われた小道になっています。
サーバルは「何かありそう、いってみよう」とそちらへ。
小さな広場に出るとそこには
「ラクダは1日に500杯の水を飲む。はい or いいえ?」
というクイズが書かれた立札があります。
その問題文を読み上げたかばんちゃんに驚くサーバル。
その後も、
正解なら次のクイズ、
はずれならもとの場所に戻る
を繰り返し、とうとう、開けた場所に出ます。
気を中心にした建物はどうやら図書館のようですが、
そこに
アフリカオオコノハズクのフレンズ、「博士」と
ミミズクの助手「ミミ」が現れます。
さっそく、「かばんちゃんがなんの動物なのか教えて」
とサーバルが頼みますが、
博士たちは、
「料理を作ってその味に自分たちが満足したら教える」
と条件を出します。
「クイズの小道」を通ってここまで来られた、ということは
文字が読める、ということで、
それなら、図書館にある料理の本を調べて
料理をすることができるだろう、というのです。
「食べものならジャパリマンを食べればいいじゃない」
というサーバルに、
「我々はグルメなので、あれだけでは飽きたのです」
という博士たち。
材料はジャパリマンの材料を育てている畑から
「ちょいちょいのちょい」だそうです。
文字を読みこなして料理本を調べるかばんちゃんの様子に
「やはりあれはヒトですね」という博士たち。
調理場は、
どうも、かつてキャンプやバーベキューをしていたらしい場所へと
案内されます。
時々ラッキービーストたちが手入れしている、というので
ボス以外にも何体がいるのですね。
かばんちゃんはそこで鍋を発見。
しかし、「火」をどうやって手に入れるかは
自分で調べるように、と言われます。
その間にはサーバルは爪で材料の野菜をカット。
かばんちゃんは「火」の作り方を調べ、
図書館にあった虫眼鏡と紙を使うことにします。
虫眼鏡で日光を集めて紙に火を付け、
小さな木くずから大きな薪へと火を移していきますが、
サーバルたちは火が怖くて近寄れません。
かばんちゃんはカレーを作りご飯を炊き上げて、
皿に盛りつけて出します。
博士とミミは、最初は「辛い!」「これではダメです」
と言っていましたが、
実は、スプーンが止まらず完食し、「合格です」「おかわりをよこすのです」。
スプーンの持ち方が、鳥っぽくてかわいいです。
そして、おかわりも食べた博士は
「あなたは・・・ヒトです」
と告げます。
が。
すでにハシビロコウから「ヒトではないか」と聞いていたため
「やっぱりヒトかあ。ハシビロコウちゃんが言っていた通りだったね」
という反応に少々拍子抜けした様子。
人の特徴は
二足歩行、コミュニケーション能力、学習能力、群れる
などだが、
しかし多様性があり、一言では説明できない
とても変わった動物、とのこと。
さらに、長距離歩行ができる、
投擲能力がある、道具を作る、道具を使う
ことができ、
このジャパリパークのさまざまのもののほとんどは
ヒトが作ったものだとされている、
しかし、さらに「ヒトはもう絶滅したのです」
という情報がもたらされます。
その理由は不明で、
もしかしたら自分たちが知らない場所に
移ったのかもしれない、と博士たち。
そしてかばんちゃんも自分にあった場所に行った方がいい、
と勧められます。
ここで「しかし気を付けるのです。ヒトの近くには」
とミミが言いかけるのですが、
サーバルが「そうだ、副賞ってなに」と聞いたため
中断されて、
副賞のPPP復活祭のVIP待遇(握手付き)チケットと
マッチ箱のようなものを渡されます。
博士たちは、PPPの運営を手伝ったお礼にチケットをもらったが
騒がしいのは得意ではないので、かばんちゃんたちに上げる、
と言います。
サーバルは、PPPが
「歌ったり踊ったりするアイドルだ」ということを
知っていて大喜び。
別れ際、博士たちは他にフレンズには効かれたことには普通に答え、
かばんちゃんは文字が読めたから料理をさせたのだ、と言います。
そして、博士とミミはさっき言いかけたことの続き、
「ヒトの近くにはなぜかセルリアンはよくいたといいます。
道中気を付けるのですよ」と注意。
「おいしいものを食べてこその人生なのです。」
「どこに住むのかが分かったら必ずここにもどってくるのです。
我々はお代わりを待っているのですよ」
と言います。
そのころ、アライグマとフェネックは、
アメリカビーバーとオグロプレーリードッグの家にいました。
ビーバーは自分もラッキービーストが話すのを聞いた、と言い、
プレーリードッグが、「アライさんにはなんて言ったのでありますか?」
と質問すると、
「サバンナで、あの帽子を見つけたとき、ええっと、なんだっけ?」
(ここからはフェネックが覚えていた内容)
「フレンズや私たちにとって重要なものが埋設されていることが分かりました。
その場所はあ。。。」
【CV】
アフリカオオコノハズク:三上枝織
ワシミミズク:上原あかり
けものフレンズ第7話の考察
※2017年4月2日追記
考察を書かないまま、最終回まで放送されてしまったので、
観たときの考察、ではなく、
最終回を見てから見直してみて気が付いたことを
上げてみました。
○ヒトは絶滅したのか?
博士が「ヒトは絶滅したのです」とここで言ったため、
ネットニュースで「けものフレンズ」を紹介する際に、
「人間が月滅した後の話」とされていることがありますが、
博士はその後で「ほかの場所に移っていったのか」
とも言っていますので、
ヒトが地球上から全くいなくなった、という意味での
絶滅なのかどうかは不明。
ただし、少なくともジャパリパークがある島(キョウシュウエリア)
からはいなくなった、という「地域絶滅」の状態だと思われます。
○マッチ
PPPライブのチケットとともの
渡されたのは、やはりマッチで、
11話と最終回で松明に使われます。
○セルリアンとヒト
セルリアンはサンドスターに引き寄せられるので、
サンドスターを持たないヒトに近づくわけではない。
実はヒトの方が、対策のため、積極的にセルリアンに近付いて
いたことが最終回で判明する。
○ミライの話
アライさんとフェネックが聞いた
ボスの話、というのは、
ミライが録音・録画した内容なので、
私たち=ミライたち(ヒト)。
埋設されていたものは、四神。