日本では現在(2017年3月)未放映の「スーツ」シーズン6
各エピソードをアメリカのレビューブログを翻訳してまとめています。
→シーズン6は日本では2017年5月16日からWOWWOWで放送されます。
第16話がシーズン6の最終回となります。
タイトルは
“Character and Fitness”、
直訳は「性格と適正」ですが、邦訳タイトルは別のものに
なりそうな気がします。
「スーツ」シーズン6第16話(最終回)ネタバレあらすじseansonfinal“Character and Fitness”
マイクが弁護士になるためのヒアリングを前に、
審査員の一人であるウォルター・サンプソンが
休暇をとったため、
代わりにあの、アニタ・ギプスが審査に入ることになってしまいました。
アニタは前の日にわざわざハーヴィーに連絡してきて
合格するには審査は全員一致でなければならないから
自分がいる以上、マイクは絶対に弁護士にはなれない、
と言います。
ハーヴィーとマイクは、すぐに彼女が不正な方法でメンバーに
入り込んだのではないかと疑い、
ハーヴィーは彼女を追いだす方法はないかと考えます。
一方、マイクとレイチェルは、満場一致でなくても合格した
前例はないかと調べますが、そうした前例を見つけることは
できませんでした。
しかし、重罪犯が弁護士になった前例を見つけることが出き、
それはもしも、翌日の審査でアニタがマイクが刑務所に入った
ことを持ち出したら役に立つと思われました。
アニタはマイクが刑務所を早期朱書するためにした取引を
理由に彼の弁護士としての適性に疑問を投げかけましたが、
幸いないことにレイチェルが、30年前の例をもとに、
マイクの性格証人を呼ぶことの許可を得て、マイクを助けます。
ルイスはタラとの言い争いについてまだ動揺しています。
前の晩、ルイスがタラに「マイクのウソを利用して事務所の名前に入る
パートナーになった」と告白したことについて、
タラは考える時間が欲しいと言ったとき、
ルイスは彼女に向かって怒鳴り、
タラはルイスと一緒に暮らしていくべきかどうか疑問に思い出したためです。
ルイスは気分を変える必要がありましたが、ドナがそれを提供します。
ドナは「The Donna」の特許のことで問題を抱えていました。
他者の特許技術とやり方がよく似ていたためです。
そこでドナはルイスに、特許の保持者との交渉を手伝ってほしい、と言います。
そして、ルイスに「冷静さを失ってドナのビジネスに損害を与えないこと」
を約束させます。
ルイスは、なんらかの条件での取引をすることになるだろうと
予想して交渉の場に向かいましたがそうはなりませんでした。
特許の保持者は、もし彼らが特許を推し進めるなら、
9000万ドルの訴訟を起こすとドナを脅してきました。
しかし、ルイスは当然感じるであろう屈辱感とは裏はらに
冷静さを失いませんでした。
一方、ハーヴィーはアニタを審査から追い出すことで
障害に直面していました。
ハーヴィーもドナも、ウォルター・サンプソンの
代わりにアニタが入ったことについて、
なにも不正を見つけられなかったのです。
ドナはハーヴィーを励ましますが、それはあまり役には立ちませんでした。
その後ハーヴィーはウォルターに会いますが
彼はハーヴィーのはったりに動揺しませんでした。
マイクは、刑務所にいたときのカウンセラーだったジュリウスに
自分の性格証人を頼もうとしましたが、ジュリウスは断りました。
彼は、マイクはそのヒアリングを受けれるようになるために何か疑わしい
ことをしているのは明らかで、何も変わっていない、と思ったからです。
しかし、マイクはソフィアとオリバーのことを話し、
結局ジュリウスは翌日のヒアリングに出席することになります。
ハーヴィーはアニタを倒す方法を見つけることができず、
それはマイクは弁護士になれないだろう、ということを意味しました。
マイクはオリバーとの約束にしたがって
ネイサンに鉱山従業員の件について本当のことを話しました。
予想通りネイサンは激怒しましたがオリバーはマイクに味方しました。
彼は自分が裁判所で失敗したことがマイクにPSL事務所に戻るために
審査を受ける決意をさせたと知ったからです。
ネイサンは相談所に残りたい、というマイクに、
別の5万ドルの仕事をとってこいと言います。
ハーヴィーは、ヘイルメアリー(※)を投げることを決意します。
※アメリカンフットボールで、
ゲーム終盤で苦戦を強いられているチームが得点を狙って投げるロングパス
のこと。転じて、「最後の賭け」という意味。
彼は、アニタにリバティ鉄道の件をなにも条件を付けずに
提示し、それでマイクが変わったことを見せられると確信していました。
しかし、アニタは、何が、本当に彼女にマイクの利益になる
投票をさせることができたのかを明らかにしました。
マイクが、ハーヴィーはマイクが資格を持っていないと知っていた、
と告白することです。
それでハーヴィーは弁護士資格をはく奪されることになります。
ハーヴィーはそうしたらいい、と言いますが、
マイクとルイスが反対します。
ドナはスチュ、ベンジャミン、ルイスと会い、
ルイスは悪いニュースを知らせます。
彼らは「The Donna」の特許を摂ることができません。
ルイスが取り付けてきた条件は、
既存技術を持っている会社が、
「The Donna」を買い取るというものでした。
ドナにとってはお金の問題ではないのです。
ドナはハーヴィーに頼むことを決めますが、彼は
自分にできることは何もない、と言います。
ドナはお金が欲しいのではない、
もっと別のものが欲しい。今まで口に出して言わなかったけれど、
もうそうでない振りはできない、と言い、
泣きながら出ていきました。
翌日、審査のための最後のヒアリングで
アニタはマイクにある鋭い質問をし、マイクがそれに答えられずにいると
部屋の後ろの方から答える声がしました。
「はい。私はマイクがピアソン・スペクター・リット事務所にいたとき
彼が嘘をついていると知っていました」
それはジェシカでした。
ジェシカは、アニタが、かつて
処方薬を盗んだ医学生に同情して厳しい休憩をせず犯罪歴を封印したことを話します。
アニタは、だからといってマイクにまで自費を示すことはない、と言いますが、
ジェシカは「あなたが助けた医学生は、ERの医師となって多くの人を救っている。
あなたのしたことが世の中をよくしたのだ」とだけ言います。
マイクはそれ以上のことは自分にはできないと思い
結果を待つだけになりました。
全員が、ジェシカのオフィスに引っ込んで
電話を待っていました。
その間にジェシカはどうやってアニタ・ギプスが
審査のメンバーに入り込んだか知っていると言いました。
ジェシカが審査の時に話したことは事実と少し変えてあり、
本当は、
医学生は男子で、名前はジョゼフ・オニール。
ウォルター・サンプソンはその名付け親で、ギプスは、その貸しを利用して
審査委員になった、というのでした。
ハーヴィーはそれを彼女を審査から追い出すために使おうと
しますが、ジェシカは自分たちにできることは
すべてしたのだから、それはだめだと言いました。
するとクレイグがハーヴィーに電話をかけてきました。
マイクは弁護士になれる
というものでした。
それだけではなく、マイクはいくつかの条件で
ピアソン・スペクター・リット事務所に
戻ることになりました。
1.ハーヴィーはマイクに給与の二倍を前払いし、
それによってマイクは二年間ネイサン法律相談所に
資金を提供できる
2.マイクは必要な時はいつでも相談所の仕事ができる
3.ハーヴィーは経営者としてジェシカのオフィスに入り、
ハーヴィーのオフィスはマイクが使う
こうして、マイクについてはすべてうまくいったのですが、
ルイスはそうではありませんでした。
タラはルイスと別れることを決め、それをヴォイスメールで
連絡してきました。
タラの伝言を聞いたルイスはレイチェルの前で泣き崩れました。
アメリカでは、「スーツ」シーズン7が2017年中に放送予定で
あることが発表されていますので、
弁護士となったマイクの活躍、
ドナの新しいビジネスやドナとハーヴィーの関係など
シーズン7での新展開も楽しみです。
そして、欠点もあるけれど憎めないキャラである
ルイスになにかよいことがあるといいですね・・・
それから、スーツ本編のストーリーとは関係ないですが、
レイチェル役のメーガン・マークル(Meghan Markle)が、
英国のハリー王子と交際しているとのことで、
そちらの話の進展も気になります。
アメリカで、スーツシーズン7の放送が始まりました!