2013ドラマ

「ごちそうさん」第7週「たいした始末」39話ネタバレ感想

NHK「連ドラ」ごちそうさん39話
(2013年11月13日)のあらすじ、感想を
ネタバレで書きます。

NHK公式ガイドとノベライズ版の
「ごちそうさん」の内容も
書くことがあります。

「ごちそうさん」第7週「たいした始末」39話ネタバレ感想

和枝に渡された1ヶ月20円の食費で
やりくりすることになっため以子(杏)は、
源助に「ほおるもん爺さん」(近藤正臣)を紹介されます。

「こいつ東京から嫁に来て
始末に苦労しているから教えたって」と
源助はほおるもん爺さんに言います。

め以子は、ほおるもん爺さんが、
め以子が当時の女性にしてはとびぬけて背が高いことを
口に出さなかったことを意外に感じます。

ほおるもん爺さんの部屋は、

女物の、襦袢などが散乱する中に
古びた論語(漢文)が転がっていたり、
カタカナとローマ字の五十音表が張ってあったり
不思議な空間です。

爺さんといっしょに来た女(飲み屋の女らしい)に尋ねると、

彼は、学校に行けない子供達に読み書きそろばんを教えたり、
自分たち町の女の恋文の代筆をしたりしている、ということ。

でも素性は教えてくれへん、と言います。

ほおるもん爺さんが作っていたのは、鰻の頭を使った「半助」。

普通、半助は、鰻の頭と焼き豆腐、葱といっしょに煮て
半助豆腐にしますが、

爺さんはただでもらえる「おから」と、
土手で摘んだ野草を使っていました。

「匂いだけでおいしい~」

というめ以子に、「たいした食い道楽やなあ」という爺さん。

できあがった半助をめ以子は、
ほとんど全部食べてしまいます。

め以子が、自分の背の高さに驚かなかったのか、と聞いても、
「よう育ったなあ。この食べっぷりを見れば」
と笑っているのでした。

め以子が「西門め以子」と名乗ると、
ほおるもん爺さんは少し慌てますが、

「酉井捨蔵」と名乗ります。

め以子は、捨蔵を師匠、と呼ぶことにしました。

捨蔵は、
明るく、食べっぷりのよいめ以子を気に入ったようで、
「いつでも来てくださいよ」と言います。

め以子が帰ると、

捨蔵は源太の土産の牛の臓物の料理を始めます。

源太が、め以子は「だんなに365日朝昼晩おいしいものを喰わせるって約束したんやて」と言うと

捨蔵は目を細めています。

め以子は、市場で鯖の頭、キャベツの外葉などを調達して料理しますが、

和枝には「これみんなほるもんの寄せ集めやないですか。これからわてら残飯を食べるんでっか」と
言われてしまいます。

お静は、「絶対に和枝に認められることはないのだから、
手を抜かないと頭おかしなるで」と
め以子のことを少し、気にかけているようです。

め以子は、悠太郎が一度は思いついて「やっぱりそれはあかん」と言った方法を
無理矢理聞き出します。

それは、肥えを汲んで、市場に来る農家と野菜を交換して貰う
という方法でした。

め以子が野菜を手に入れ、ニオイを気にしながら帰宅すると、
家には、東京の母イクからの荷物が届いていました。

トマトの水煮やクッキーと同梱されていた手紙には、

宮本先生や桜子、民子が時々店に来ていて、
め以子の女学校時代の馬鹿な話を聞いていると、
ここにいるような気持ちになる。

でも、家のお米のヘリが少ないので、
お嫁に行ったんだな、と思うのだ、とありました。

そして、紙の末尾には、祝言はいつですか、と書かれていました。

め以子は、食べ物は源太たち市場の人に
分けてしまいます。

「お前も切ないなあ、金は貰えない、送ってもらったもんも使えないなんて」
と源太に言われ、

め以子は「認めて貰う日なんて、来るのかなあ」
弱音を吐きます。

め以子が、イクへの手紙になんと返事をしたらよいのか、
と迷っていると、
希子の担任の先生が家にやってきます。

希子は、め以子が作る三角おむすびが恥ずかしくて、
階段の下に隠れて食べていたのです。



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