2015年ドラマ

井上真央が演じる「吉田松陰の妹」とは?2015年NHK大河ドラマ

井上真央さんが、2015年のNHK大河ドラマで主演することになりました。
ヒロイン「吉田松陰の妹」だそうです。
現在のところ、正式発表ではないのですが、事務所も承諾し、内定はほぼ確実なようです。
井上真央さんは、連ドラ「おひさま」の主演でもあり、紅白の司会を務めるなど、NHKに好かれていますよね。

吉田松陰の妹とは、どんな人なんでしょう?
吉田松陰には3人の妹がいるのですが、井上真央さんが演じるヒロインは、
三女美和子であろう、とされています。後述しますが、二女の寿は早く亡くなっているからです。
吉田松蔭の弟子である長州藩士久坂玄瑞に嫁いだ、ということくらいしか、
書かれていない。その割には「新島八重」と同じく幕末の女傑とか入れていますが、
わかんないじゃんね。すごく、楚々とした、内助の功的な妻(山内一豊の妻、みたいな)かもしれません。

少し調べてみました。

といっても、調べてもあまりないんですけれど、
最初の名前は「文」というそうです。いつ、美和子に変わるのかは不明。
久坂玄瑞が自刃した後には、
楫取素彦の後妻となります。

久坂玄瑞は、激情型の志士として描かれることが多い印象がありますね。
高杉晋作を松下村塾に誘ったのが久坂です。
吉田松陰は当初、高杉晋作の前で久坂を褒めたりして晋作を奮起させたり、
2人をライバルとして競わせていました。
まだ井上真央意外のキャストはまったく不明のようですが、久坂や高杉晋作の配役が気になります。
結局、「八重の桜」では晋作でなかったもんなー

楫取素彦は、長州藩藩医・松島瑞蟠の次男として生まれます。
最初は松蔭の二番目の妹 寿 と結婚しますが、寿は早くになくなり、その後に、文(美和子)を後妻とします。
明治維新後は、
明治5年(1872年)に足柄県参事
明治7年(1874年)に熊谷県権令
明治9年(1876年)の熊谷県改変に伴って新設された群馬県令
1884年元老院議官に転任。
その後も高等法院陪席裁判官・貴族院議員・宮中顧問官等を歴任し、
また貞宮多喜子内親王の御養育主任を勤めたこともあり、
明治20年(1887年)男爵位を授けられます。
幕末の志士、というよりも、明治時代に官僚として活躍しています。
大正元年(1912年)8月14日84歳で亡くなっています。

明治維新に散った久坂の妻、
明治政府の高官の妻であり、男爵夫人である美和子。
どんな描かれ方をするのか楽しみでもあります。



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