2013年12月、麻布十番に成城石井ができて、その上に、成城石井直営のワインバーもオープンしました。
麻布十番はよく行くのですが他にも行きたい店がいっぱいあって、2014年が明けてからやっと土曜日のランチに行きました。
5月27日の「肉桂スペシャル ガイアの夜明け」
今こそ“都心”を攻めろ！?スーパー＆ストア驚きの新戦略
でこのお店が紹介されました。
土日祝は、ホリデーランチ（生ハム入りミニサラダ、おかわりできる自家製パン、パスタ、デザート、選べるドリンク）1280円または、
Bar A Vinランチ（生ハム入りミニサラダ、おかわりできる自家製パン、パスタ、メイン、デザート、選べるドリンク）1680円
の２種類です。
平日は1000円程度で、黒毛和牛ハンバーグランチや、サラダランチなど、もっとお手頃価格です。ただしデザートはつかず、別オーダーになります。
今日のパスタは、
52週パスタ（週替わりらしい。しかし、オープンから今まで複数の人の口コミ、ブログを見ても、今日私が行ったときも、全て「ボロネーゼ」なのだ 笑）
白アスパラガスと赤卵のカルボナーラ
からすみとルッコラ（200円料金プラス）
で、私はからすみを、夫はカルボナーラを選びました。
夫は、メインに黒毛和牛の赤ワイン煮を。
私はパスタのみにしました。
セットについてくるドリンクはコーヒーにし、
500円でハウスワインの赤を追加オーダー。
サラダの生ハムは、パルマ産、とうことですが「真空パックに入っていましたー」という感じのぺらん、つるん、としたもの。
成城石井で売っているアレでしょう。
夜のメニューでオーダーする生ハムは、ブロックからその場でカットするそうです。
サラダのドレッシングが甘い。
からすみはけっこうたっぷりでした。
カルボナーラも、ペペロンチーノベースも、隣のテーブルの人が食べていたボロネーゼも、全部同じ太さのスパゲティなのはなぜ？
夫がオーダーした牛肉の赤ワイン煮。
彼の好物なので、いろんな店で食べているのですが、
普通、ナイフも要らないほどホロッと柔らかいんです。これはけっこう固かったです。
ソースの味はわりとあっさり。
デザートは、マスカルポーネのジェラート、クレームブリュレ、チーズケーキの３種からのチョイスで、
私は写真のチーズケーキ、夫がジェラートでした。
これはすごくおいしかったです。サイズはミニデザートサイズです。
デザートにはまったく期待していなかったので、余計においしく感じたのかも。
コーヒーにタブレットチョコが添えられていたのもポイント。
食事は値段相応に無難においしかったです。
施設・サービス
・コートかけが華奢で、分厚いコートが何枚も掛かっていると、ひっくり返りそうに不安定。
・スタンド型の席、大テーブル（ここも高さはスタンドタイプ）、奥のやや低いソファーっぽい席、普通の高さのテーブル席、など複数のエリアがあるのですが、いずれもファニチャーの作りが軽いというか、
あまり落ち着いてゆっくり座っていられないような雰囲気なのです。
今回は普通の固さのテーブル席だったのですが、席間が狭いし、
全体的に、あまりゆっくりして欲しくない、回転率を上げたい、という方針なのかな？と思いました
・サービスは、オープンしたばかりということもあるのかもしれませんが、こなれていないですね。
店長らしい男性と、夜もいるという女性だけがしっかりしていて、その他のホールの女性はいかにもアルバイト、パートといった雰囲気。
夫はメインありのランチにしたのに、パスタ皿を下げる時に「コーヒーとデザートをお持ちします」と言ったり、
料理の皿が全部下がっているのに「パンをお持ちしますか」と言ったり、
チグハグなところが目立ちました。
この店の一番の利点は、ワイン・シャンパーニュが安いこと。
モエ・エ・シャンドンのボトル、6800円って、店で普通に売っている値段並です。
ポーションタイプのコーヒーフレッシュやガムシロは安っぽく見えるからやめたほうがいいと思うけれど。
麻布十番は、フレンチ、イタリアンの激戦区で、ランチは手頃な値段でスペシャリテを出している店も多い。
そんな中で、この店の位置づけとしては、
予約なしで（ランチは予約不可）、他店より２、３００円安いねだんでまあまあ気の利いたランチを楽しむか、
夜、ワイン飲み会（飲んじゃうと料理はまずくなければいい、って感じになりがちですから、高い店に行くのもったいないですもん）でリーズナブルに利用するか、かなあと思います。
