2016年6月12日放送「ザ!鉄腕!DASH!!」
チョウチンと呼ばれる高級魚を求め、三浦へ!
という予告ですが、
チョウチン、というと反射的にアンコウ、と思ってしまいますが、
そうではなく・・・
アコウダイのチョウチン行列
三浦半島あたりで釣れる高級魚の1つが
アコウダイ。
アコウダイは浮き袋が大きくて固いためので、
釣り上げて水深が浅くなり、
水圧が低くなると、
どんどん魚体が膨らんで浮かんでいます。
また、目玉が飛び出してくるので
メヌケ
とも呼ばれます。
道糸につけた8本の針全部にアコウダイがつくと、
提灯行列のように見えることから
チョウチンと呼ばれるのです。
アコウダイは600m付近に棲息するカサゴの仲間ですが、
産卵期は400m付近まで浮上してきます。
アコウとキジハタ
愛知、関西などでアコウ、というと
キジハタを差します。
キジハタは、普通、魚屋さん、スーパー、デパートなどに
出回ることはなく、
漁師さんと直接取引をしている料亭か、
自分で海釣りをする人でないと食べられないとか。
アコウダイの相場は?
高級魚と言われるアコウダイ、
季節や大きさによってキロ1万~2万円します。
【鮮魚】赤魚鯛〈アコウダイ〉別称:メヌケ、メヌキ1匹、2Kg〜3Kg前後
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キジハタも高級魚ですが
市場価格が高くなるのは、
30㎝超からで、
25cm以下のキジハタ(アコウ)が
地方の店で安価で売られていた、
という話もあります。
山口県では、
30㎝以下のキジハタを、漁業、遊漁(個人で楽しみのために釣る)を問わず、
禁漁とし、
悪質な場合、漁業法違反で摘発され「1年以下の懲役または最高50万円の罰金」
を課す、としています。
海釣りで狙って釣ることができるので、
数がどんどん減っている、という背景があるそうです。