NHK朝の連続テレビドラマ「花子とアン」
第1週「花子とよんでくりょう」第2話(4月1日放送)の
あらすじ、感想をまとめました。
はなの父、吉平(伊原剛志)は、
はなは、
甲府の小学校に通わせておくのはもったいない、
と、
東京の修和女学校にはなを入学させようと考えました。
東京まで出かけていった吉平は、
修和女学校の敷地に入っていくと、
外国人(カナダ人)女性教師に、
この学校にはいるにはどうしたらいいのか?
と尋ね、
英語で
「ここは男子禁制ですよ、出て行きなさい」
で言われるのですが、
お互いにまったく話は通じていないし、
その後、どうなったのでしょうか?
とにかく、
吉平は、
修和女学校がキリスト教の学校であること、
「給費生」になれば学費はいらないことを
把握し、
はなにキリスト教の洗礼を受けさせなければならない、
と考えます。
吉平は家に戻ると、
家族全員に、
阿母里(あぼり)の教会で洗礼を受けるように、
と言い、
家族を呆れさせます。
吉平は、はな1人を教会に連れて行き、
森牧師に、
はなを、東京の女学校に入れるために、
「この子に急いで洗礼を受けさせてください」
と頼みます。
「牧師」というからには、
阿母里の教会も、
プロテスタントなのですが、
宗派が違ってもいいんでしょうか?
修和女学校のモデルである、開校しました。
「赤毛のアン」には、
同じプロテスタントでも、
長老教会派、
メソジスト派に別れていて、
何かと対立する、というエピソードが出てきます。
もちろん、宗教戦争をしているわけではないので、
結婚したい相手の宗派がちがったら、
そちらの教会に行くようにすればいい、
みたいな感じなんですが。
(男性が、女性の母親の宗教に合わせる、
とアンの友達、ルビー・ギリスが言っています)
はなは、洗礼がなんなのか、など分かりません。
ただ、
教会の2階にたくさんある本に目を奪われます。
るぞ、と話します。
はなも「本が読める」ということに興味を持ちます。
吉平は、はなを東京の女学校に行かせたい、と
ふじに話します。
自分は小さい頃に奉公に出され、
ろくに字も読めず、
後から苦労して覚えた、
という経験から、
本好きのはなには良い教育を与えたい、
と考えているのです。
しかし、
ふじは他の子供達のこともあり、
賛成しません。
そして、
吉平が教会に通ったり、
はなを東京の学校に入れようとしていることは
あっという間に村のうわさになり、
朝市の母、リンは、
吉平が西洋かぶれで頭がおかしくなっている、と
ふじに言います。
そして、女の子は本を読んだり、学問をしたりしない方が良い、
とリンがいいますが、
「赤毛のアン」にも、
多少、そういったニュアンスの話があります。
はなが東京の女学校に行くという話は
子供達も知っていて、
はなはからかわれます。
いつも雑穀混じりの弁当しか食べられず、
ぽろぽろ、箸ではつかみにくいので、
行儀が悪く見えてしまう、という場面もありましたね。
そんなとき、
地主の徳丸が、生糸の値下がりを理由に、
小作料を上げると言いました。
ふじと周造は一家7人がどうやって冬を越すのか、と
悩みます。
しかし、吉平は
勝沼のワイン醸造所で、ぶどう酒を飲んで帰宅し、
目の前の生活のことで手一杯のふじと、
夢みたいなことばかり言っている吉平とは、
すれちがっています。
吉平は、はなに、
森牧師のゆるしをもらったから、
今日は教会の本をおもいっきり読めるぞ、と言いますが、
はなは、
自分は東京の女学校には行かない、
本にも興味はなくなった、
と言います。
はなは家の窮状を知り、
自分だけ東京の学校に行くわけにはいかないと
考えていたのです。
翌日、はなはふじに
小学校のお弁当も要らない、といいます。
そして昼休み、はなは外に外に出て、
空を見上げ、
白い雲が白いおまんまだ、と空想をしていました。