グルメ情報

年間1000丁の豆腐を食べる豆腐マイスターが紹介する豆腐「マツコの知らない世界」

2018年3月14日放送「マツコの知らない世界」は
豆腐とペルシャじゅうたんだったのですが、前半の豆腐についてのメモです。

豆腐マイスター、として活動している工藤詩織さんは
「豆腐を主食、豆腐を置かずに1日5兆ほどを食べる」そう。

そんな工藤さんが、マツコ・デラックスさんに紹介した、
主食としておいしい豆腐
5つについてまとめました。

もぎ豆腐店 ふわふわ

もぎ豆腐店(三之助)は、
関東では伊勢丹などのデパ地下によく出店している
有名ブランド豆腐です。

ふわふわは、
寄せ豆腐という種類で、
豆乳ににがりを入れて、かたまったところをそのまますくった豆腐。

醤油が添付されていますが、
工藤さんはまず醤油なしをおすすめ。

刺身などの和食に合うというレコメンドをします。

マツコさんは、
ごはんと変わらないか、という観点から言うなら「めちゃめちゃ違う」
「もう少し固い豆腐の方がいい」と反論。

そこで、工藤さんが
富山県「五箇山堅豆腐」豆腐を選びますが、

実際に食べてみると
「あなたが最初に言った方(ふわふわ)のほうが合う」
とのコメント。

※添付されている醤油は
「はつかり」です。

太子食品・北の大豆 箱入り娘

太子食品の豆腐は
近所のAEONでも扱っていて、「北の大豆」というブランドの商品もありますが、
「箱入り娘」は置いていないんですよね。

→と思ったら、渋谷東急東横店内の、成城石井にありました。

工藤さんによると、この豆腐は

パックの中に水を入れずに包装していて、買う段階でパックに入っている水は
豆腐から自然に出てきた水のみ、

また、パックに入れたあとの熱殺菌をしないのに、製造後10日持つ、という画期的な豆腐、

なのだそうです(一般的な豆腐はパックに入れてから加熱殺菌している)

辛い中華味と合う、ということで、
スタジオでは麻婆茄子と合わせていました。

マツコさんの感想は
「お豆腐の分量次第」
「もともと麻婆豆腐があるのだからそりゃ合うでしょう」

というもので、おいしいけれど、驚きはないかな、
という感じ。

さとの雪 こくとろ

こちらは充填タイプの絹ごし豆腐で、
製造元自体が洋食に合うことをアピールしており、
パッケージにも、「ポタージュ」「グラタン」といった調理例の写真が
プリントされています。

充填きぬごし豆腐とは、容器に直接豆腐を入れて固めたものです。
ザク豆腐など、最近話題になっている豆腐に、充填きぬごし豆腐が多いと思います。

洋食に合うお豆腐なので、
スタジオではハヤシライスのソースをかけて試食しました。

マツコさんの感想は
「ごはんの代わり、ということは抜きにして料理として成立している」

「そのまま食べてもデザートになる」

すごいとうふ(湧水の里)

豆腐は普通、大豆を絞った豆乳から作るので、
その絞りかすである「おから」が産業廃棄物として問題にもなっています。

「すごいとうふ」はおからの成分も入っている豆腐で
さらに豆腐をまわりにいれているので豆腐が豆乳を吸って
味がとても濃いのが特徴。

マツコさんの感想は
「あま!」「スプーンを入れた感じはチーズ」

甘い豆腐には、お醤油より塩が合うそう。

主食にはならなけれど
味的にはごはんのポジション、とい感想。

はらから蔵王すずしろ・はらからのもめん袋豆腐800g

工藤さんの人生を変えたという豆腐。

宮城県にある福祉施設「はらからの会」が製造、販売しているお豆腐。
工藤さんは某テレビ番組に5年推し続けて却下されており
今回、やっと、紹介できたのだそうです。

東京で「はらからの会」の、宮城から送られた豆乳を原料にして
よせ豆腐、絹ごし豆腐を作り、リヤカーで引き売りをする作業所がありますが、
こちらでは、「はらからのもめん豆腐」は作っていないみたいですね。

遠方からはネットショップでお取り寄せができます。

http://www.harakara.co.jp/shopdetail/000000000018/ct22/page1/order/

特徴は、
宮城県産の大豆「ミヤギシロメ」と、
塩田にがりを使っていることや、

大きな豆腐(800g)が、
パックに入っている部分と、パックからはみ出している部分に分かれ、
それぞれで食感が異なることなど。

マツコさんは、
はみ出た上部分は固いババロア、
パックに入っている下の部分ははんぺんのよう、とコメントしていました。

番外:マリリンのおっぱい

おすすめ豆腐に入っていなかったのですが、
途中で、「マリリンのおっぱい」という豆腐のパッケージが出てきて、

工藤さんは、ここの店主さんは、
「この番組(マツコの知らない世界)でいじってもらうのが夢だった」
とコメントしていました。

徳島県の、有限会社 村のおっさん桑原豆腐店が販売している
充填豆腐で、
店頭での取り扱いは、四国内のAEONなど。
 

感想

番組でも紹介されていましたが、

最近は、

ラーメン「一風堂」で、とんこつラーメンのスープに麺代わりに豆腐を入れたメニューや
牛丼「すき家」で、ご飯の代わりに豆腐をつかったメニュー、
などが人気だそうですが、

これは、「糖質制限ダイエット」の流れかなと思います。

工藤さんのように、積極的に
豆腐がごはんがわりになる、と考えている人はなかなかいなそう・・・

工藤さん自身は、
子供のころに、ごはんやパンが苦手で、
でもおかずの相手の手になるような食べものがほしくて、
それが豆腐だった、とのこと。

だから工藤さんにとっての「豆腐は主食」というのは
かなり本気のことなんですが、

工藤さんは、よくネットで「豆腐を進めているのに太っている」と中傷されているみたいですが、
ご本人は「豆腐は健康的な食べ物だけれど私は食べ過ぎなんです(笑)」とコメントしていました。

今でもほぼごはん的なものは食べていないみたいで、
糖質制限も、実はよくない、といった見解もあるので気になりましたが、
大豆、って実はそこそこ糖質を含んでいるし、
ハヤシライスのルーなど、別に糖質を控えているわけではないみたいなので、
たぶん、他のおかず類からそれなりの量の糖質は採れているのでしょうね。

多くの人は、マツコさんのコメントのように
豆腐と他のおかずの位置づけをどうするかで考えれば、
やっぱり豆腐がごはん的な位置(強い味の他のおかずになじむ)けれど、

だからといって、豆腐を食べていれば
ごはんなくていいや、とはなかなかならないと思うんです。

糖質を減らしたいからご飯代わりにする、とう動機がある人は別として。

でも各種お豆腐は本当においしそうでした。
手に入れる機会があったら全部試してみたいです!



関連コンテンツ


スポンサードリンク