2017年11月1日「あのニュース得する人損する人」
最新ラクやせ食事制限なし?5キロ
の中で、タレントの井上咲楽さんが「玉ねぎヨーグルト」に挑戦し、
4キロ体重が減っていました。
その理由(とされること)や、
玉ねぎヨーグルトの作り方、食べ方などについて
メモしておきます。
CONTENTS
玉ねぎヨーグルトとは?
玉ねぎヨーグルトは、
スライスした生の玉ねぎをヨーグルトと混ぜたものです。
(詳しい作り方は後で書きます)
今年の7月に玉ねぎヨーグルトについての本が発売されてから
雑誌でも健康法、ダイエット法としてよく紹介されています。
著者はフードスタイリストの井上裕美子さん。
(乳酸キャベツの人かと思ったら
あちらは井澤由美子さんでした)
玉ねぎヨーグルトに腸内環境を改善する効果がある、
といった効果の監修は、
東京農工大学の木村郁夫準教授です。
むくみ腸と肥満の関係とは?
井上咲楽さんは挑戦時の体重が46.5㎏(身長151㎝)。
けっして、肥満という体重ではないと思いますが、
おなかまわりは71.2cmでした。
井上さんは慢性的な便秘で、
食物繊維が多いイモ類を食べても改善しないそうで、
検査をすると
大腸がむくんでいる「むくみ腸」になっていました。
番組では、
むくみ腸では食べたものが吸収されにくく、
皮下脂肪や内臓脂肪としてたまりやすくなる、
という説明がされていましたが、
「食べものが吸収されにくい」
「皮下脂肪や内臓脂肪がたまりやすい」
の間に、なにか1つ2つ飛ばしていることがある気がします・・・
エネルギーとして代謝されにくい、といった意味でないかとは
思うのですが。
むくみ腸は、腸の動きが悪くなるので慢性的な便秘になる、
というのは分かりますので、
少なくともむくみ腸が改善されれば便秘は良くなりそうです。
玉ねぎヨーグルトがむくみ腸解消によい理由
玉ねぎヨーグルトが、
むくみ腸解消によいとされるのは、
ヨーグルトに含まれると乳酸菌と、
玉ねぎに含まれるイヌリンを一緒に摂るため。
イヌリンは、水溶性食物の一種で
菊芋、チコリ、タマネギ、ゴボウなどに
比較的多く含まれています。
乳酸菌は腸内の(よい)細菌を活性化させ、
腸内細菌がイヌリンをもとに、
短鎖脂肪酸を作り出します。
短鎖脂肪酸には
腸の働きを活性化させる
代謝をアップする
脂肪の吸収を押さえる
食欲を抑える
などの作用があり、これが便秘解消、肥満解消に
つながるのだとか。
玉ねぎヨーグルトの作り方
【材料】
- 玉ねぎ 1/2個(100g)
- ヨーグルト(無糖) 200g
- 塩 小さじ1/2
【作り方】
1.玉ねぎを薄くスライスして
30分おきます。
※イヌリンは水溶性食物食物繊維なので
水にさらすと減ってしまいます。
玉ねぎを切って、酸素に触れさせてしばらく置くと
辛味が減ります。
2.玉ねぎ、ヨーグルト、塩を混ぜます。
すぐに食べられますが、冷蔵庫で一晩くらい置いた方が
しんなりして食べやすくなります。
保存は冷蔵庫で2、3日。
玉ねぎヨーグルトを食べる量の目安
井上咲楽さんは、
1日50g以上食べていました。
そのままサラダとして食べたり、
肉・魚にソースしてかけたりと
食べ方は自由。
菊芋の方がいいのでは?
玉ねぎヨーグルトの効果は
ヨーグルトの乳酸菌と
玉ねぎに含まれるイヌリンとの効果で、
腸内で短鎖脂肪酸が増えること、
なのですが、
玉ねぎよりもイヌリンの含有量が多い野菜が
菊芋です。
菊芋は実は「イモ」ではなく、
キク科ヒマワリ属のキクイモの太くなった根です。
皮を剥いて薄くスライスすれば
生食できるので、
玉ねぎヨーグルト同じように
菊芋ヨーグルトも作れます。
ただ、まだまだ一般的ではなく、玉ねぎのようにどこの
スーパーでも買えるという野菜ではありません。
パウダー状にしたものも販売されています。
まとめ
井上さんの体重4㎏減は、
便秘が改善されて、体内にたまっていた余分な
水分も排出されたからで
皮下脂肪や内臓脂肪がそれほど減ったわけではないのかも?
という気もしますが、
玉ねぎヨーグルトは
普通にサラダや付け合わせとしてもおいしいので、
便秘がちでおなかポッコリが気になる人は試してみる価値は
あるかもしれません。