2016年8月23日放送「世界の日本人妻は見た！」で
元宝塚トップの和央ようかさんのNY生活を取り上げていました。
その中で、和央ようかさんが、美容やダイエットのために
タイガーナッツ
を食べている、という紹介がありました。
CONTENTS
タイガーナッツとは？
タイガーナッツは、ナッツという名前がついていますが、
木の実や種ではなく、
北アフリカ原産のカヤツリグサという植物の地下茎です。
4000年前のエジプトの石棺からもタイガーナッツが
発見されており、
600年ほど前にヨーロッパに伝わりました。
スペインでは、
タイガーナッツ（チュファ）を
すりつぶした絞汁を濾し、蜂蜜で甘みを付けた
オルチャータ・デ・チュファ（horchata de ohufa)
は一般的な飲み物です。
和央ようかさんがタイガーナッツを愛食
和央ようかさんは、1988年宝塚歌劇団に入団し
宙組トップとして活躍後、2006年に退団しました。
その後は、アメリカ・NYに渡り舞台で活動し続け、
2015年に結婚した作曲家の夫、
フランク・ワイルドホーンさんと暮らしています。
和央ようかさんが普段、おやつとして食べているのが
スーパーフード「タイガーナッツ」です。
最近は日本でもスーパーフードして話題になっています。
お気に入りの食べ方は、
一晩水に浸けておいたタイガーナッツ（50g）を水（200cc）と
一緒にミキサーにかけて、繊維をこして
ナッツミルクのようにして飲むことだそうです。
スタジオではパウダー状のタイガーナッツを
他の食べ物にトッピングする食べ方も紹介していました。
タイガーナッツミルクの作り方
【材料】
- 1人分
- タイガーナッツ 50g
- 水 200ml
【作り方】
１．タイガーナッツを一晩水に浸して、
柔らかくしておきます。
２．１のタイガーナッツを
浸していた水と一緒にミキサーにかけます。
３． ボールにガーゼやリードキッチンペーパーをかけて
ミキサーにかけたタイガーナッツをその上にあけます。
４．３をできるだけぎゅーっと絞ります。
絞ったタイガーナッツミルクに
好みではちみつで甘みをつけて飲みます。
残ったタイガーナッツの搾りかすは
食物繊維がたっぷりなので、
クッキーやマフィンなどに混ぜ込んで使いましょう。
タイガーナッツの栄養分は？
タイガーナッツはくるみの5倍、アーモンドの2.5倍のビタミンEが
含まれており、食物繊維はアーモンドの3倍以上あります。
1日に25gのアーモンドを食べると
ビタミンEによるアンチエイジング効果が期待できる
と言われていますが、
タイガーナッツなら、
1日に10g程度食べればアーモンドと同じ量の
ビタミンEを摂ることができます。
タイガーナッツのダイエット効果とは？
タイガーナッツには食物繊維が豊富なので、
食事の前に食べると
満腹感が得られやすくなり、
また、糖の吸収を抑えて、
血糖値の上昇を防ぐことができます。
血糖値が上がると、血液中の糖を細胞にとり入れる
インスリンというホルモンが分泌されます。
インスリンには脂肪をためる、という作用もあるので
血糖値が急激に上がりインスリンが大量に分泌されると
太りやすくなります。
食物繊維によって
血糖値の上昇を抑えると、インスリンの過剰分泌も抑えられ
ダイエットしやすくなるのです。
タイガーナッツには糖質が多い？
タイガーナッツはじゃがいもと同じような地下茎ですから、
植物の成長にとって必要な栄養素である
糖分を蓄えています。
ですが、タイガーナッツに含まれている糖分は、
難消化性でんぷん（レジスタントスターチ）です。
レジスタントスターチは小腸で消化吸収されず
直接大腸まで運ばれていき、食物繊維のように腸内環境を整えて
便秘を改善する効果があります。
美容・ダイエット効果をアップするための食べ方
和央ようかさんは、タイガーナッツミルクが好き、
ということでしたが、
美容やダイエット効果をアップするには、
繊維質も一緒に食べたほうがいいんです。
血糖値上昇を防ぐには、
食前に8個くらいのタイガーナッツを食べるのが
お勧めです。
スタジオで紹介したように
粉にしたタイガーナッツをサラダや
汁物に振りかけて食べるのがかんたんです。
タイガーナッツの美容効果と食べ方とは？元宝塚トップ和央ようかさん愛用 まとめ
和央ようかさんの他、
日本では、道端ジェシカさんや
前田敦子さんもタイガーナッツをとり入れているそうです。
タイガーナッツは
アーモンドやクルミなど、美容効果が高いといわれるナッツ
よりもビタミンEと食物繊維が豊富で、
美容、ダイエット効果が期待できます。
ただ、日本では100g800円程度、と価格が高めで、
オルチャータにすると1回で50g使ってしまうので、
毎日取り入れるにはやはり粉にした
1日10g程度ずつ食べる方が続けやすいでしょう。
