NYの弁護士事務所を舞台に、
敏腕弁護士ハーヴィーと彼の部下である天才青年マイクの活躍を描くドラマ「スーツ」。
マイクが経歴詐称していたことが検察の捜査対象となり、
この数話、緊迫した展開が続いています。
この記事を書いている時点で、第13話は日本での未放映でした。
内容は、アメリカで放映された時のブログなどのレビューからまとめています。
第13話のオリジナルタイトル、God’s Green Earthは、
この地球上のどこであれ、
といった意味になります。
日本語放送の邦題は「広がる波紋」
ドラマのどこに注目するかによるのでしょうが、
ずいぶん違いますね・・・
「スーツ」シーズン5第13話 episode13″God’s Green Earth” ネタバレあらすじ
判事は、マイクとハーヴィーの、アニタ・ギブスの証拠開示請求を認めました。
一方彼女は彼女は、二週間後を公判期日とする、というアニタの要求にも同意しました。
マイクとハーヴィーにはあまり時間がなく、
さらに悪いことにアニタの横にいるのデイヴィッドは
マイクのかつてのLSAT(法学大学院進学適性試験)の依頼人でした。
マイクはデイヴィッドが自分に気が付かないように祈りますが・・・
アニタはレイチェルに目をつけ、彼女をオフレコの会合に呼び出します。
アニタに会えば抜き差しならない事態になると知っていながらレイチェルは呼び出しに応じました。
アニタがレイチェルに示した選択肢は2つ。
2週間後に公判が始まったら、彼女は証言をしなければならないが
選択肢の一つはマイクを裏切るか、弁護するかのどちらかの内容になるだろう。
だが、後者を選ぶとレイチェルは弁護士にはなれない、
そこで、今、ハーヴィーとジェシカを売れば、
アニタがマイクをコロンビア大学の方かに入学させる、
そうすれば、二人とも弁護士のキャリアを得ることができる・・・
しかしレイチェルはマイクがコロンビア大学に入っても
問題の解決にならない、と考えます。
この取引を承知したら、マイクが今までは弁護士ではなかったことを
認めることになり、これまでの顧客が民事訴訟を起こすでしょう。
レイチェルはそう思いながら、コロンビア大学の法科学長に会いに行きました。
ところが、会見は予想通りには進みませんでした。
学部長はレイチェルに、マイクが彼女の代わりに法科適性試験を受けたことで責め、
申し立てが棄却されない限り、彼女は退学になるといいました。
アニタと学部長は昔の同僚で
明らかにレイチェルに汚い取引に応じさせるために彼女が手を回したのでした。
アニタがレイチェルに手を出したため、
マイクも行動に出ました。
ハーヴィーの意向には反しますが、
マイクはギプスに対抗するため、別の弁護士に助けを求めようとし、
ハーヴィーの元恋人であるスコッティに会います。
しかし彼女はマイクの頼みを拒絶し
「ハーヴィーのために」というマイクの説得も
効果がありませんでした。
一方、ジェシカ、ジャック、ルイスは
この件が事務所に与えた影響について対処していました。
まず、ライバル弁護士が、マイクのことだと分かるような
論説記事を出したことです。
ハーヴィーはギプスとのやりとりで彼女が”God’s Green Earth”という
言い回しを使ったことから、論説を書いたのは彼女だと知ります。
アニタ・ギプスはピアソン・スペクター事務所に報復しようとしているのです。
記事が示したように弱くはない、ということを敵対者に示すため、
ジェシカはジャックに他の事務所からの引き抜きをさせようとします。
この計画は見事に失敗しました。
というのは、給与だけでは今このときにピアソン・スペクター事務所に来ることを
どの事務所の弁護士も納得しなかったからです。
また、ルイスは今年の研修希望者の中で
ハーバード大学の学生が3名しかいないことに怒っていました。
ジェシカはルイスに、シーラと話すように命じますが、
シーラは本当に希望者は3人なのだと明かします。
そこでルイスはハーバードだけではなく、トップ20の大学の学生を
募集することにしますが、効果はありませんでした。
13話でジェシカとルイスは、彼らの事務所の力や名声が失われていることに
直面します。
そしてハーヴィーはマイクのことに集中しているため、
ジェシカは、ハーヴィーが事務所名に入っているパートナーとしての
責任を果たしていない
と考えます。