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未来食堂ってどこにあるの?値段やシステムは?

最近テレビ番組でも取り上げられることが多くなってきた、
定食屋・未来食堂

どんなところが普通の定食屋(飲食店)と違っているのか、まとめました。

リケジョの女将、小林せかいさんとは?

未来食堂を紹介するときに、必ず言及されるポイントが
代表の女性、小林せかいさんのことです。

小林さんは、東京工業大学理学部数学科を卒業し、
日本IBMとクックパッドで合計6年間エンジニアとして働いた後、起業しました。

未来食堂の場所

未来食堂の場所は、都営新宿線・東京メトロ半蔵門線の「神保町駅」から徒歩3分程度、
共立女子大一橋キャンパスの近くです。

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自分が好きなものをカスタマイズできる=あつらえシステム

未来食堂のメニューは、日替わりで1種類の定食のみ。
ですが、プラス400円で、材料2つまでを指定して好きなものを作ってもらえる「あつらえ」という制度があります。

1人1人に向けて違うものを作るのは効率が悪いのでは?という疑問がありますが、
小林さんは、その日店内にある材料と調味料しか使わないので、
お店のメニューを増やしていろいろなメニューを作るよりもラク、と言います。

誰でも50分働ければタダで食べられる=まかないとただめし

未来食堂では、50分店の仕事を手伝うと一食タダで食べられる「まかない」というサービス制度があります。

「まかない」を利用できるのは、
一度でも未来食堂を利用したことがある人=会計時にもらえる”100円引き券”を持っていること

です。

手伝う仕事の内容は決まっており、
ランチタイムのお客のオーダー取り、閉店後の店の掃除などで、
調理そのもの、はしなくてよいようです。

50分間で900円の定食を食べられるので、時給換算すると1000円くらいですが
これを「安い」と書いていた記事があったけれど、安いの?

まあ、最近はコンビニなどもかなりの人手不足で時給上がっていますが、
普通じゃないかと思うんですけれど。

でも未来食堂ではお手伝いしてくれた人が500円食べ放題になる、
「まかないさんありがとうの日」まで設けているそうです。

また、「まかない」の権利を、他の人に譲ることも可能で、
店の前に張り出されている「ただめし」チケットとして張り出します。

「ただめし」は、一人で来店した人しか使うことはできませんが、本当にタダで食べることができます。
自分が食べられたら、他の人のためにお手伝いして、「ただめし」を貼りだす、という
ペイフォワードにしてもいいですよね。

飲み物持ち込み自由→さしいれ

未来食堂は飲み物の持ち込み自由です。
そして、半分を残してお店において置く「さしいれ」にして、
他の人に飲んでもらうことができます。

(「おとしもの」と書いている情報がありましたが、公式サイトでは「さしいれ」となっていました)

ワイン飲みたいけれど1本は飲みきれないなあ、というようなときにいいかも。

エンジニアらしい効率化の工夫

未来食堂では、普通は2回転すればよい、といわれているランチタイムの回転が4回になっているそうです。

その背景には、

12席あるカウンターに6つのおひつを用意してお客さんに自分でごはんをよそってもらう
→ごはんを一人分ずつ茶碗によそう手間を省く

普通客席×2倍用意す茶碗を約5倍の55個用意
→ピーク時に洗いものにかかる手間を省く

といった、効率化があります。

未来食堂ってどこにあるの?値段やシステムは? まとめ

私がこうしてブログ記事にしたのは、5月7日放送「Crossroad」で取り上げられることをきっかけにしているのですが、
小林さんが、メディアの取材で「切り取られること」」について、書いているのでそちらもご覧ください。

メディアに『切り取られる』ということ(小さな定食屋に多くのメディアが押し寄せたことに思うこと)
http://miraishokudo.hatenablog.com/entry/2015/11/23/232209

やっぱり、テレビや雑誌、情報サイトで見せられることは1面的でしかないし、
取材者や編集者の意図も入るので、これはいちど行かないといけないなあ、と思いました。



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