2016年5月2日放送「直撃!コロシアム!!ズバッと!TV」
ダイエットの勝ち組負け組50人!
で、料理研究家の柳澤英子さんが
1年で、73キロから47キロと-26キロの減量に成功した作り置きダイエットが紹介されました。
柳澤英子さんの作り置きダイエット
やせるおかず 作りおき: 著者50代、1年で26キロ減、リバウンドなし! (小学館実用シリーズ LADY BIRD)著書のタイトルにあるように、柳澤英子さんが1年間で
26kgのダイエットに成功したのは50代です。
30代を過ぎると、基礎代謝が下がるので痩せにくくなりますし、
特に女性は更年期以降、女性ホルモンのバランスが変わることでも
痩せにくくなります。
その年代で26kg減、はすごいですね。
また、一緒に暮らしている旦那様もダイエットに成功したそうです。
柳澤英子さんの食事によるダイエットのポイントは
2.酵素を取って代謝を助けること
3.水溶性と非水溶性、二種類の食物繊維を摂ること
です。
これらの条件を満たす食事を毎日つくるのは大変ですが、
「作り置きダイエット」では、12種類のおかずを1時間で作れる、という時短テクがあるので、
料理時間の短縮にもなり、忙しい人でも続けやすい、というメリットがあります。
糖質を控える
糖質を控えることは、カロリーを控えること以上に最近ではダイエットの常識になっていますね。
糖質を摂ると血糖値が急激に上昇し、インスリンが分泌されますが、
インスリンには血糖値を下げる作用のほか、脂肪を蓄えるという作用もあります。
糖質を控えて、血糖値が急に上がらないようにすることで、ダイエットに成功しやすくなります。
また糖質の摂りすぎは、体内で最終糖化産物(AGE)を作りだし、老化にもつながりますので、
糖質を控えることはアンチエイジングにもなります。
糖質を控えるにはごはんの量を控えめにするだけではなく、
例えば、餃子の皮を油揚げに替えるなどおかずに含まれる糖質を押させる工夫をします。
酵素を摂って代謝を助ける
酵素とは、タンパク質の一種で、
人間の体内で作られる酵素と食物に含まれる酵素とがあります。
体内酵素は消化と代謝を促し、食物酵素は食物を分解する働きがあり、
食物から酵素を取ると消化が早まり、代謝を助けることになります。
酵素を多く含む食べ物は、納豆やヨーグルトなどの発酵食品、大根、キャベツなどです。
魚を食べるときには大根おろし、
揚げ物を食べるときには千切りキャベツを添えるのは理にかなっているんですね。
二種類の食物繊維を取る
食物繊維には、水溶性と非水溶性の二種類があります。
非水溶性食物繊維は便のかさを増し、老廃物を排出させる効果がありますが、
すでに便秘の人が多く食べるとかえって便秘が悪化することがあるので注意が必要です。
ダイエットには、老廃物を排出する非水溶性食物繊維と、
腸内細菌のえさとなり糖質や脂質の吸収を抑える水溶性食物繊維の
2つの食物繊維をバランス良くとることが大事です。
太らない外食テクニックとは?
作り置きおかずで時短調理をすることで、
毎日の食事をラクにダイエット向きにできますが、
それでも外食をする機会はありますよね。
柳澤英子さんおすすめの外食テクは、
野菜サラダや野菜のおかず→糖質控えめなたんぱく質メインのおかず
の順序で食べ、
大根おろし、生姜、わさびなど、酵素を多く含む薬味をできるだけたくさん食べることです。
炭水化物を食べるときには食事の最後にします。
しかもカロリーが高そうなチャーハンは、
お米が油でコーティングされているので、糖質の吸収がゆっくりになり、
食べ過ぎなければダイエットに良いそうです。