2016年5月1日放送「この差って何ですか?」で紹介される、
生姜と牛乳で作るプリンは
中国の広東地方、香港、マカオなどで食べられている、薑汁撞奶(キョンジャッゾンナーイ )のことで、
広東省仏山市の順徳料理のお店が発祥だそうです。
これまでにも
「伊藤家の食卓」ミルクプリンの裏技
「はなまるマーケット」ジンジャーミルクプリン
「世界一受けたい授業」あまりがちな食材が大変身!驚きマジッククッキング 生姜牛乳プリン
として紹介されました。
「雙皮奶」、おいしいですよ(^ω^) pic.twitter.com/NPdENyrBzK
— SHAN@Holiday girls (@HGSHANZI) 2016年1月20日
基本のレシピ
生姜牛乳プリンは、牛乳や水牛乳に含まれるタンパク質を、生姜の絞り汁に含まれる酵素で固める、というもの。
失敗が少ない、として紹介されているレシピがこちらです。
【材料】
- 生姜汁 大さじ1杯強(搾りたてのもの)
- 牛乳 成分無調整の乳脂肪分4.5%以上のもの150㏄
- 生クリーム 大さじ1.5
- 砂糖 好みの量
【作り方】
1.生姜を目の細かいおろし金でおろし、搾り汁大さじ1強を器に入れます。
2.牛乳を沸騰させないように70℃くらいに温め、1の容器に勢いよく注ぎます。
混ぜずにそのまま15分ほどおくと固まりはじめますので、
粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて2時間ほど冷やします。
「この差ってなんですか?」のレシピ
【材料】
- ショウガ汁 小さじ2
- 牛乳 大さじ6(90cc)
- 練乳 少々
- しょうが汁 小さじ2
- 牛乳 180ml
- 練乳 大さじ3
【作り方】
1.プリン容器に、おろし金でおろして絞ったショウガ汁を入れておきます。
2.鍋に牛乳と練乳を入れて、70℃になるまで弱火で温めます。
3.温めた牛乳と練乳をプリン容器に勢いよく流し込みますが、このとき絶対にかき混ぜないのがコツです。
4.冷蔵庫で2時間冷やします。
世界一受けたい授業のレシピ
【材料】
【作り方】
1.生姜を皮ごとすりおろし、キッチンペーパーで包んで絞ります。絞ったしょうが汁を小さじ2杯分を器に入れておきます。
2.牛乳と練乳を鍋に入れて、よく混ぜながら温め、70℃になったら火を止め、1の器に勢いよく注ぎます。
絶対に混ぜないで粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて、1時間ほど冷やします。
生姜牛乳プリン失敗しないコツとは?
何度もテレビで紹介されており、ゼラチン、寒天、でんぷん質ではなく、
生姜の酵素で固める、
という理科っぽいところが魅力的なのか、トライする人も多い生姜牛乳プリンですが、
固まらない!
という失敗が多いのです。
そこで、失敗しないためのコツをまとめました。
1.生姜は必ず、皮付きのままおろしたてを使う
生姜牛乳プリンは、生姜の酵素で固めるものです。酵素は皮の部分に多く含まれていますから、皮付きのままおろします。
またチューブの生姜では固まりませんので、生のおろしたてを使います。
「この差ってなんですか?」では、特に「黄生姜」を使うとよい、とされていました。
日本で主に栽培されている生姜は「大生姜」という種類のものですが、
中国で主流なのが黄生姜。
日本でも、高知県産生三州生姜など、黄生姜が栽培されている地域があります。
ただ、「黄生姜」を指定して買うのは、例えば東京のスーパーなどでは難しいと思います。
普通の生姜を皮ごとおろし、多めに使う、などすると失敗しずらいです。
2.牛乳は成分無調整のものを使う
低脂肪乳や加工乳ではなく、成分無調整牛乳を使います。
生クリームや練乳を入れるのは、「濃く」するためです。
3.温度計を使う
酵素はたんぱく質ですので、温度が高すぎると壊れてしまいます。
また低すぎても固まりません。
レシピによっては「沸騰させないように温める」とだけ書いてあるものもありますが、
温度計を使って70℃になったらすぐに火を止めます。
4.温めた牛乳を生姜を入れた器に勢いよくそそぎ、絶対に混ぜない!
生姜と牛乳で作れるプリン失敗しない方法とは? まとめ
「この差って何ですか?」では、
面倒くさい準備は一切なし!の大変身スイーツ3連発
として紹介されるので、さらに失敗のない方法があるのかも?
と思ったのですが、番組放送前からご紹介していた方法と比べて、特に画期的な内容ではなかったような・・・
あえて言うなら、「黄生姜」と使うとより固まりやすい、
と言われたことでしょうか。
ということで、生姜牛乳プリンは作り方の工程は簡単なのですが、
わりと失敗も多いスイーツです^^;;
でも、もし固まらなくても生姜ミルク、としておいしく飲めますので。