2016年4月27日放送「ソレダメ!~あなたの常識は非常識!?」で、
渋滞学の権威、西成活裕東大教授が、
道路の渋滞を回避する方法を応用した、「家事の渋滞を解消する方法」を解説。
忙しいワーママは必見ですね。
西成活裕(にしなりかつひろ)教授や渋滞額についてはこちらの記事をどうぞ。https://husakogane.info/wp/?p=5007
CONTENTS
家事の効率アップのポイントは?
家事を効率アップするポイントは、
一定のペースで作業すること
短い時間で作業を分けて行うこと
たとえば、おりがみでツルを5羽折る場合も、
1羽ずつ折り上げていくよりも、
工程を3段階に分けて、まとめて作業する方が5羽が早く完成します。
家事の車線変更を減らす
ワーママの朝は忙しいですよね。
子どもたちの登園・登校の準備、朝食の準備、自分の出勤の用意・・・
こうした雑多ことを限られた時間で片づけなければならないときほど、
「家事の車線変更を減らす」
同じ場所、同じやり方で片づけられるものを1つずつ片づけていった方が、
動線も短くなり、効率的です。
また心理的ハードルが低く、やりやすいものから初めて徐々に加速をつけることもコツです。
家事の車間距離を開ける
西成教授は、車の渋滞を回避するには、
渋滞の影響で前の車がブレーキをかけても自分はbレーキをかけないで済む、
車間距離40m・時速70mで走る
ことが重要と提唱しています。
家事の場合も7割の力で行うようにゆとりを持たせることが大切。
朝の家事であれば、その時間に掃除も洗濯も朝食の支度もしようとせず、
洗濯は夜、など仕事を詰め込みすぎないようにします。
きっちり詰め込みすぎていると、突発的なスケジュールがはいったときに吸収することができず、
家事が渋滞することになってしまいます。
洗濯の時短テクニック
洗濯をする段階から、ハンガーでつるして干す衣類と、洗濯ばさみで止めて干す衣類に仕分けして選択すると、
干す作業を一定のペースで行うことができるのでテンポが良くなり、作業時間が短くなります。
乾燥器を使う場合は、厚手のもの、薄手のものに分けて洗濯→乾燥に進むと、乾燥機のコストも節約されます。
畳むときにも最初に衣類の種類を分けて、
同じ種類のものをまとめて一定のリズムで作業をするのが早く終わらせるコツです。
キッチンの時短テクニック
餃子を包む場合、
- 皮をバットなどに広げる
- 皮に餡を乗せる
- 皮で餡を包む
というように、三段階程度に分けて、それぞれを一気に行った方が、
テンポが良くなり作業効率が良くなります。
また、洗い物では食器を同じ形のものに仕分けしてから洗うと効率が良くなります。
ワーキングマザー必見・東大教授が教える家事の渋滞の解消法とは?「ソレダメ!」 まとめ
家事の渋滞を防ぐには、
できるだけ、流れを途切れさせないように組み立て、同じペースでできる作業をまとめて行うこと、
そして車間距離を開けるのと同じように7割の力で行うこと
がポイントです。
参考にしてみてくださいね。