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551蓬莱の豚まんは新幹線で禁止なの?東京に店がない理由とは?

2016年4月12日放送「中居正広のミになる図書館」で
俳優の菅田将暉さんの大好物、として紹介された、551蓬莱の豚まん。
最近では東京でもかなりの知名度があり、大阪に行ったときには必ず買う人も多いようですが、

おみやげとして持ち帰るのはともかく、
新幹線の中で食べるのは「ニオイが迷惑」という声も・・・?

551蓬莱の豚まんは新幹線内禁止?!

番組では551蓬莱の広報・八田実紀さんが
蓬莱の豚まんについての秘密をいろいろ公開されており、

その中には、

551の豚まんを新幹線に持ち込むと、においについての苦情が来るので
昔、においを封じ込めるようなパッケージ開発を考案したこともある

というエピソードが語られましたが、
結局そのようなパッケージは作られてはいないですよね。

おみやげとしてパッケージされているものを車内に持ち込んでも
多少のニオイはしますので、もしかしたら、気分が悪くなった人などはツライかもしれません。

が、ときどき、ネット掲示板などで見かけるのが

「551蓬莱の豚まんを新幹線内で食べるのはマナー違反ではないか?」

という指摘。
「豚まんテロ」とも言われていますね。

結論からいうと、蓬莱の豚まんを持ち込んではいけない、食べてはいけない、
という、JRの乗車規定はありません。

JRによると、「他のお客様から指摘があった場合は、ご協力いただくことがあるかもしれません」
とのコメントがあったそうです。

におい、ということで言うなら、崎陽軒のシュウマイ弁当も結構なにおいがしますが、
あれは駅弁の定番ですよね。

551蓬莱豚まん

ちなみに、551蓬莱の豚まんの原材料名に「にんにく」の文字はありません。
香辛料と書かれているものに、もしかしたらにんにくも含まれているのかも
しれませんが。

【551蓬莱原材料名】

小麦粉、豚肉、玉ねぎ、砂糖、でん粉、しょうゆ、食塩、イースト、香辛料、調味料(アミノ酸)、膨張剤(原材料の一部に大豆を含む)

蓬莱本館(もともと551蓬莱と蓬莱本館は同じ中華料理店から分社した会社)の原材料名には、香辛料すらないので、にんにくは不使用、と考えてよさそうです。

【蓬莱本館原材料名】

皮(小麦粉、砂糖、ラード、イースト、植物油脂、食塩)、具(たまねぎ、豚肉、豚脂、しょうゆ(大豆、小麦含む)、砂糖、しいたけ、食塩、ごま油、こしょう)、増粘剤(加工でん粉・増粘多糖類)、ベーキングパウダー、調味料(アミノ酸等)、pH調整剤、グリシン、乳化剤

「マツコ有吉の怒り新党」では、マツコデラックスさんは、

「でも私、あんまり言えないのがさ・・・大阪行くと必ず551蓬莱を新幹線の中で食べるの。あれ相当におってるでしょ?現にちょっと遠くの人から(睨まれたり)みたいなことはされてるのよ」

「でも551蓬莱は良くない?じゃあ何のために新大阪の駅であんな暖かいのを売ってるの?結構私ギョーザとかもいっちゃうもの」

「551蓬莱を新幹線内で食べるのはあり!」なコメントをしていました。

551蓬莱が東京進出できないわけは?

551蓬莱が東京に売っていたら、
新大阪から東京までの新幹線内で、何が何でも食べよう、とは思わないかもしれませんよね。
だから東京に551があればいいのでは?とも思うのですが。

広報・八田さんが説明した、「東京進出できないわけ」はおいしさへのこだわりです。

551蓬莱は、工場から150分以内の場所にしか販売店がありません。

工場で具と皮を作って各店に出荷し、各店で皮で具を包むところを実演で見せてから蒸しあげるのですが、
イースト菌で発酵させている皮は、150分以上発酵させるとおいしくならないのだそうです。

この話は「ジョブチューン」でも出ましたが、店の遠さによって

近くの店は発酵時間が短く「スグ」、遠くの店は発酵時間がかかる「オサエ」、中距離は「フツウ」の3種類の生地を使用。
発酵時間はこねる水の温度でコントロールするそうです。

それを死守するなら、東京進出には東京に工場も作らないとダメなわけですね。

新大阪駅や伊丹空港の551ではではチルドタイプのものを売っていますが、
チルドなら遠方でも売れるのでは?という気はしますが、
東京で売る、となるとたくさん作らなければならないので、「身の丈で」ということなのかな。



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