「女性自身」2016年4月5日発売(2016年4月19日号)に掲載された、
PTA役員にならない究極技6選
をご紹介します。
記事の冒頭では民間議員でもあるタレントの菊池桃子さんが、
「任意にもかかわらず、すべての者が参加するような雰囲気作りがなされていると。なかなか働くお母さんたちにとっては、PTA活動っていうものが難しい」
と発言し、共感を集めている、という話題がありました。
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菊池桃子さん自身が、記事にあるような方法を使ってPTA役員になるのを回避していた、ということではないのですが、
タイトルの書き方がいかにもそんな感じですよね。。。
私の周りでも、PTA役員を決めるときの大変さや、ポイント制度があって低学年のうちにこなしてしまわないと中学受験がある6年生に自分が役員なんかになったら大変、というような、ネガティブは話しか聞こえてきません。
PTA会長選出のについての、このツイートはあまりにもインパクトがあってずっと覚えています。
もうね、みんな輪になって座ってるので、真ん中の空間に魔方陣描いて、会長を錬成するかーゆって笑ってました。誰ができるの、こんなフルタイムより忙しい役。
— まついなつき (@matsunatsu) 2012年2月10日
まついなつきさんは、結局自分が役員になって、こんな本も出していますね。
CONTENTS
PTA役員にならない究極技1「とにかく息をひそめている」
保護者会の時には四角になる座り位置を探して、とにかく息をひそめている。
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ポイント制度がある場合、学年が上がるにつれて対象者が狭まっていくのでこの手はだんだん難しくなっていきますね。
PTA役員にならない究極技2「面倒なママと思われる」
PTA役員はたいてい二人一組などで行うので、
見た目、ど派手な服メイクで
「PTAなんて要らないわよ」と公言するなど、「あんな面倒そうな人と組みたくない」と思われるようにする。
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けっこう、勇気がいりますよね・・
PTA役員にならない究極技3「教員になる」
いまや、仕事をしている、はPTA役員を断る理由にならないそうですが、
さすがに「学校教員」は、教師としてもPTAにかかわっているので、ということで「じゃあ仕方ないですね」という雰囲気になることが多いそうです。といっても、今から教員になる、というは無理ですが・・・
教員である、という以外の言い訳は、「親の介護がある」「転勤するかもしれない」などが有効だそうですが、転勤、はずっと言い続けていると「転勤サギ」など言われることも当然あります。
PTA役員にならない究極技4「夫に参加させる」
夫に参加させる。これはイチかバチかのかけです。ほとんどがママ参加の中、男性に押し付けるのは悪いから、と回避できるか、「教育熱心なパパ」と思われて役員に選ばれてしまうか。
いざとなったら後者になっても良いように、だんなさんとはよく話し合っておきましょう。
PTA役員にならない究極技5「PTA活動に積極的な人と仲良くなる」
中には積極的にPTA活動をしたい、という人もいますよね。
むしろそういう人と仲良くなって、親の介護が・・・下の子の面倒が・・・としょっちゅう、愚痴を言っていると「大変ね」と思われてなんとなく外される雰囲気になる、という意見も。
ただし、PTA活動はしなくて済む代わりに、その人との付き合いにはそれなりに時間を取られます。
PTA役員にならない究極技6「保護者会には一切参加しない」
そもそも、PTA活動は任意なのだからはなっから保護者会には一切出席しない。
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これが本当の究極技かもしれません。
みんな、子どもが損をするのではないか?(かなりひどい言い方ですが子供を人質に取られているようなもの)と思うから、「行っておいた方がいいのかな?」と思ってしまうわけですよね。
究極技をまとめると・・・
これまで女性自身で紹介されたPTA役員にならないための究極技をご紹介しましたが、
どれも、ある意味で「厚かましくなる」「PTA役員にならないことを最優先事項として、それ以外にこうむるマイナス点は無視する」ということですよね。
そこまで思いきれれば子どもが義務教育を終わるまで乗り切れるかもしれません。
友達から聞いた話ですが、これが一番したたかだあな、と思ったのは、いつまでもグズグズ決まらないでいる雰囲気を作って、気の短い人が「じゃあ、私がやります!」と言い出すのを狙っている、一見おとなしい人たち。
経験者の75%は「やってよかった」
菊池桃子さんと一緒にタイトルに名前が出ていて、まるでPTA役員を避けていたような印象になってしまった、タレントの千秋さんですが、実はPTA役員をやっています。そして「経験してよかった」とコメントしているそうです。
記事中で紹介されたアンケート結果でも、実際に体験した人の75%は、やってよかった、と言っているとか。
PTA委員にならない究極ワザ6選「女性自身」菊池桃子さん、千秋さんも? まとめ
タイトルを読むと、PTA役員を何とか回避しよう、という趣旨の記事なのかと思いましたが、
最後には、やった人の75%が「やってよかった」と思っている、
というまとめ方でした。
いや、やっぱり冒頭の菊池桃子さんのコメントのように、
任意加入なのに強制入会みたいなことになっているのが問題だと思いますけれど。
経験するとよいこともあるとはいってもやっぱり適正というものがありますから、絶対に苦手な人にも押し付けられるのも、
やったら損みたいに思われるのもおかしいなと思います。