3月10日の「あのニュースで得する人損する人」で放送された、
インスタントラーメンを生麺のようにモチモチ食感にする裏技を紹介します。
この方法、2014年にNHKの「ためしてガッテン!」でも紹介されました。
CONTENTS
重曹を入れて茹でる
インスタントラーメンを茹でるときに、お湯に重曹を入れると、
生の中華麺のような食感になります。
- 茹でるお湯の量 500ml
- スープ用のお湯は別に沸かす
- 重曹 2g
お湯が沸騰したら重曹を入れて溶かし、インスタントラーメンの麺を入れて製品の袋に書いてある通りの時間茹でます。
お湯を切って、別に沸かしておいたお湯にスープと薬味を入れて
ラーメン丼に、麺、スープを入れて出来上がりです。
重曹を入れるとどうしてモチモチになるの?
中華麺には「かんすい」が入っていることが多いのですが
このかんすいの成分は炭酸ナトリウムです。
中華麺がモチモチしているのは、かんすいの効果によるもの。
しかし油で揚げたインスタント麺は、
揚げたときに麺が変色するのを防ぐためにかんすいの量を減らしていることと、
揚げて水分を飛ばす際にかんすいが失われ、麺に小さな穴が開いているため
コシや香りが失われています。
重曹=炭酸水素ナトリウムを水に溶くと炭酸ナトリウムになるので、
茹でるお湯に重曹を入れることで、麺にかんすいが補われた状態になり、
モチモチの食感に仕上がるのです。
ラーメン以外の麺にも有効
ラーメン以外に、うどんやパスタの乾麺を重曹入りのお湯でゆでても、
ラーメンと同じようにモチモチにすることができます。
重曹で麺をゆでるときの注意点
重曹を入れたお湯がふきこぼれやすいので、大きめの鍋を使い、火加減に気を付けてください。
アルミニウムの行平鍋などは、重曹を入れたお湯を沸かすと黒く変色しますので
他の素材の鍋を使いましょう。
インスタントラーメンを生麺のようにモチモチ食感にする裏技とは? まとめ
茹でるお湯に重曹を入れるだけ、という簡単な方法で、
モッチモチの食感の麺になります。
きしめんのような薄くて平らな乾麺を重曹入りのお湯でゆでると、
刀削麺
みたいにもなりますよ。試してみてください。