岐阜県にある、株株式会社DAQが作る、
16万円もする高級スマホケースが、セレクトショップなどの人気商品になっています。
iphone6本体よりも高いケースが売れている、ということにまず驚きますが、
使われている素材や、
その素材から削り出して作られ、継ぎ目がない、などのこだわりの作りなどを知れば
その価格にも納得?
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SQUAIRとは?
2016年2月19日放送の「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」で
ロケット部品をつくる町工場が手掛ける最高級スマホケースの実力とは!?
という内容で、SQUAREシリーズの中のThe Slitが紹介されます。
そのお値段、162,000円。
こちらはSQARE公式の紹介動画です。
SQAREは、岐阜県岐阜市の株式会社DAQが制作している
ジュラルミンを素材とした、iPhoneケースのブランドですが、その特徴は
1.超々ジュラルミンを日本の職人の技術によって切削している。
「超々ジュラルミンA7075」は、ジュラルミンの中でも高度が高い合金で、
宮崎駿の映画「風立ちぬ」の主人公として描かれた堀越二郎が、
零戦の主翼の素材として選んでいます。
5軸の3D切削機を使い、1/100mmの誤差も出さない、という精密さで削り出されているのが、
SQAREのiphoneケースなんです。
2.ねじを必要としない
金属製のスマホケースやバンパーは、ねじ(スクリュー)で止めるものが一般的ですが、
SQAREでは、ねじを使わずに止められる、
ITOIGAWAラッチ、The Edge、battoなどの
独自の技術で、
簡単着脱ができるようになっています。
特に最上位モデルのThe Slitで採用されたbattoは
2つに分かれたパーツをカチッとはめるだけの装着、
はずすときには、側面のジョイントを押しながら引く、という方法で、
battoは、日本刀の「抜刀(ばっとう)」から摂って名前なのだそうです。
金属ケース仕様による電波劣化は?
金属製のスマホケースは、シリコン製のものと比べて電波劣化がある、と言われていますが、
SQAREは構造設計を工夫し、日常的な使用方法では支障がないよう、iphoneに装着した状態での
電波テストを行っています。
それでも、少しの電波劣化も気になる、という人には向かない商品だと思われます。
(このことは公式サイトにも記載があります)
SQAREはどこで買えるの?
ブランド公式のネットショップから注文できます。
The Slitは予約商品なので、
注文後発送まで1ヶ月程度かかる場合があるそうです。
テレビで紹介されると、さらに注文数が増えることが予想されますね。
また、Amazonに、
Apple製品のケースやカバーなどのオリジナルブランド「SQUAIR」「AndMesh」「KINTA」「IRUAL」を企画・製造・販売する
STOR.(エストア)のショップがありますが、
こちらでは現在 The Slitの取り扱いはありませんでした。
SQUAIR The Slitを買うには?岐阜県発超々ジュラルミン製16万円のiphoneケース まとめ
SQUAIRのいろいろな商品を見て、
17,000円のバンパーはまあ、そういうものを使うのもありかな、と思いました。
個人的には本体価格を上回るケースをつける
という気持ちにはならないんですが、
公式動画を見ると「万人に受け入れられることを求めない」といったコメントがあり、
本当に、このコンセプトや技術を受け入れてくれるお客さんをペルソナとして
企画したんだな、と思います。
もし、テレビ放送前に、この記事を読んだ方で
購入希望だったら、放送前に注文された方がいいかもしれませんね。