2月2日放送「世界の日本人妻は見た!」で、
ノルウェーの国立バレエ団プリンパル(主役を踊るトップダンサー)である、
日本人のバレエダンサー、西野麻衣子さんが紹介されました。
西野さんが、出産後、「白鳥の湖」の主役、オデット・オディールの2役に挑戦する様子は、
映画「Maikoふたたびの白鳥」でも取り上げられています。
西野麻衣子さんとは?
現在、ノルウェー国立バレエ団でプリンシパルとして踊っている西野麻衣子さんは、
6歳でバレエ教室に通いはじめました。
14歳の時にヨーロッパのバレエ団の公演を見た麻衣子さんは、
英国ロイヤル・バレエ・スクールに留学したいと考えます。
お母さんは麻衣子さんが中学卒業後にバレエ留学することを認めました。
お父さんは、本当は高校を卒業してから、と思っていた、ということですが、
お父さん、
高卒=18歳は、もう「留学」ではなく、カンパニーに入るオーディションを受けないと、って年齢ですよ。
ローザンヌ国際バレエコンクールのスカラシップ、などではなく、
自費留学したため、ロイヤルバレエスクールの留学費用は1年間500万円。
それが3年間で巣から1500万円かかります。
ご両親は車を売ったり、貯金を切り崩して麻衣子さんを留学させました。
麻衣子さんは、留学先でいじめにあったそうですが、
その時には厳しいことをいった、というお母さんは、麻衣子さんがつらい気持ちを書き送ってきたFAXをすべてとってありました
18歳で学校を卒業すると、麻衣子さんは、ヨーロッパのバレエカンパニーのオーディションを受け、
19歳でノルウェー国立バレエ団に入団しました。
コールドバレエで2年間、その後、プリンシパルの代役を務めてからは
自分にも役が付くようになりましたが、
大きな役のプレッシャーに襲われるようになりました。
そんなときに知り合ったのが、
オペラハウスの音響で働いていたニコライさんです。
2人はツアー中に急速に親しくなり、麻衣子さんが24歳の時に結婚。
出産から復帰
麻衣子さんは25歳でプリンシパルになり、
7年後、32歳のときに妊娠しました。
この妊娠は予期しないものでしたが、
2013年10月に長男を出産すると、
すぐにトレーニングを開始しました。
そして出産から半年後にプリンシパルとして舞台に立ちました。
復帰先は、「白鳥の湖」で、オデットとオディールの2役です。
映画では、この復帰の挑戦を描くのですが
今回の番組でもうかなりの部分を出してしまったような・・・
もちろん、ドキュメンタリー映画と、バラエティ番組とでは、
視点が違うとは思いますが。