12月21日放送の「バイキング」「ひるたつ」のコーナーで
ついやりがちな病気になる習慣の特集をしていました。
その中で、「明かりつけて寝ると太る」という気になるものが。
寝るときに、真っ暗にする派、豆電球くらいの明かりやスタンドの小さいあかりをつける派、
があると思いますが、実は、小さな明かりでもつけたままで寝ることを習慣にしていると
太る、というデータがあるのだそうです。
照明をつけて寝ると太る?!
奈良県立医科大学、オックスフォード大学の研究によると、
少しでも電気をつけて寝ている人は、真っ暗にして寝ている人よりも肥満リスクが
1.9倍!
にもなるというのですから、びっくりです!
照明、とは、煌々と明るくする、ということではなく、
豆電球程度の明かりでも、太りやすくなる、というので、怖いですね。
明かりをつけて寝ると太りやすくなる理由とは?
照明をつけたまま寝ると太りやすくなる理由は、
寝ている間に、目から光が入ると、
レプチンというホルモンの分泌が減ってしまうため。
レプチンは、脳の視床下部に働きかけて「満腹」サインを送り、食べ過ぎを防ぎます。
また、交感神経にも働きかけ、肝臓や筋肉などに脂肪の蓄積を抑制してエネルギー消費を亢進させる、
という作用もあります。
つまり、レプチンには食べる量を抑制して、消費する量を増やす、全体として
体に余分な脂肪が蓄積されるのを防ぐ働きがあるのです。
スタンフォード大学の研究によると、5時間眠る人は8時間眠る人に比べて、
レプチンの量が15.5%も少なく、
逆に、食欲を増進するホルモン、グレリンの量が14.9%も多い、とされています。
睡眠時間だけではなく、「明かりが目に入る」という刺激によっても
レプチンの量は減ってしまうんですね。
どうしても真っ暗では眠れない、という人は
レプチンの分泌に関係するのは、「目から入る光」です。
どうしても部屋を真っ暗にすると眠れない、という人や
小さな子供と一緒に寝ている、
ペットがいる、など安全上の理由で部屋を真っ暗にできない人は、
アイマスクをする、という方法もあります。
ですが、真っ暗がダメな人ってアイマスクで真っ暗になるのもダメかもしれませんね。
また、アイマスクだと寝ている間に外れてしまうこともあります。
その場合は、足元に小さなフットライトをつけると、直接目に光が入りにくいので
レプチンの分泌には影響しにくいそうです。
電気をつけて寝ると太る?!「バイキング」 まとめ
番組では、「本当に、明かりをつけて寝ると太りやすいのか?」を検証するために、
街頭で、標準体型に見える人、ふっくら体型に見える人それぞれ50人に、
真っ暗にして寝るか、明かりをつけたまま寝るか、というアンケートを行っていました。
50人程度のことですが、それでも、太っている人は明かりをつけたまま寝る、という傾向がはっきりでていましたね・・・
個人的にも、痩せる努力をしていないわけではないのに、かなり標準からオーバーしている、という友達と
一緒に旅行したら、
明かりをつけたまま(しかもベッドサイドの明かり)寝たがるので、真っ暗派の私としては困った、
という経験があるんです。(今度からアイマスクを持参します)
真っ暗で寝る、というのも慣れだと思うので、ウエイトオーバーが気になる人はぜひ!真っ暗で寝てみてください。
ダイエットの効果が出るかもしれませんよ。