バラエティ

腰痛に聞く「パンスト運動」とは?「駆け込みドクター運命を変える健康診断」

7月5日放送「駆け込みドクター運命を変える健康診断」関節のコリと痛み解消SP
で紹介される、「パンスト運動」とは?

家庭でできる腰痛回避の「パンスト運動」とは!?

パンスト運動、というからには

女性が使う、パンスト(パンティストッキング)を使うわけですが、

これが腰痛を予防するのにとても効果的なのだそうです。

パンスト運動を考案したのは、
戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝先生です。

ひざ痛について「ホンマでっか?!テレビ」などに出演している
戸田先生ですが、

腰痛解消法についても
家庭でできる方法を考案されています。

それがパンストを使って、腹圧を上げる呼吸法です。

腹圧、というのは
腹腔内圧といって、内臓や神経、血管が入っている
腹膜、という袋を支えている圧力です。

腹圧は、腹筋と横隔膜の収縮によって生じます。

この腹圧は、姿勢を支える支柱にもなっています。

人間の上半身を支える力の
7割が脊椎(と脊椎を支える脊柱起立筋などの筋肉)と
3割が腹圧なのですが、

腹圧が弱いと、その分が脊椎側に負担になります。
それが、腰痛の原因のひとつになるんです。

戸田先生が薦める「パンスト呼吸法」は

スポンジを入れたストッキングをお腹に巻いて
腹式呼吸をし、腹圧を高める感覚をつかみ、
実際に腹圧を高めることが出来るエクササイズです。

パンスト呼吸法のやり方

1.ストッキングの片足にスポンジを入れます。スポンジの両側をむすんで動かないようにするとよいです。

2.立って背筋を伸ばして余計な力を抜きます。
背中がそらないように注意。

3.スポンジがへその下にくるようにストッキングを腰に巻きます。
ゆるゆるではなく、きつすぎないように巻いてください。

4.お腹の力だけでスポンジを押すことを意識して腹式呼吸します。
鼻で息を吸いながら、お腹をふくらませ、口で息を吐きながらお腹を引っ込めます。

つまり、腹式呼吸なんですけれど、

ウエストに、弾性のあるパンストが巻かれていることと
スポンジ、というい目印があるので、
より意識しやすくなる効果を狙ったものです。

パンスト呼吸法については、
この本に詳しく書かれています。

腰痛は「ヤンキー座り」で治る (腰痛の98%は手術なしで治せる!)
ヤンキー座り握りこぶしストレッチとは?

この本のタイトルにある「ヤンキー座り」で腰痛を治す方法は、

すでに、カチカチに凝ってしまっている脊柱起立筋を伸ばす方法です。

やり方は、ヤンキー座りして、
両手を握りこぶしにして、
腰の辺りの背骨の両側を伸ばすようにさすります。

ただ・・・

アキレス腱が固くてヤンキー座りができない方っていますよね・・・

そういう方は、まず、

ふくらはぎのばし

をしましょう。

ふくらはぎのばしは、戸田先生が提唱している方法ではないんですが、
脚の裏側を伸ばすのに最適のストレッチ法です。

やり方は、
電話帳などの厚みのあるものを床に置き、

足先をその上に乗せて、かかとを床に下ろして
できるだけまっすぐ立ちます。

電話帳では無理な人は、
雑誌を数冊重ねるなどして、厚みを調整します。

この状態で1分間立っている

それだけでOKです。

アキレス腱からハムストリングスまでが伸び、
前屈もやりやすくなります。



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