NYの弁護士事務所を舞台にしたドラマ「スーツ」
2015年6月25日からアメリカでシーズン5が始まりました。
アメリカで放映された分のレビューからまとめています。
第1話の原題は“Denial”。
否定、拒否、という意味です。
※「スーツ」シーズン5はWOWWOWで2016年5月10日から放送開始、第1話の日本語タイトルは「拒絶」です。
「スーツ」シーズン5第1話 Premier“Denial” ネタバレあらすじ
10年間、一緒に仕事をしてきたハーヴィーとドナ。
しかし、ハーヴィーがドナに、愛していると言った時、
ドナはこのままでいることはできない、と考えました。
そして、もしハーヴィーのほうが変える気がないから、自分がそうしなければ、と考え、
辞表を手にしていました。
(ドナは事務所を辞めるわけではないのですがハーヴィーの個人的な秘書なので、
ハーヴィーに対する辞表、という意味らしいです)
ドナは決まりに従って2週間後の退職を願い出たのですが、(アメリカでは2ウィークスルールなんですかね?
日本では慣習的に3ヵ月ですが)、
ハーヴィーはすぐにやめるようにいいました、
結局は彼女が辞める、と思いながら2週間すごすことに耐えられなかったからです。
ドナはすぐにルイスのところに行きました
ルイスは長年、ドナに自分のところに来てほしがっていましたが、
いつも断られてきました。
そしてドナがハーヴィーの元を去るなんてことはありそうになかったのです。
レイチェルはドナがいなくなった穴を埋めるために学校を数日休むことにします。
マイクは、レイチェルがそんな犠牲を払うことには反対でしたが、
レイチェルは、少しでもハーヴィーのストレスをやわらげたい、と言います。
そこでマイクも自分の仕事でハーヴィーをサポートしようとします。
クライアントのスラッタリー運送が倒産の宣告を余儀なくされている状況で、
ハーヴィーはそれを回避するだけではなく、もう一度利益がでるような状態にすることが
ミッションだと考えます。
そのためにマイクとレイチェルを含めた自分のチームにはいつも以上にしっかりやってほしい、と
思っていたのですが、
レイチェルは倒産を避けるためにとても重要なリストに、ある債権者をいれるのを忘れてしまいます。
そのために、ハーヴィーの、債権者の連携を崩すという計画は裏目に出てしまいます。
レイチェルはミスしただけではなく、
12億ドルの損害を出したことになってしまいました。
しかし、それはもともとレイチェルはそうした秘書的な仕事には向いていないのだから、
彼女に少しゆとりを上げてほしい、とマイクは言います。
そのことでハーヴィーがマイクと争いそうになると、
マイクは、書類関係の仕事に起きている、本質的な問題を指摘します。
なぜ、新しい秘書を雇わないのか?
ハーヴィーはドナがすぐにもどってくると思っていたのですが、
マイクとレイチェルのほうがよく知っていたのです。
彼らはドナがどんなに深刻な状態か知っていて、
ハーヴィーの友達として、ドナのことはもうあきらめるべきだ、と思っていました。
ハーヴィーは精神科医のカウンセリングを受けてから仕事に戻り、
クライアントの問題を解消し、
マイクとレイチェルが婚約したと報告したときに本当はするべきだったことをしました。
ブルックリン・ネッツの試合のチケットをプレゼントしたのです。
それは最前列でジェイ・Zとビヨンセの隣でした。
一方、ドナは、ルイスの信頼を得ていきました
ルイスはマイクとの間に起きたことを恐れていましたが、
ドナはいつも自分がついている、といってルイスを安心させます。
シーズン5では登場人物が一新される、という話を聞いていたのですが
少なくとも第1話ではレギュラーは変わっていないですよね。