2015年2月20日放送「爆報!THEフライデー」
あのグループの確執 今夜解決SP
アイドルグループ「ずうとるび」、醜い派閥争いの結末は?
として、
本メンバーだった、山田隆夫さんと江藤博利さんの確執の行方が取り上げられます。
「解決スペシャル」というからには、
番組中で若いする、ってことですよね。
「ずうとるび」の派閥争いとは?
長寿落語番組「大喜利」の
座布団運び役、山田隆夫さんは
「笑点」のコーナー「ちびっ子大喜利」にて、
座布団10枚を獲得し、賞品として、
アイドルグループ「ずうとるび」を結成しました。
当時、山田さんは14歳でした。
ずうとるびは人気絶頂期には
レギュラー番組10本を持っており、
プロマイドの売上は7ヶ月連続1位だったそうです。
今の「嵐」みたいな感じでしょうか。
しかし、内部の実情は
メンバー内で方向性の違いから、派閥争いになっていました。
その事情については 2013年7月28日放送「行列のできる法律相談所」で
山田くん大嫌いな人登場でスタジオが超緊迫
として取り上げられました。
ずうとるびの当初メンバーは
山田隆夫、江藤博利、新井康弘、今村良樹、池田善彦でしたが、
特に山田さんと江藤さんが対立していたそうです。
リーダーの山田はクレイジーキャッツのような
お笑い系のコミックバンドを目指し
一方で、
江藤さんはフィンガー5のように歌と踊りで売るアイドルグループを目指していました。
ずうとるびは、1975年に紅白歌合戦に初出場を果たしますが、
そのときの歌は、大ヒットした「みかん色の恋」という予想に反して、
山田さんのソロ曲「♪初恋の絵日記」を歌い、
他のメンバーはコーラスでした。
晴れ舞台で一人目立つ山田に対し、
江藤さんはじめ、他のメンバーが反感を強めました。
そして山田さんが「ペチャパイブギ」という歌を作ると
2人の関係は最悪の状態になります。
メンバーの一人だった今村さんの証言では、
江藤さんが、「ペチャパイブギなんてやれるか」と江藤さんが発言し、
メンバーの不仲を心配した事務所が
4人の話し合いの機会を作りました。
そこで江藤さんは、
山田さんが曲を作ったり詞を書くことリーダー辞任を求めました。
すると山田さんは、あっさりとグループから脱退すると宣言しました。
1977年、表向きの理由は
吉川圭子さんとの結婚を機に、ということで山田さんはずうとるびを脱退しました。
その後、グループは1982年に解散しました。
脱退した山田さんと、他のメンバーと話す機会は
長い間なかったそうですが、
2012年6月、山田隆夫の芸能生活45周年記念パーティーに
江藤さんが駆けつけたことで
2人は久しぶりに再会しました。
ところが、山田さんのパーティにもかかわらず、
江藤さんが喋り倒したために空気が険悪になったそうです。
ですが、
2013年の暮れ、
元メンバーの池田善彦さんが経営しているバーで
江藤さん主催で、ずうとるびのファンを招いて
忘年会を開催した際、
江藤さんは山田さんに電話して、
山田隆夫さんが、
その場にいた江藤さんのファンに、
クリスマスプレゼントとして
その次の「笑点」の番組収録に招待したそうですから、
多少は、不仲は解消されていたのでは?
でも、今日まだ取り上げるということは
わだかまりが残っているのでしょうか。