バラエティ

予約1年待ちのステーキナイフとは?価格は?「行列のできる法律相談所」

11月16日放送「行列のできる法律相談所」
「世界に誇るメイドインジャパンが大集合!
世界で人気です!」

で、福井県の「龍泉刃物」のステーキナイフ
紹介されます。

予約1年待ちのステーキナイフとは?

2013年10月8日放送の「ガイアの夜明け」でも
紹介された、
龍泉刃物のステーキナイフ。

「ガイアの夜明け」では、

世界最高峰の料理コンクール「ボキューズ・ドール2013」に
出場した、

軽井沢のホテル、ブレイストンコートの
総料理長、浜田統之さんが、
試食用に持ちこんだナイフ、

として龍泉刃物のナイフが紹介されました。

浜田統之さんこの大会で、日本人として初めて
銅メダル(3位)を獲得したのですが、

料理自体の他、試食用ナイフも絶賛され、
多くの審査員がナイフを持ち帰ってしまったそうです。

えええ・・・・

このナイフ、一般販売価格が
1本 19,800円(税込
なんですよ。

大会では、浜田統之さん個人の負担だったのでしょうか?
龍泉刃物が提供したのでしょうか・・・

それにしても持ち帰ってしまうって、
フランス人っていったい・・・

ナイフの名称は当初
2013 ボキューズドール TEAM JAPAN ステーキナイフ
としていましたが、

現在、製品名称としては、
ステーキナイフ アシンメトリーSK01

となっています。

小さな町工場で、
1本1本職人による手作りで、
生産量が少ないところに持ってきて、

いろいろなメディアで紹介されたため、
生産が追いつかず、

予約販売となっています。

現在、2015年までの受注分を生産中で、
これ以上、注文を受けるとお客様をお待たせしすぎる、
という理由で、

予約自体を受け付けていません。

なぜそんなに絶賛なの?

このステーキナイフどこがそんなにスゴイのか、というと
とにかく切れ味が良い。

ステーキナイフって、
ぎこぎこ切るイメージがあるじゃないですか。

私も「ガイア」放送を見ましたが、

分厚い肉がすーっと切れるんです。

これは、徹底的に金属を叩くことで強度が高まり、
肉の繊維をつぶさずに切れるほどの切れ味に
なっているためなんです。

しかし、

テーブルナイフのやっかいな点は、
「切れれば切れるほどいい」という
わけではない、ということです。

龍泉刃物に注文をした浜田統之さんが、
試作品に対して指摘したのは、

テーブルナイフでお客様が怪我をするようなことが
あってはならない、

ということです。

たしかに、
お客様がナイフをぺろっとなめるような
こともあるでしょうし、

そうでなくても、ちょっと指が触れたときに
切れては大変です。

ですから、お皿の上のステーキを
「切るぞ」という意識で上から力を掛けて、
刃を動かしたときには切れて、

ちょっと触れて引いたくらいでは切れない、
という絶妙なバランスが要求されます。

そしてデザインも、
流線型というのか、とても美しく、
刃を叩いてできた模様も独特です。

次回の予約受付予定は?

2015年3月頃を予定しているそうです。

尚、公平を期すため、
電話、メール、FAXでの注文は一切受け付けず、
オンラインショップのみの限定販売となるそうです。

また、おそらく1家庭当たりの販売本数も
限定されると思います。

切れ味が鈍ったりしないの?

私が気になったのは
刃のメンテナンスです。

ダマスカス鋼を普通の砥石で家庭で研ぐのは
ほぼ無理なので。

その点、知り合いで、刃物に詳しい人に
聞いてみたのですが、
普通に家庭でステーキ切っている分には
一生研がなくて大丈夫、

ということでした。

今回の放送で取り上げられると
また問い合わせが殺到しそうですね。

いや、でも私は
今の受注分が生産できるまで、
次の予約を受けない、という姿勢に好感を持ちました。

10年待ちのパンとか、
8年待ちのメンチカツとか、
あるじゃいですか(今はもっと長いかも知れないけれど)

話題にはなるのかも知れないけれど、
それ、注文した人、へたしたら死んじゃいますよね。

きっと予約開始時には、
ネットショップがつながらない、とかの
問題はあるんでしょうが、

「その時」だけで勝負が付く話の方が、
10年待つよりはいいなあ。



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