2013ドラマ

ごちそうさん25週150話3月29日150話 最終回!あらすじ感想 悠太郎は?

NHK朝ドラ「ごちそうさん」
25週「とんだごちそう」3月29日放送の最終回150話です。

とうとう、最終回ですね、半年間、楽しかった。

 

冒頭のシーンでは、
前日の149回に引き続き、
竹元の恋人?「美中年」君沢ユウキさんが登場しました。
美中年を演じる君沢ユウキさんは、
身長181cm。
小柄なムロツヨシさんと座って並ぶと、
それこそ、「通天閣」のような高さで、
竹元は、
うっとりと「彼氏」を見上げています。


お静は泰介に「あの2人、どういう間なんや?」と聞きますが、
泰介も「さあ?」というしかありません。
竹元は、カレー粉を大きなガラス瓶に入れて持ってきて、
「カレーを作れ」と言います。

 

カレーってカレー粉だけあればできるものじゃないですし、
電気冷蔵庫がないから、
肉の買い置きもないでしょうし。
こまりますよね。
竹元は
「奥、カレーを作ればあいつも匂いに釣られて帰ってくるんじゃないのか」
と言います。

め以子は
「そんな、犬やないんですから」
「今からだとお時間掛かりますし」
と断りますが、
しかし「美中年」は
「ここはカレーの女神の神殿だと伺っております」

と言います。
何時間かかったのかは知りませんが、
め以子はカレーを、
「売るほど」作ったみたいなんですね。
肉は、急遽源ちゃんに頼んだのかも知れません。
翌日、西門家、諸岡家はじめ、
みんなが、春の甲子園の開幕試合に行きます。
しかし、
新聞連載小説「あほうの仏」最終回の締め切りを翌日に控えた室井は、
文女に、イスに縛り付けられて、
最終回を書かされています。
め以子は、
今日は復員列車の着く日なので、
昨夜つくったカレーもって、
駅前に売りに行きました。
源太は、甲子園に行かず、
め以子の様子を見に行きます。
よく考えると、
め以子達がいる、大阪天満から、
甲子園って、
そんなにめちゃめちゃ近いわけではなく、
汽車で行ったはずなんですよね。
め以子は一皿50円のカレーの屋台を出していました。
放送局で売った、おむすび弁当日本人用10円、アメリカ人用100円
だったので、
暴利、というほどではありませんが、
やっぱり高めです。
源太が
「たっかいなあ」というと
「悠太郎さんが帰ってきたらぱあーっとたタダにするの」
とめ以子は答えます。

しかし、復員兵の妻が
「もうすこし安うしてもらえませんが。
においたまらんで、この人食べたいみたいで」
と言ってくると、
め以子は「復員のお祝いです」と無料で振る舞い、

結局、カレー屋台は復員兵への炊き出しになってしまいました。

室井は、
め以子がカレーを持って
復員兵の着く駅に言った、という話から、

「あほうの仏」の最終回を、

「おふじのその炊き出しは復員兵わんさと引き寄せた」
「おふじは山ほどごちそうさんを聞いたが
肝心の夫を引き寄せることはなぜかできないのだった」

と書いていきますが、
みごとに、現実と同時進行していきます。

やがて、
復員兵と家族たちはその場を去り、
め以子は、残ったカレーを
源太と2人で食べました。

「うまいなあ、これ。通天閣が好きなのわかるわ」
と源太。
「ごちそうさんでした」
という源太に、
ため息をつくめ以子。

「悠太郎さんのごちそうさんはもう聞かれないかもしれないなあって」

「戦争が終わってからまだ2年も経ってへんやないか」
と源太が言うと、
め以子は、
懐から、ケースに入れた悠太郎の手紙を取りだしました。
封筒は、もうボロボロになっていたのです。

「帰ってきたら話そうと思って、ええこと、話のネタ書いていたんやけれど、
もう書くところのうなってしもうて」

と見せました。

しばらく黙っていた源太は、

「じゃあ、お前ワシといっしょになる?」

め以子は言われている意味を理解せず、
生返事。

源太がさらに

「おたがい、1人やし、ワシと所帯でも持つか?」

というと、やっとめ以子は意味を了解し、
あわて出します。

「だって私太ってないわよ(源太はぽちゃ専)、子供達だって、
それに、まだ2年も経っていないし。」

「だから、そう言ったやないか。」

「あー、ひっかけたの?」

「紙なくなったくらいでへこむなや、あかんたれが。」

「お前はしゃーないの。ほれた弱みや。ずーっと待つしかないの。
けどワシも1人やから、
お前も、1人で気張れや」

以前、源太役の和田正人さんは、
悠太郎と源太がめ以子を巡って
大立ち回りになったシーンについて、
源太はめ以子に対して恋愛感情はないと思う、
と話していました。

でも、病気で戦地からもどってきて、
源太がものを食べられなくなって、
め以子がそれを必死で助け、

悠太郎が満州に行った後、
ずっと、め以子を源太支えてきて、

悠太郎とはちがう、2人の時間を、
源太も積み重ねているんです。

でも表向きは、
は夫婦でもないし、恋人でもないし、
それなのに単なる友達でもない。

なんだか切ないことだなあと思います。

め以子はカレー屋台の道具を大八車に積んで、帰ってきました。

悠太郎は今日の復員列車でも帰ってきませんでした。
源太の言うとおり、
惚れた弱みで長期戦を覚悟しなければならないのかも、
と思いながら、
西門家の前でリヤカーをおくと、

目の前を豚がトンでいきます。

そして、「つかまえてください」の声がして、

復員兵の服装をした男が、
「西門家の敷地から」走り出してくると、
豚を追いかけていきます。

再び戻ってきたその人は、

悠太郎でした。

め以子は、

あまりのシチュエーションに、
現実とは思えず、ぼーっとしていました。

むこうの角で豚を捕まえ、
腕にだいた悠太郎がこちらにやってくると、

「只今もどってきました、奥さん。」

と言います。

め以子は悠太郎に
「ふ、復員列車に乗ってはりましたか?」と聞きますが、

悠太郎は、「事情があって3日前に博多の港に引き揚げていたんです。」と
満州で知り合った人が、養豚場を経営していて、
その人の所によって、豚を分けてもらったのだ、と言います。

め以子は、「なにやっているんですか!できるだけ早く帰ってきます、って言うたやないですか!」
と泣き出しました。

「あなた、僕の手料理を食べたい、って言うてはったやないですか」

め以子は、悠太郎が満州に旅立つ日、
「もうひとつ食べたいものがあった。
悠太郎さんの手料理。」
と言ったことを思い出します。

満州でいちどだけ食べた子豚の丸焼きが、
むちゃくちゃおいしくて、
絶対、あなたに食べさせたくて、
作り方も聞いてきました、と悠太郎はうれしそうに
言います。

あ、あの。。。
もらってきたのは生きた豚なのですが。
悠太郎さんは、豚を屠蓄して、内臓出して、
丸焼きにできるんですね?

すごいなあ。

め以子は悠太郎に抱きつきます。
「悠太郎さん、最高です、ええ豚です。」

これ、め以子が最初に西門家で
メンチカツを作って、和枝にお膳をひっくり返されたときに、
床に落ちたメンチカツを拾って、
「いい、お肉です」と言ったことにひっかけているのかな。

悠太郎は「おなかいっぱい、食べましょうね」と言いますが・・・
悠太郎の腕がめ以子を抱きしめていることに気がついため以子。

当然、豚は逃げていました。

甲子園の試合の後、
「うま介」ではお祝いをしていました。

焼き氷や、カスタード巻きなど、懐かしいメニューも出ています。

希子は、実況担当になれずに、
試合を見られなかったことを残念がります。

室井は「あほうの仏」ラストシーンを
まだ書き終わっていません。

め以子を呼びにいった源太が戻ってくると、
め以子の姿はなく、

源太は
「あいつ、今日はこないんとちゃうか」
と言います。

「みんなも帰らんほうがいいんとちゃうか」

という言葉に、
悠太郎が戻ってきたことに気がついた、
泰介、お静、川久保夫婦、諸岡家の人々、
馬介、商店街の人たち、
櫻子。

室井は小説の参考にするため、
「どんなかんじだった!」
と源太にせまりますが、

「そらあ、もう、あまーい感じや」

としか言わない源太。

その頃、め以子は、箱にしまい込んでいた
GHQのチョコレートを食べていました。
悠太郎は手紙の裏にめ以子がかいてきた「いいこと」を読んでいます。

もう半分もめ以子に「これもどうぞ」と渡します。

め以子は、ほんまですか?チョコレートですよ、
と一応、遠慮してから、
「ごちそうさん」といって、
それをまた悠太郎と分けあいます。

オムライスにケチャップで書いた「おしまい」

そして、「今日のくいしんぼう」は

大阪市天満
西門め以子さん、悠太郎さん、

となっていました。

意外と、最終回は泣かなかったな。。。
先に小説を読んでほぼ知っていた、ということもあるのですが。
かっちゃんのお葬式、でもう泣ききった気がします。
そして、モリス大尉と、いっしょにおいしくごはんを食べたところで
見ている方としても気持ちが昇華していたのかなあ。

NHK連続テレビ小説 ごちそうさん 下」では、
ラストシーンには、
「悠太郎」という文字はなく、
いまいち、ぼんやりしたラストになっているんです。
あれはあれで、余白があっていいのですが、
映像はやっぱり、明らかに目に見えますからね。

4月19日にスピンオフドラマが放映されます。
その記事はこちらです。



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