「ソレダメ!」で紹介された、
麻布十番「浪花家総本店」の焼きそばの作り方を
メモしておきます。
たい焼き店・浪花家総本店
浪花家総本店は焼きそばの店ではなく、
たい焼きのお店。
小麦粉、玉子、砂糖を水で溶いた生地を、
丸くくぼませた鉄板で焼き上げて中にあんこをいれた
今川焼(大判焼き)が元となって、
浪花家総本店が鯛の形の型で焼くことを考案した
「元祖」と言われています。
(たい焼きの生地は、小麦粉・砂糖・重曹などで
パリパリのたい焼きには卵は入っていないことが多いです)
浪花屋総本店は、イートインがあって、
たい焼き(1個200円税込)は2個から中で食べられます。
また、焼きそば(500円税込)もイートイン、テイクアウト、
両方ができます。
浪花屋の焼きそばの作り方のポイント
浪花家総本店では、
焼きそばに、お蕎麦屋さんの揚げ玉を使っています。
実は、肉は入っておらず、
具は、揚げ玉とキャベツだけ。
揚げ玉は近所のお蕎麦屋さんから譲ってもらうそうです。
麻布十番にはいくつもお蕎麦屋さんがありますが、
浪花屋に一番近いのは、永坂更科 布屋太兵衛 麻布総本店かなあ。
この揚げ玉は、車海老を揚げている揚げ玉なので
海老の味が揚げ玉に浸みています。
また、
番組では紹介されていませんでしたが、
調べてみると、
浪花屋では、炒めるときに
ラード(豚の脂)を使っています。
鉄の中華鍋で、
ラードを溶かしたら、
揚げ玉を焦げる寸前まで炒めます。
次にキャベツを入れてしっかり炒めます。
中華麺を入れた後、普通は水やお湯を加えますが、
浪花屋では水は全く使いません。
最初麺は固まっていますが、
だんだんほぐれてくるので、
塩こしょうとうま味調味料(中華あじやウェイパーでよいでしょう)を入れ、
シャバシャバな状態になるようにウスターソースをまわし入れ、
麺にソースを吸わせます。
全体にソースが絡んだ、
強火で煽って、皿に盛って、
青のりを振り、紅ショウガを天盛りにします。
まとめ
ラードはスーパーでも手に入りますし、
AEONで売っているおそば用の揚げ玉にも
海老のエキスが入っています。
一番のネックは、
鉄の中華鍋を使う
という点ですね。
よほどしっかり油をなじませておかないと、
麺がぜーんぶくっついてしまいますので。
しかし、テフロンでは、
ラードで揚げ玉を炒めたときに
パサパサになりやすいのだそうです。
↑
うっかりやけどをしないよう、
持ち手が木のものがおすすめ。
「揚げ玉を焼きそばにプラスする」
だけならマネできそうですが、
浪花屋の焼きそばを完全に再現するのは、
ちょっとハードルが高そうです。
揚げ玉を鉄のフライパンで炒めて取り出し、
キャベツから後はテフロンにする、
という方法でもいいかもしれませんね。