3月14日放送「人生が変わる1分間の深イイ」で
「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」の著者坪田信貴さんへの密着取材が放送されます。
偏差値を大幅に上げる坪田先生の驚きのテクニックとは?
坪田塾、講師たちが生徒に接する際に絶対に使わない言葉とは?
は気になりますよね。
この記事は放送前に書いていますので、これまで他の番組に取り上げられたときに
坪田先生が紹介した勉強法をご紹介します。
CONTENTS
「バイキング」で公開した学力アップのための新常識
暗記は1回だけ書いて覚える
書いて覚える暗記法は有効ですが、
なんどもなんども書いていると、文字が小さくなって重要度が減ってしまうことと、書くこと自体が目的になってしまい逆効果。
暗記のために書くのは
大きく1回だけ
がよい。
答え合わせでは正答を赤字で書き込んではいけない
問題集や過去問などの答え合わせをするときに、正しい答えを赤い字で書きこむのは効率が悪い。
間違えた問題文に赤をつけることで、問題の本質やなぜ間違えたかをチェックできる。
勉強はキリが悪いところで中断する
休憩や食事などで勉強を中断するときには、キリが悪いところにしたほうが効率が良い。
ツァイガルニク効果といって、、人間には、達成できた事柄よりも、達成できなかった事柄や中断している事柄のほうをよく覚えているという心理があります。
それを利用して中途半端なところで休憩を入れれば、そこまでの集中や緊張感が途切れずにまた勉強に戻ることができます。
問題集は答えを見て解く
問題集を解くときにはまず答えを見てから解いたほうがよい。
答えをノートに丸写しする、という意味ではなく、
答えを見ながら、なぜその答えになるのかを考えて解くことによって、
こういう問い方をするときにはこういう答えを求めている、という意図が分かり、
問題の解き方が分かるようになります。
これはもちろん、穴埋め問題ではなく、数学の証明問題など、記述式の問題の場合ですね。
NHK「助けて!きわめびと」で公開した、やる気を出す方法
「バイキング」で紹介された、効率的な勉強法は、「勉強をしているのに結果が出にくい子」には有効ですが、
そもそも、勉強をしない子、やる気を見せない子、はどうしたらいいのか、ということについては
坪田さんはNHK「助けて!きわめびと」に出演した際に、出演者の実情に合わせて指導していました。
そこで坪田さんが伝えた極意は、
やる気があるからできるのではなく、
できることだからやる気が出る
です。
例えば、大学受験の勉強をしている高校生でも、簡単にできる中学校の問題集から始めることで、
できる→やる気につながります。
(これ、公文式に似ていますね)
子どもにきつい口調、言葉は厳禁
坪田塾では、後肢全員が絶対に使わない言葉があるそうですが、
坪田さんは「「助けて!きわめびと」で、子どもにきつい口調や言葉をかけるのは、
目隠しをして歩いているときに「コラッ」と大声をかけるのと同じ、と指摘。
また「大丈夫」もNGで、
「大丈夫?」と言われたら、普通(日本人だからかもしれませんが)「大丈夫だよ」としか答えようがなく、
子どもを追い込むことになります。
心の中で抱きしめながら話す
子どもと話すときには心の中で抱きしめているつもり話す。
見ているつもりでも、子どもが自分の言ったことに反応しているかどうかしか見ていないことがあり、
そうではなく、子どもの顔や目をしっかり見て話すと、子どもに伝わる、と坪田さんは言っています。