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高畑淳子さん主演「雪まろげ」あらすじとキャストについて

息子が起こした事件について謝罪会見した高畑淳子さんが、
森光子さんから引き継いで初主演する舞台「雪まろげ」の
あらすじや登場人物(キャスト)についてまとめました。

というのは・・・

ちょっと前に新宿の某所で、お茶を飲んでいたら、
変なトーンの会話(男女)が聞こえてきたんです。

最初は普通の会話だと思っていたので、
なんでこんなしゃべり方なんだ?と不思議だったのですが、

そのうちに、何度も同じことを繰り返し行っていることから、
「せりふの読み合わせ」だということが分かりました。
(お店ではありませんが、オープンスペースなのでちょっとびっくりした)

それが「雪まろげ」の一場面だったんです。

どんな場面か、というと
女性は芸者で、男性におそらくは電話で、
函館(だったと思います。箱根かな、とも思ったのですが、
物語の舞台浅虫温泉は青森なので、函館の方が自然)に
行くならついでに頼まれごとをしてほしい、

と言っている場面。

函館の某レストランに行って、○○という名前の男がいるか、
と尋ねてほしい、

というのが頼みごとの内容です。

その男性は、お千賀姐さんの店に月に一度は来ていたが、
最近顔を見せないので、心配されているのだ、と。
(心配しているのがお千賀本人か、別の芸者は不明)

頼まれた男は、「そんなこと、店に電話してこういうひとはいますか?
と訊けばすむじゃないか」というと、

女は「芸者がお客さんを詮索するようなまねできないわよ」

と返します。

後で調べて分かりましたが、
この芸者は、「お駒」。

ということは、ここで読み合わせていたのは・・・
(記事を読むと分かるようになっています)

雪まろげ、の意味

雪まろげ、とは変わった言い回しで
私は初めて聞きました。

方言というわけではなく、
古語にある言い方だそうで、

まろげとは、円げ。
そういわれてみると、まろげなり、とかいかにもありそうですね。

雪を転がして、どんどん丸く大きくしていく遊びや、
小さな雪玉(最初は小石などが)風に吹かれてどんどん丸く大きく
なっていく様、と表します。

舞台「雪まろげ」

舞台「雪まろげ」は東宝演劇製作の舞台で、
かつて森光子さんがずっと主演してきました。

脚本は小野田勇で、1980年初演、

2007年公演では、演出マキノノゾミ
となっています。

今回、2016年の公演では、
主演が高畑淳子さんに変わり、

脚本・演出 田村孝裕となっていて、
多少の演出変更があるようですね。

2007年の舞台を見た人の感想によると、

3時間3幕のかなり長い舞台で、
(オペラでもなく3幕はすごい)
暗転がやたら長かった

ということですが、
森光子さんが80代後半だったので、
早替えができなかったのではないでしょうか。

また、1幕の、夢子(森光子さん)の
生い立ちや、「ついつい嘘をついてしまう」という
人物の紹介に当たる場面が冗長だった、

という声もあり、その辺りも今回は
テンポアップされるような気がします。

「雪まろげ」のあらすじ

舞台は、昭和時代の終わり(昭和60年代、1980年代半ば)
青森の浅虫温泉。

売れっ子芸者の夢子には、
戦後孤児院で育ったさみしい幼少期の体験から、
周囲に調子を合わせて嘘とつく癖がありました。

本人にも、こうならいいな、という願望と
現実との区別がついていない風でもあります。

地方テレビの報道記者、伴大悟に好意を持ち、

大悟に、少女時代に中国人を助けた、
という話をしますが、それは自分のことではなく、
幼なじみの友達のことなのでした。

ところが、その青年は今では中国の要人となり、
恩人を探しに来日していたため、

大悟は、夢子のことを特ダネとして本社に報告し、
2人の再開がテレビ放映されることに。

小さな温泉町に報道陣が押し掛ける騒ぎになります。

一方、夢子のライバル、銀子は
ウソをついてでも
お金が欲しい、「コガネムシ」と呼ばれる芸者ですが、

彼女がお金を欲しがるのは
両親が手放した造り酒屋を買い戻すため、という
目的がありました。

で、これは喜劇なので、
大騒動のあげく、夢子の嘘は解決されますが、

エンディングで夢子はまた大悟にある嘘をつき・・・

「雪まろげ」2016年出演者

夢子:高畑淳子
大悟:的場浩司
アンナ:湖月わたる
銀子:榊原郁恵
お千賀:柴田理恵
駒子:青木さやか
ぽん太:山崎静代(南海キャンディーズ)

嶋崎伸夫
井之上隆志
白間香世
横光克彦
篠塚勝
タマ信也(ポカスカジャン)
省吾(ポカスカジャン)

榊原郁恵さんが、
夢子のライバル芸者、お金が大好きな銀子を演じる、
ということで、バラエティ番組などでも
その話題がありましたね。

2007年公演では、中田嘉子さんが銀子役でした。

「雪まろげ」2016年公演日程

シアター1010 9月24日(土)25日(日)

シアタークリエ 9月28日(木)~10月19日(木)

高畑淳子さん主演「雪まろげ」あらすじとキャストについて まとめ

「雪まろげ」のあらすじについては
もう少し詳しく知りたかったのですが、

そもそも、ブログで観劇記録を詳しく書くような
世代の人が観る作品ではないのでしょう、
2007年公演についても、あまり観劇ノート的な情報は
ありませんでした。

高畑淳子さんの謝罪会見と

降板しない宣言

に絡めて書かれた記事では「ネタバレ」とあっても
公式サイトのさわりのあらすじを書いてあるだけ
だったりしますし。

で、冒頭の、私がたまたま拝見した女優さんは、
駒子役の青木さやかさん、でした。
(相手をしていた男性は俳優さんでは内容でした)

あのシーンだけでもちょっと気になります。



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