2015年4月7日放送「ありえへん∞世界スペシャル「知ったかぶりはもう止めて!コレが新事実だ!」
昭和52年の長崎バスジャック事件(日本初のバスジャック)を取り上げます。
番組では、
犯人を決死の突入作戦で捕えた伝説の刑事がいた、
ということで
犯人説得→「撃つなら撃て」と挑発→突入
をした警察官のことがメインになるようです。
長崎バスジャック事件とは?
1977年10月15日に起きた日本初めてのバスジャック事件。
犯人の1人が死亡する、という結果に終わっています。
長崎県平戸発佐世保・大村経由長崎駅前行きの西肥自動車の路線バスが
阿蘇連合赤軍を名乗る二人組みの男にバスジャックされました。
事件発生から18時間後の10月16日午前4時25分に、
警察官の一人が犯人を説得した後、
撃つなら撃て
と言ったところ、
犯人が手製の爆発物を投げ、
爆発した瞬間に警官隊が強行突入し、
3名の警察官が合計7発を発砲し、
主犯(当時31歳)の男が被弾し、20分後に死亡、
もう1人の犯人(当時39歳)は重傷を負いました。
人質となっていた16人は全員無事に救出されました。
重傷を負った男は懲役6年となったそうです。
バスジャックって、そのくらいの刑なんですね?
人質や警察官が無事だったからかもしれませんが、
もっと重いものかと。
犯行の動機は?
赤軍を名乗っていますが、
当初から犯人の言動が、思想的には支離滅裂なものであったため、
警察は早期から、政治思想とは無関係の犯行と考えていました。
結局、目的は身代金で、
あまり計画性もない場当たり的な犯行だった、とされています。
ちなみに、このときのバスは
被弾してガラスが割れるなどしましたが、
修理されて、
事件の後も運行していたそうです。