2015年1月29日放送「奇跡体験!アンビリバボー」で
超人ジャンプ集団に車椅子ライダー!飛ぶまでの軌跡
という予告で、
先天的な病で足の自由が利かず、
車椅子の生活を余儀なくされているにの関わらず、
世界初の車椅子パフォーマーとして大活躍しているアメリカ人の
青年が紹介されます。
彼、アーロン・フォザリンガム(Aaron Fotheringham)さんは
世界で初めて、
車椅子で後方2回転(ダブルバックフリップ)を成功させた
車椅子パフォーマーです。
アーロンさんは、
ナイトロ・サーカス、というスタントショーの
パフォーマンス集団のメンバーであり、
プロのWCWC(Wheel Chair Moto Cross)ライダーです。
アーロン・フォザリンガムさんのプロフィール
アメリカネバダ州出身、
1991年11月8日生まれ。
アーロンは、先天的に
二分脊椎症(にぶんせきついしょう)という障害を持っていました。
そのため、足が不自由でした。
実は、アーロンを育てたのは、
実の両親ではなく、彼を養子として引きとった夫婦なのですが、
夫婦は、彼を病院で初めて見たとき、
障害がある、という理由でためらうことは無かったそうです。
しかもアーロンの他に5人の養子を育てています。
アメリカのリアリティショー「アンダーカバーボス」でも、
決して裕福な家庭ではないのに、
4人の子供は全て養子だ、と語っている労働者の人が登場して
驚かされることがあるんですよね。
アーロンは幼い頃は、松葉杖を使って歩くことができたそうです。
しかし、腕と杖では体重を支えることができなくなるほど
体が成長sるウト、車椅子を使うようになりました。
アーロンは、車椅子生活になったことを
制限
とは捉えず、
新しいチャレンジだと考えました。
アーロンの兄(もちろん血はつながっていません)であるブライアンは、
ラスベガスの、スケーターが集まる公園によく行っていました。
アーロンも兄のアクロバットを見るのが好きでした。
ある時、ブライアンと友達が、
アーロンに、緩い斜面を滑ってみたら?
と薦めました。
アーロンが8歳の時です。
最初はこわごわすべって、すぐに点灯してしまいましたが、
やがてアーロンは滑ることに夢中になりました。
6ヶ月後、
車椅子の後輪の1つ持ち上げて段差を渡る、
という最初のトリックができるようになりました。
6年後の2005年には、
ラスベガスのAmJamBMXなど、
いくつかのBMXフリースタイルの競技で勝つようになりました。
しかし、車椅子を酷使する競技なので、
アーロンの車椅子は壊れてしまいました。
養父母は新しい車椅子を買うお金を用意できませんでしたが、
友人達が資金を工面してくれて、
アーロンはより強度が強い
Colours wheelchairの車椅子を入手しました。
アーロンの義父は、
彼が初めて180度回転に成功したときの動画を
その車椅子のメーカーに送りました。
すると会社の創始者が、
アーロンを後援する、といい、
彼はスポンサーをもつプロの選手になったのです。
2010年、後方2回転(ダブルバックフリップ)を成功させ、
ナイトロ・サーカスのツアーに参加しました。
アーロン・フォザリンガムさんの動画
たくさん動画があるのですが、
こちらをご紹介します。
成功するときばかりではないのですが、
(当然ですよね)
怖くならないんですね・・・
車椅子のパフォーマー、アーロン・フォザリンガムさんについて
車椅子になったときにはまだ幼かったのに、
松葉杖を使ってでも歩けていたのが
車椅子になって残念、
ではなく、
(もしかしたら少しは落ち込んだこともあるのかも知れませんが)
これは新しいチャレンジ、冒険の
可能性を手に入れたんだ、
と思えるところが凄いですね。
いろいろな動画を見たのですが、
練習はもちろん、試行錯誤もしているし、
転倒もありますが、
必ず立ち上がって挑戦し続ける姿が
素晴らしいと思いました。