胆のうの機能を利用して痩せる方法とらっきょうスムージーのダイエット効果とは？「林修の今でしょ！講座」

2016年6月21日放送「林修の今でしょ！講座」で
胆のうと胆汁の働きを使ったダイエット法が
紹介されました。

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胆のうは、肝臓で作られた
胆汁を貯蔵・濃色する臓器です。

食べものが十二指腸に入ってくると
胆のうから胆管を通って胆汁が十二指腸に送られ、
脂肪分を分解し、腸から吸収することを助ける、
消化液の一つです。

それだけではなく、
胆汁には脂肪燃焼の指示を出す、
ホルモンのような働きがあることが
分かってきました。

科学誌ネイチャーで発表された内容によると
胆汁は、

肝臓、筋肉、褐色細胞に置いて
ミトコンドリアに脂肪を燃焼してエネルギーに変える
指示を出していします。

胆汁による「脂肪燃焼の指示」を利用すれば
効率よくダイエットできる、ということなんですね。

胆汁の脂肪燃焼指示の作用は
新しいもののほうが高い、とされています。

1人の人間の胆汁の量を増やすことはできませんので、
古い胆汁を体の外に排出することで、
新しい胆汁が作られます。

胆汁は、1回の排便で5％程度が排出されます。

便秘をしていると、古い胆汁がなかなか排出されないので、
便秘を排出することが脂肪燃焼の効率が上がります。

胆汁のダイエット効果を上げる方法は
基本的には、
便秘解消のための対策と同じです。

中でも、水溶性食物繊維は、
腸内細菌のえさとなって腸内環境を
調える効果があるだけではなく、

胆汁をくっつけて排出させる効果もあります。

水溶性食物繊維が豊富な食べ物は、

海藻、きのこ、野菜、果物など。

（マイタケに含まれるMXフラクションという成分には
胆汁酸を排出させる効果があり、
きのこの中でもおすすめです。）

野菜の中ではらっきょうには100g中18.6gと、
キャベツの4倍以上の水溶性食物繊維が含まれています。

番組で進めていたのは、
らっきょうをスムージーにする方法です。

らっきょうスムージーの材料は、

らっきょう、りんご、レモン汁、はちみつ

でこれをミキサーで混ぜるだけです。

胆汁の働きをダイエットに利用するには、
古い胆汁がスムーズに排出されるように
便秘を解消することが大切。

らっきょうは水溶性食物繊維が豊富ですが、
季節以外は手に入るものではないので、

今回の番組では紹介されませんでしたが、
以前、「世界一受けたい授業」で
胆汁排出効果が高い、と言われていた、

マイタケを料理に取り入れるとよいでしょう。
マイタケの有効成分MXフラクションは
130℃で壊れてしまうので、てんぷらなどではなく、
味噌汁やホイル焼きで、汁まで食べるのがおすすめ。