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紅白出場歌手・克美しげるのストーカー女性殺人事件の真相とは?「爆報!THEフライデー」

2016年3月4日放送「爆報!THEフライデー」名前の出せない芸能界事件簿第8弾

紅白出場歌手による殺人事件! 殺されたのは犯人のストーカー女
一体何故大物歌手がストーカー女性を殺さなければならなかったのか? 芸能界を震撼させた衝撃の真相が明らかに!

という予告が出ています。

ストーカーの女性を殺害した紅白出場歌手とは、

克美しげる

テレビアニメ「エイトマン」の主題歌の歌手でもあり、
NHK紅白歌合戦には2回出場していました。

克美しげるプロフィール

1937年12月25日生まれ、宮崎県出身。

1961年(昭和36年)「霧の中のジョニー」で歌手デビュー。
テレビアニメ「エイトマン」の主題歌で人気に火が付き、
「さすらい」がヒットした1964年、65年と2年連続でNHK紅白歌合戦に出場しました。

1965年にはNHKの時代劇ドラマ「人形佐七捕物帳」に、渥美清さんとコンビの豆六役で出演し、
人気はピークとなりました。

しかし、その後はグループサウンズブームの影響もあり、
急激に人気が低下してしまいます。

克美しげるが起こした事件

克美しげるは1976年5月6日、愛人とされていたホステスの岡田裕子さんを殺害しました。

デビュー前にすでに一度離婚を経験していた克美しげるは、
デビュー後に再婚し妻との間には子供もいました。

人気が衰えてからギャンブルにはまるなど生活が荒れていた克美は
銀座高級のクラブでホステスの岡田裕子さん(当時35歳)と知り合い、交際するようになりました。

岡田裕子さんは、克美に妻子があることは知っていましたが、
克美は「妻とは分かれる」と裕子さんに言い、

裕子さんが両親に紹介したときには「妻とは分かれることができました」
とあいさつし、2人で花嫁衣裳を着た結婚写真まで撮影し、装結婚したのです。

裕子さんは克美がギャンブルで作った借金を返すために
ホステスだけではなくソープでも働いています。
彼女が克美に貢いだ金額は当時のお金で約3000万円にも及びました。

一方で、1975年、克美は東芝レコードによるカムバック企画「3000万円作戦」を始めていて、
愛人とのスキャンダルがその障害になると考え、妻子と暮らすようになり、
裕子さんに二重結婚していたことがバレます。

1976年5月6日、北海道のキャンペーンに出かける前に
裕子さんを殺害し、彼女の自宅にあった宝石類を盗んだ上で、
裕子さんの遺体を布団で包み、友人に借りていたトヨタセリカのトランクに入れて空港へ向かうと、
自分は札幌に向かいました。

しかし、5月8日車から遺体が発見されると、車の所持者である友人のラインから、
克美しげると女性の関係が露呈し、

旭川市でキャンペーン中に逮捕される、という事態になりました。

隠しもしないでおいてた車から死体が発見されるのなんて時間の問題だろう、と思いますが、
隠し場所を探したが見つからなかったので、
出発の時間が迫っているから知人と落ち合って札幌に向かった、ということなんだそうです。

なぜこれが「ストーカー殺人事件」なのか?

ここまで読んで

これは克美しげるが女性に「妻と別れて結婚する」と言って近づいて利用し、
「前妻と離婚した」と彼女の親にまで嘘をついて、
いよいよどうしようもなくなって、犯行に及んだ、

ということであって

岡田裕子さんがストーカーだったという要素はどこにもでてきません。

実は、岡田裕子さんがストーカーだった、というのは、
裁判で克美しげるが主張した内容なんです。

二重結婚がバレて、疎遠にされた裕子さんが、それでも克美と別れようとはせず、
コンサートなどに頻繁に現れるようになり、
克美は裕子さんをストーカー扱いをしていました。

外面が良かった克美は、歌手仲間の支援もあり、
克美は検察側の求刑よりも5年少ない懲役10年となり、
実際には7年で出所しました。

この事件のために2度目の妻とは離婚しました。

事件後の克美しげる

出所後、克美は音楽事務所を設立し、仕事を通じて知り合った女性と結婚しますが、
1989年、薬物を不法に所持していたため、懲役8カ月の実刑を受け、3度目の妻と離婚しました。

晩年から死

克美しげるは2013年2月27日に脳出血のため、
栃木県佐野市の病院で亡くなりました。

晩年は、32歳年下の女性と4度目の結婚をして栃木県内で暮らしながら
スナックで歌う、などの歌手活動をしていたそうです。

紅白出場歌手・克美しげるのストーカー女性殺人事件の真相とは?「爆報!THEフライデー」 まとめ

番組で放送する「真相」は

殺された岡田裕子さんはストーカーではなく、
克美がでっちあげた、

ということかな、と思ったのですが、
おおむね、私が書いたような内容でしたね。

ソープで働いて借金を返した裕子さんが、
偽装結婚が分かったときに、
それでも克美と別れなかったのは、愛情だったのか執着だったのかは分かりませんが、

世間にばらして復習するといったことは考えなかったのでしょうかね・・・



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