9月17日放送「秘密のケンミンSHOW」
熱愛グルメで紹介の、福島の超簡単じゃがいも料理「味噌かんぷら」。
丸ごと油で炒めた馬鈴薯に、甘味噌を絡めた料理です。
味噌かんぷらの作り方
材料
- じゃがいも(こつぶのもの) 600g
- 味噌 80g
- 砂糖 50g
- みりん 30cc
- 油 50cc
- 水 150cc~200cc
作り方
1.じゃがいもは洗って皮をむかずに水気を切ります。
2.鍋に油を入れて中弱火に賭け、じゃがもをじっくり炒めます。
目安としては皮がしわっとなるまで、です。
3.別の鍋に味噌、砂糖、みりんを合わせて火にかけ、練り味噌を作ります。
4.2でじゃがいもを炒めた鍋に水を加え、じゃがいもがわらかくなるまで煮ます。
5.練り味噌に、やわらかくなったじゃがいもを加えて、さらに煮詰めます。
かんぷらとは?
福島の方言でじゃがいものことを、かんぷら、と言います。
オランダ語のじゃがいも:アールダップル→あっぷら→かんぷら
となった、という説があります。
福島では、現在も「とよしろ」(ポテトチップス用の品種で業務用に流通することが多く、あまり一般の小売店では見かけませんが、肉がしろい、大型のじゃがいもです)などのじゃがいもを生産していますが、
収穫したときに、ころころ小さな芋がいっしょに取れるのを
そうした小さな芋は出荷することができないため、
まるごと油に炒めて甘味噌で味付けした「味噌かんぷら」が食べられてきました
逆に、産地でない東京などで、店で味噌かんぷらにするような小さな芋を買うのはむずかしいかも。
手に入らなければ、大きめの芋を適当に切って使っていいのですが、
その際に、きたあかりなどの品種は煮くずれしやすいので注意してください。
いっそ、揚げてしまったほうがあつかいやすいかも。
地元では味噌かんぷらが給食にも出ますし、
お総菜としてだけでなく、おやつにも食べるそうです。