2015年8月13日放送「ダウンタウンDX」で
俳優の榎木孝明さんが2015年5月19日から6月18日までの30日間、
水以外口にしない
不食
を実践した体験について語ります。
榎木孝明さんは今、「花咲舞が黙ってない」に上司の辛島伸二郎役で
出演していますが、番宣伝かねての出演でしょう。
不食とは?
不食というのは、文字通り、
食べないこと(水は飲む)ことなのですが、
断食とどう違うのか、というと、
断食は、一定の期間、食を断つことで、
いずれは、また食べる生活に戻ることが前提です。
断食を定期的に行っている人は
そうでない人に比べて小食だったりすることもありますが
最低限にせよ、
生きていくために必要な栄養・エネルギーを、
「食べ物」として取り入れています。
それに対して、不食を行っている人たちの中には、
最終的にはほとんどものを食べずに生きていくことを目指している人たちがいます。
そうした人たちによると、
空気中にはプラーナというエネルギーがあり、
人間は食べなくてもプラーナを取り入れて生きていくことができる、といいます。
榎木孝明さんが不食体験をした理由とは?
榎木孝明さんは、不食を実践している間、facebookに日記を掲載されていましたが、
榎木孝明さんは
「人は食べなくても生きていけるが、人生を楽しむために食文化があり食を楽しむことは結構だ」
とい考えで、
食べないと生きて行かれない、
という既存の価値観や常識に対して
本当にそうなのか、自ら体験してみた、
ということのようですね。
たしかに、全く食べないのであれば、
何を食べようか考える時間、買い物・料理をする時間、食べる時間が
不要になりますから、
時間の使い方が大きく変わりますよね。
そして「食べなくても別に生きて行かれる」ことが
多くの人たちにとっての常識であれば、
「食べられない=死んでしまうかもしれないという危機感」に根っこがある、
犯罪や国際紛争は亡くなるかもしれません。
(食以外の理由でも争いは起こるのでしょうが)
榎木さんは
不食を他人に対して推奨しようとは思っていないし、
自分の、心や体の変化を知りたかった、というのが
不食をした理由だ、と語っています。