2017年3月12日に放送された
「宇宙戦隊キュウレンジャー」第5話「9人の究極の救世主」
ネタバレあらすじと感想をまとめました。
ショウ・ロンポーは、チキュウ開放を勧めようとしますが、
8人のキュウレンジャーのうち、
スパーダ、ハミィ、ガル、チャンプは
キュウレンジャーを9人揃える方が先だ、という意見。
ナーガはチキュウには多くのダイカーンがおり、
放置すればチキュウがあぶない、と言いますが、
ガルは9人そろってジャークマターの本拠地をつぶせば
それでチキュウも救われることになる、と言います
ラプターはラッキーに意見を求めます。
ラッキーは、
チキュウ人たちに余計なことをしてジャーマターにはむかうな、
と言われたことでモヤモヤしていましたが、
考えていても始まらない、と
ショウ司令に再度の出撃許可を求めます。
キューレットで選ばれたのは、
ラッキー、スパーダ、ハミィ、チャンプ、ナーガ。
一方、将軍ドン・アルマゲから、キュウレンジャー抹殺の指令を受けた
いて座系カロー、エリードロンはスティンガーを伴ってチキュウに降り立ち、
ダイカーン・ユメパックンにそれを伝えます。
ユメパックンが人々を襲っているところに
現れたキュウレンジャー。
その後ろからユメパックンに石を投げ、「チキュウから出ていけ!という
2人の子どもたちがいました。
ラッキーたちは子どもたちを助けながらユメパックンを追い詰めますが、
また逃げられてしまいます。
2人の子どもは小太郎と次郎(設定上は佐久間という姓があります)の兄弟で、
ジャークマターを怖がっている大人たちを守り、チキュウを開放するヒーローに
なる、と言います。
そこへエリードロンとスティンガーが現れ、エリードロンは小太郎たちを
捕えて殺そうとします。
しかし、スティンガーは、
尻尾で子どもたちを自分のもとに引き寄せ、
ラッキーたちに、子どもたちの命と8人分のキュータマを交換する
という条件を出します。
どうせなら8人まとめて始末した方がいい、
というスティンガーの意見をエリードロンは一応受け入れます。
チャンプはやはりスティンガーは非道なヤツだといいますが、
ラッキーはスティンガーは子どもたちを助けようとしている、自分は
スティンガーを信じる、と言います。
スティンガーは牢にいる子どもたちにパンを渡し、
幼いころ、いつも見守ってくれていた兄を思い出します。
スティンガーが持っているペンジュラムは兄から渡されたものでした。
しかし、兄は、一族を裏切ってジャークマターのインダベーとともに
自分の惑星を襲撃し、去っていったのです。
スティンガーは、エリードロンに「スコルピオ」という男のことを
尋ね、スコルピオは自分の兄だ、と言います。
スコルピオはジャークマター最強の殺し屋と言われる存在ですが
どこにいるのかはドン・アルマゲしか知らない、
とエリードロンは言います。
翌日、8人のキュウレンジャー全員がチキュウに来て
小太郎・次郎を交換するためにキュータマを投げ出しますが、
エリードロンは、もともとキューレンジャーも子どもたちも殺すつもりで、
スティンガーに子どもたちを殺すように命じます。
しかし、スティンガーはそれを断り、
エリードロンに打ち据えられますが、
尻尾でエリードロンを阻止し、
キュータマをラッキーたちの方に投げ返します。
スティンガーはもともと、ショウ・ロンポーがジャークマターに
送りこんだスパイだった、と言い、
9人はそろってスターチェンジし、キュウレンジャーに変身。
戦いの中でユメパックンは、ラッキーの夢を食べようとしますが、
「ジャークマターをぶっ潰す!!」というラッキーの夢の大きさに
破裂してしまいます。
いつの間にか、小太郎・次郎の後ろに集まってきた大人たちの様子を見て
ラッキーは、
自分たちが戦うことが希望になるんだ、
とチキュウで戦う意味を見つけ出します。
9人はエリードロンを追い詰め、
モライマーズに乗り込んで宇宙に逃げたエリードロンと、
巨大化したユメパックンを二手に分かれて攻撃し
二者を撃破します。
スティンガーは別行動で、チキュウ上に残って、
ドン・アルマゲが言っていた「チキュウの秘密」を探す、
と言います。
オリオン号では、
まずはチキュウを開放することで意見が一致。
9人全員がそろい、本格的なジャークマターとの戦いが
始まろうとしていました。
宇宙戦隊キュウレンジャー第5話感想
スティンガーが、ジャークマターの一員となった兄を
探している、という設定を先に知っていたので、
もし、兄を探すためにジャークマターに入り込んだのなら、
スティンガーが9人目のキュウレンジャーになるのは
もう少し先になるのでは?と思ったのですが、
先週の予告を見て第5話で9人揃うことになっているのは
どういう展開なんだろう?と疑問に。
答えは、スティンガーは、ショウ・ロンポーの命令で
ジャークマターのスパイをしていた、というもの。
スティンガーの兄探しは、
リベリオン側でジャークマターを戦いながら
行われていたんですね。
ショウ司令の「忘れていた~」は、ないとは思いますが。
エリードロンは、敵方の幹部としてレギュラーになるのかと
思いましたが、
ここで退場。
スーパー戦隊シリーズの、いわゆる「怪人」に当たるのは
主にはダイカーンのようですが、
今後、カロークラスも何人かゲスト出演することになるのかも。
当初心配された、
9人もメンバーがいて収集がつくのか?という懸念に対しては
キューレットというシステムを取り入れることで
1話中、前線に出撃するメンバーと、
後方部隊になるメンバーを分けることにしていますよね。
今回は初めて9人がそろう、という回なので、
1回目の出撃は5人選抜、
後半戦は9人全員のフルバージョンとなりました。
また、キュウレンジャーの基地は、大気圏外に停泊するオリオン号ですが、
当面はスティンガーは1人で地球上に残ることになります。
(来週は登場しないみたいですし)
ですが、エンディングでは、
スティンガーもみんなと同じブルーベースのジャケットを着ているので、
いずれ彼もオリオン号にくることになるのかな?
そうそう、私「ユメパックン」は「夢を食う」という性質から
バク(哺乳類のバクではなく、夢を食べる生き物のバク)
だと思っていたのですが、
公式サイトを見ると、海獣型宇宙人で歯はウバザメに似ている、
夢を吸い取っているのはジョーズノーズと書いてありました。
今回は大人の夢も食べていましたが、
主に子供の夢を食べているユメパックンの部屋は
風船やぬいぐるみがいっぱいで、なかなかファンタジーでした。
来週からは、しばらく、
従来の戦隊ものと同じように、
メンバーそれぞれの個性や日常、
たぶん、地球人との交流といったエピソードになりそうですね。