4月21日「明石家さんまの転職DE天職」で紹介された
天使のパン。
売っているのは北鎌倉の「天使のパン・ケーキ ガトーアンジュ」
(まんま、フランス語で「天使のお菓子」という意味です)
2013年に「金曜日のスマたちへ」で
登場したときには
予約9年まち
と言われていましたが、
現在は10年待ちだそうです!
あまりも待つからか、
「天使のパン、届きました!」
といった、
ブログ記事がけっこう、ヒットしました。
この「天使のパン」を作っているのは、
元競輪選手・多以良泉己(たいらみずき)さん。
多以良泉己さんは、
2000年、24歳で競輪選手としてデビューしました。
選手としての頭角を現した多以良泉己さんは、
A級クラスに昇格し約1300万円の年間獲得賞金を得る
トップクラスの選手でした。
ところが、ある日の試合で
転倒事故に巻き込まれ落車し、
高次脳機能障害になり、
医師から、引退勧告を受けてしまいました。
パン作りを独学で始めたのは、
奥様の勧めで、
リハビリをかねてのことでしたが、
2008年からインターネットで販売を開始すると、
口コミで評判が広がり、
天使のパン
呼ばれるようになりました。
事故の後遺症もあり、
すべて手作業で完成まで約3時間かかるため、
多以良さんが一日に作れるパンは4つ程度だと言います。
パンの他、
パウンドケーキ、
ババロア、ジャム、
コンフィチュールなど
いろいろ作っているんですね。
「明石家さんまの転職DE天職」
では、
2009年に注文した岡本千尋さんは
そのとき妊娠中で、
お腹の中の子どもにパンを食べさせてあげたいと注文し、
パンが届いた時には、
子供は4歳になっていました。
現在、多以良さんの
パンの予約は10年待ちですが
多以良さんの、パン屋での年収は
なんと180万円
なのだそうです。
い、いったい、どうやって生活しているのでしょうか?
と思ったら、
奥さんの宇佐美 総子(うさみさとこ)さんが、
芸能活動や、
イベント企画・プロデュース
司会など、さまざまな仕事をされているんですね。
「天使のパン」がこれだけ
評判になったのも、
奥さんの、企画やプロデュース、
宣伝の力なんでしょうね。
本も出してますもん。
宇佐美聡子多以良泉己さんは、
食べた人に幸せになって欲しいという思いを込めて
作っているそうです。
天使のパンのお値段は?
天使のパンの価格は、1.8斤1,296円(内税)
ルセットのパンよりは安い。
で、注文から届くまで、
あまりにも時間がかかるので、
住所変更は絶対に知らせてください、
とショップサイトに書かれていました。
が、注文したことすら忘れるかも知れないし、
へんな話、亡くなったりして、
無駄になってしまう商品もあるんじゃないかなあ。。。