2016ドラマ

動物戦隊ジュウオウジャー第48話(最終話)ネタバレあらすじと感想

動物戦隊ジュウオウジャー最終話「地球は我が家さ」
のネタバレあらすじと感想をまとめました。

あらすじは、テレビ朝日のサイトにも出ているのですが、
そこだけでは分かりにくいところをできるだけ
補っています。

47話までの展開

ジューランドの初代王ケタスが戦って封印した
怪物アザルド・レガシーだった
デスガリアンのチームリーダー・アザルドを
ジュウオウジャーが撃破。

チームリーダーがいなくなったため、
ジニスは地球での最後のゲームとして
サジタリアークの矢を地球に打ち込み、自らの細胞を
注入し始めます。

ラリーとバドはリンクキューブを発動させて
地球を宇宙から隔離して守る方法を提案しますが、

大和たちは
人間界とジューランドがつながった未来への可能性を
残したまま地球を守ることを決意します。

そして、地球につながっていたサジタリアークを引きずり降ろす
ことに成功するのですが、ジニスは生きていました。

最終話ネタバレあらすじ

シン・ジニスと対決したジュウオウジャー。

ジニスは、キューブ・ホエールのデータを利用して地球のエネルギーを
摂り込むことができる自分にとっても地球は「庭」だといい、
ジュウオウジャーたちに

「この星をなめるなよ」

と言います。

そしてジニスの作りだした空間に取り込まれてしまった
ジュウオウジャー。

大和はジュウオウイーグルの視力で
ジニスの正体はメーバの集合体だと見破ります。

正体を見られたジニスは激高し、
全員がもとの空間に戻ります。

ジニスは下等生物であることや醜い姿へのコンプレックスから、
スタイルや強さにこだわっていたのです。

操は、「自分は、自分のことが大嫌いで劣等感の塊でジニスに似ていたから
ザワールドの素材として選ばれたのだ」
と言いますが、

大和たちは
「君は人の痛みが分かるヤツだ」
「自分のことしか見ていないジニスとは全然違う」
と否定。

その様子を見ていたナリアは
ジニスがどんな姿でも構わない、とジニスを守ろうとしますが、

ジニスにとっては同情こそが最大の侮辱であり、
ジニスはナリアごとジュオウジャーを攻撃します。

この攻撃で王者の資格が破壊され、
ジュウオウジャーに変身できなくなってしまい、
セラたちはジューマンの姿に戻ってしまいます。

ジニスに寄り添おうとしたナリアを殺したジニスに
ジュオウジャーたちは激怒し、
この星を守るため、生身のままジニスに立ち向かいます。

その時、地球のパワーで王者の資格が復活し、
再びジュウオウジャーに変身します。

大和は初めて野生大解放して
イーグル、ゴリラ、ホエールが合体した姿となり、
全員のジューマンパワーを合わせた力でジニスを倒します。

(ジュウオウゴリラとジュウオウホエールはそれ単体での
「野生解放」が無かったんですね、最終回放映後に知った・・・)

巨大化したジニスにはワイルドトウサイデカキングで応戦し、
地球と、彼らのすべてのつながりの力でジニスを撃破します。

戦いの後、大和たちは
リンクキューブの前で待っていたラリー、バドのもとに
向かいます。

ジューマンたちは一度ジューランドに戻り、
人間界とのつながりを断ってきた上層部と話し合ってくることになり、

リンクキューブにすべての王者の資格と大王者の資格をセットします。
すると、リンクキューブが作動し、
人間界とジューランドが融合した世界となります。
そして、王者の資格は再び大和たちの手に戻ってきます。

町中に突然現れたジューランドの建造物や、
ジューマンたちを見て人間たちは騒然となります。

しかし、どんなに大変でも、理不尽な思いをすることがあっても、
つながっている世界が、自分たちが望んだ世界だ、
と大和たちは新しい未来を切り開いていく決意を新たにします。

その後・・・

セラは弟・ジロや両親と再会、
レオも家族のもとに戻ります。

アムは母親を手伝ってカフェをやっています。

タスクは、ジューマンの重鎮らしい父親との話し合いに。
(というか、タスクのお父さんデカイ・・・)

ラリーと操は、人間とジューマンの歴史についての講演を開催します。
その途中、操は扉の向こうから手を振るサイ、オオカミ、ワニのジューマンの幻影を見ます。

真理夫はアトリエに来たシマウマたちと意気投合。

バドは再び世界を回る旅に出る、と景幸に挨拶に行きます。
お互いに優しい顔になった、と笑いあう二人。

大和は公演でケガをして泣いているブタのジューマンの子どもを手当てします。
その向こうでは、「早く来ねえとおまえの分のおやつ食っちゃうぞ!」と大和を呼ぶレオ、
セラ、タスク、アム、操が。
大和は子どもに「君も一緒に行こう」と声をかけ、仲間のもとに走っていきました。

おしまい。

最終話感想

47話で、地球を守るために宇宙から隔離しようとする
ラリーたちに、

せっかくできた人間界とジューランドのつながりを切るのは嫌だ、

と言った大和たち。

地球の一大事をこんな、10人未満の人々で決めていいのか?!
感はありますが(笑)、

「これ以上世界を閉じたくない」

という大和の言葉は、
昨今の社会情勢を思うとちょっと感動しました。
理不尽な目に合うかもしれないけれど、
つながっていれば、またやりなおせる、ってその通りですよね。。。

敵の首領が下等生物だった、というオチは
かなり昔の作品ですが、「光戦隊マスクマン」の
地帝王ゼーバが地帝獣リサールドグラー二世だった、
という設定と似ていると思いましたが
リサールドグラーは知的生命体ではあるんですよね。

王者の資格が復活した後の変身シーンでは
初めて名乗りのアクションをスーツアクターさんではなく、
キャラクターを演じてきた6人が行いました。

「ジュウオウジャー」は「ゴーカイジャー」以来の、
1年間連続して見た戦隊シリーズだったのですが、
戦隊シリーズの面白さって、
ほぼ新人のメンバーの成長を見ることにもあり、
その1つの集大成がこの名乗りだったように思います。

「ゴーカイジャー」では、これまでのスーパー戦隊シリーズの世界は一応、
つながっていることになっていましたが、
ジューランドと融合した世界を前提に今後のシリーズが展開するとは
思えないので、これはパラレルワールドの話、ということになるんでしょうか。

ヤマトは動物学者という設定なのですが、
本編で直接動物と関わるエピソードはなく、
ジューマンたちにとって、ジューマンでも人間でもない動物がどういう
存在なのか描かれることはありませんでした。
食性は人間と同じようなものらしく、ゾウのタスクが植物性のものしか食べない
といった設定でもなかったようです。

そういえば、だいたい、どのシリーズでも
1人くらい宿命のライバル(それなりに美学があったりする)とか、
とんでもキャラとか(「ゴーカイジャー」のジェラシットみたいな)、

追加戦士以外に見方よりになるキャラクターがいると思うのですが、
「ジュウオウジャー」では敵側にはそれはいなかったですね。
クバルは同情できる点はあったけれど最後は自分が助かるために地球の生物を全滅させる、
とかやり出しちゃったし。

ジューマンのラリーとバド関連の芝居が多かったので、
ストーリーの深みという点ではそこでしっかり見せてもらった
と思います。

個人的には、父親と対立している大和と、父親のことをものすごく尊敬しているタスクを、
もう少し絡めて見たかったです。
最終的に大和の背中を押したのは母子家庭で育ったアムでしたが、
これはこれでよかったな、と。

妄想ジューマンたちは最終回では操から分離させてあげてほしかったのですが、
本体が死んでしまっているようですし、やっぱりそれは無理だったんですね。
でも、みっちゃんの中では3人はずっと生き続けていくんだと思います。

1年間、楽しかった。
ありがとうございました!

でもって、
6月28日(水) Vシネマ「帰ってきた動物戦隊ジュウオウジャー お命頂戴!地球王者決定戦」
の発売も決定しているんですね。

公式サイトにもまだほとんど情報はありませんが、
今後を楽しみに待ちたいと思います。

https://www.zyuoh-vcine.com/

最終回の動物かくれんぼ

最終回のエンディングはフルバージョンで、
今までの映像に加えて、融合した世界のジューマンと人間たちも登場、
景幸(演・国広富之)とバドが一緒に踊るシーンも。

「レッツ動物かくれんぼ」の答え、キューブは赤、
動物は上野動物園のミナミコアリクイでした。

最終回なので、全部正解、となるかと思いましたが。

上野のミナミコアリクイはココ(オス)とナツ(メス)の2頭。
いっしょにいると取っ組み合いになってしまうこともあるそうですが
仲良くなってもらい、近い将来ベビー誕生に期待したいところです。

http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&inst=&link_num=23955



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