2016年12月8日放送「あのニュースで得する人損する人」
で紹介された、
得弁ライダーSHINPEIの、
本格スペアリブ弁当
はポリ袋を使って、簡単にスペアリブを
柔らかく調理する方法でした。
CONTENTS
ポリ袋調理で肉が柔らかくなるの?
スペアリブの料理法は、
タレに漬けこんで、オーブンやグリルで焼いたり、
圧力なべで煮込む、などがありますが、
今回は、調味料とともにポリ袋に入れて
加熱時間は15分程度です。
煮立たせない程度のお湯で湯せんすることで
肉を柔らかく仕上げるのだそうですが、
もう一つ、
肉を柔らかく仕上げるコツがあります。
マイタケで肉が柔らかくなる
得弁ライダーSHINPEIレシピでは、
調味料とともに、
割いたマイタケを入れています。
マイタケにはたんぱく質分解酵素が
含まれており、
その効果で肉が柔らかくなるんです。
得する人損する人のスペアリブレシピ
【材料】
お弁当1人分
- スペアリブ 2本
- まいたけ 1/3パックくらい
- 醤油 大さじ1
- はちみつ 大さじ1
- オイスターソース 大さじ1
【作り方】
1.ポリ袋に、スペアリブ2本、
細かく裂いたマイタケ、
調味料をすべて入れ、
袋の上から手でもみます。
(袋を破らないように注意)
2.できるだけ空気を抜きながらポリ袋を結んで
口を閉じる。
4.鍋にお湯を沸かし、沸騰したら弱火にして
3を入れて落し蓋をして浮き上がらないようにする。
5.15分加熱したらできあがり。
湯せん調理で使用するポリ袋について
直火で温めながら湯せんする調理法で
使用するポリ袋は、
高密度ポリエチレン
のものにしてください。
このように「湯せん調理OK」とされているものなら安心です。
よく、ジッパー付きの冷凍保尊袋での調理を
消化しているテレビ番組がありますが、
ジップロックの食品保存袋は「直火での湯せんは不可」
と公式サイトに書いてあります。
理由は、鍋肌に袋が触れたときに
製品の耐熱温度を超える可能性があるためです。
もっと肉を柔らかくする方法がある?
得弁ライダーSHINPEIのレシピでは、
マイタケを手で割いて、
肉と一緒にポリ袋に入れて
加熱していますが、
マイタケのたんぱく質分解酵素の効果をもっと
発揮する方法があります。
NHK{ガッテン!」で鶏むね肉を
柔らかくする方法としてマイタケを使った方法が
紹介された時のやり方は、
(フードプロセッサーを使ってもよい)
舞茸、水(9大さじ1)、砂糖(小さじ1)、塩(小さじ1/4)
を肉にもみ込み、
90分以上室温に置く
or
数時間冷蔵庫で保存する
or
冷凍保存する
でした。
考えてみたら、酵素は50℃以上の温度で
非活性化するので、
得弁ライダーSHINPEIのレシピのように
すぐに加熱してしまったら
肉を柔らかくする効果はあまり発揮されていないかも
しれません。
「ガッテン!」の方法で、下処理した
スペアリブをポリ袋で調理すると
(すでに塩味がついているので調味料は加減する)
もっと柔らかくなりそうです。
もしも、
「得する人損する人」のレシピ通りに作ったのに
肉が固い!
という失敗をした人がいたら、
「ガッテン!」のやり方でつくると
良いかもしれません。
同じ日に放送されたレシピ
ポリ袋で作るスペアリブと同じ日に放送された
パンの耳串カツのレシピです。