シャーロック シーズン3

シャーロックシーズン3ネタバレ 第1話「空の霊柩(きゅう)車」 その1

シャーロックシーズン3 第1話「空の霊柩(きゅう)車」
のあらすじをネタバレで書いています。

日本での放映は、
2014年5月24日(土)、31日(土)、6月7日(土)です。

この記事は、
イギリスのドラマレビューのブログなどを翻訳・編集して書いています。

シャーロック シーズン2のラストから2年

2年前に、シャーロック・ホームズは「ライエンバッハの滝」に飛び込み、
死んだように思われていました。
シーズン3の第1話「空の棺」は
シャーロックが生きていたことが分かりますが、

精巧なフェースマスク、モリアーティーの遺体、
バンジーコード、催眠術師、シャーロックとモリー・ フーパーとのキスなどが、
多くの謎は残ったままです。

実際にどのようにして
シャーロックは生きていたのでしょうか?

それは、シャーロックの以前の警察の宿敵、
アンダーソンはシャーロックの「死」後、
2年かけて考え出した精巧な理論を考え出しましたが、それは空論に過ぎません。
レストレードの元同僚が、
奇説を唱えるのはこれが初めてではありません。

そのために、アンダーソンは失職しています。
(「幸せな人生を」では、レストレードが彼の復職に尽力する、
と言っていました)

シャーロックの死は多くの人にとって強いインパクトを与えました。
彼の元パートナー、ジョン・ワトソン博士は
この2年の間に、口ひげを伸ばし、
彼の当惑した目つきは、シャーロックの死が
彼にとっては、それが判明したときと同じくらい
今でも鮮やかなものであることを示しています。

シャーロックは本当は生きていたわけですが、
では、彼は2年間どこにいたのでしょうか。

画面は突然、夜のセルビアの森に移ります。
武装した兵士が長髪の男を追い、彼を捕らえます。
彼は繰り返される拷問を経験します。

拷問を監視していた人物が接近してきて、
マイクロフト・ホームズだと名乗ります。
ロンドンは切迫したテロ攻撃に直面している、と
マイクロフトは囚人に伝えます、

「悪いが休暇は終わりだよ、弟。
ベーカー街のシャーロック・ホームズへもどれ。」

長い行方不明だった弟は、兄の言葉に反応して
にやりと笑いました。

シャーロック、ロンドンに帰還する

ロンドンに戻ると、
マイクロフトのスタッフが、シャーロックの外見を元に戻し、
この2年でモリアーティーのネットワークは完全に解体された、
と説明します。

兄弟は、
シャーロックの感謝がたりない、
マイクロフトはシャーロックの拷問を見て喜んでいた、
と口論していますが、
マイクロフトはシャーロックが、
来たるテロ攻撃に注意を向けて欲しい、と望みます。

ですが、シャーロックは、
ワトソンの居所の方が気に掛かっています。

ジョン・ワトソンは、ずっと前に
ベーカー街から出ていったことが分かります。

ハドソン夫人は、ジョンが彼女にまったく連絡してこないなんて、
冷たい、と非難しますが、
シャーロックの死のショックが大きくて、
あまりにも落ち込んでいたのだ、
とジョンは言いました。

彼にとって、ただ一つの救いは、彼が恋に落ちて、
ガールフレンド、メアリーと結婚しようとしている、
ということでした。

シャーロックとジョンワトソンの再会

シャーロックはロンドンの高級レストランで、
ジョンがまさにプロポーズをしようとしている
そのときに、自分が戻ってきたことを明かすことにしました。

あとから思うと、それはかなり軽はずみな行為でしたね。

最初、ジョンはあまりにも当惑して、
シャーロックがレストランのウェイターを装っていることに
気づきませんでした。

しかし、それに気がついたときに、
ジョンは、決して大喜びはしませんでした。
襲ってきた感情があまりにも強烈で、
彼は、シャーロックを地面に組み伏せて、
絞め殺さんばかりになります。

その後、シャーロックは、彼がどのように死んだふりをしていたのが
ジョンに説明しようとします。

しかし、ジョンが知りたがったのは、
どうして、本当のことを自分が教えられなかったか、でした。

ジョンは、マイクロフトとモリーは知っていただけではなく、
シャーロックのロンドン・ネットワークの25人も知っていた、
ということが分かると、
彼はテーブルを飛び越えて、再びシャーロックを飛びつきます。

シャーロックがジョンに、彼がテロ攻撃を止めるのを手伝え、とせき立てると、
ジョンは頭突きをして、激怒してその場を去りました。

シャーロックはメアリーに同情しました。
メアリーは即座にシャーロックに好意を持ち、
ジョンを連れて来てください、と言います。

ジョンがぶすぶすと怒り続けている一方、
シャーロックはすぐにモリー、ハドソン夫人およびレストレードに
自分が戻ってきたことを知らせました。

3人の反応はそれぞれで、モリーは静かな微笑、
ハドソン夫人は金切り声を上げ、
レストレードは「この野郎!」と言いました。
 

すぐに、ロンドン中が、シャーロックが生きていることを知ります。

戻ったシャーロックの最初の仕事

シャーロックは、正体がはっきりしないテロ攻撃の黒幕を特定しようとします。
ですが、いつものパートナーがいない、という問題があります。

シャーロックはジョンの代わりを探し、モリーをその役に当てようとします。
シャーロックはモリーを冷淡に扱ってきましたが、
彼女が、彼がモリアーティーを破るために死んだフリをするのを助けたので、
彼がモリーを招いたのは一種のお礼でした。

シャーロックの誠実さにはまだ疑問がありますが、
しかし、新しく謙虚なシャーロックは純粋に見えます。
また、ベネディクト・カンバーバッチはこれらのシーンを美しく演じています。

彼らの調査の間に、シャーロックとモリーは、
ウェストミンスター駅と聖ジェームズパレス駅の間で

消えた人を見つけた地下鉄の従業員を訪ねます。
列車の運転手も同様に姿を消していました。

シャーロックは、この人(モーラン卿)がテロ計画の鍵であると考えます。
シャーロックがモリーと外にいる間、ジョンはベーカー街へ来ます。
しかし、彼が正面玄関までたどりつく前に、2人の人物が
彼に薬品をかがせて誘拐します。

誘拐犯人からのメールを受け取ったメアリーは、
助けてくれるのは、ただ1人だと知っています。

彼がガイ・フォークス・ナイトのかがり火の中で燃やされる直前に、
シャーロックとメアリーはジョンを助け出しました。

ガイ・フォークス・ナイトとは、
11月5日に行われるイギリスの風習で、
子どもたちが花火をならし、かがり火を焚きます。

もともとは、イギリス国王(プロテスタントであるイギリス国教会)と
カトリック教徒との争いに起源があります。

※長くなるので2回に分けます。続きはこちら



関連コンテンツ


スポンサードリンク