2013ドラマ

スピンオフドラマ「ごちそうさんっていわしたい!」ネタバレ

NHK朝の連続テレビドラマ「ごちそうさん」
のスピンオフドラマが4月19日に、
BSプレミアムで放送されました。

テーマは、西門家の長男、

泰介の恋

です。

ゲスト出演した千原せいじさんの役が
ここでこの人がでるのか!という複線で、びっくりしました。

連続テレビドラマ「ごちそうさん」スピンオフドラマあらすじネタバレ

馬介、桜子、室井が、
焼き氷に変わる新名物を考えているところから
物語は始まります。

馬介が、乾燥バナナを使って試作したジュースは激マズでした。
そこに、京都帝大から戻ってきていた泰介が登場します。
泰介の心ここにあらずな様子に、
室井や源太は、「これは恋だ」とつっこみます。

泰介は、
中学(旧制)の卒業祝いに、
料理を届けにきた、丸岡屋の娘真沙子に一目ぼれしました。
きっかけは、
泰介が真沙子の盆にぶつかり、
揚げたいわしが泰介の服に着いたことでした。

その話から、

め以子が、女学生時代、
銀座のカフェーで
悠太郎の学生服に生クリームを飛ばした、
という話で盛り上がる
櫻子たち。

泰介は、戦争から戻ってきたときに、
真沙子が、自分にだけ赤飯を持ってきてくれたので、
少しは好意を持ってくれているのではないか、
と思っていたのですが、

最近になって、
真沙子が夜の店で働いていることを知って
大ショック。

真沙子の家まで行った泰介は、
真沙子の父が、長男を戦死で、妻を空襲でなくし、
戦後も店を閉めたままだということを知ります。

真沙子は、まだ小さい弟もいるため、
お金のために仕事をしていたのです。

泰介は夜の仕事はよくない、と言って
学生の身分で、人の仕事のことをどうこう言えるのか、
と真沙子を怒らせてしまいます。

その話を泰介から聞いた櫻子たちは、
泰介の恋をバックアップしようとします。

お静、希子、川久保啓司がうま介にくると、
馬介と櫻子は留守で、
室井が、
注文とは違うものを3人に出しました。

お静に「ハモニカ」

希子に「焼き氷」

そして啓司には、試作中の乾燥バナナの激マズジュース。
啓司以外の2人は、
回想シーンを流すための、
少々わざとらしい演出です 笑

そこに、物売りに変装した櫻子がもどってきます。
櫻子は、行商のふりをして
真沙子の様子を偵察してきたのですが、

石鹸、ゴム、たわしにいちいち難癖をつけて買わなかった、
でも、ごぼうのささがきも、大根のカツラ向きも完璧で、
家族のために「夜の蝶になった薄幸の乙女」というイメージではない、
やりてばばあのようだ、
と言います。

お静は、そんな真沙子の様子を聞いて、

和枝にそっくりだ

と気がついたのですが。。。

その翌日、
泰介のために真沙子を呼び出したらしい室井ですが、
店にやってきたのは、その「和枝」でした。

和枝は焼き氷をたべて、
肉桂(シナモン)を振ったほうがいい、
と感想を言います。

しかし、「うま介」は売りに出されており、
和枝が買い取って、
最近、ラジオ投稿で1位をとりつづけている
「ミス・ヒルズ」をスカウトして、
洋食屋をやるつもりだ、
と言います。

和枝が来たのは物件の下見だったのです。
つぎに現れたのは悠太郎。

泰介に好きな人ができた、と聞いて
自分とめ以子の結婚の経緯を語る悠太郎。
ところが、そこに「丸岡屋の大将」
真沙子の父親が怒鳴り込んできました。
この丸岡の大将を演じたのが
千原せいじさんでした。

丸岡は、泰介の名前で届いた真沙子宛の恋文に激怒。

真沙子が洋食の弁当屋をやっているのも、
泰介の入れ知恵だろうと言います。

夜の仕事のことはどうなっちゃったの?
ダブルワークなのか?

恋文を書いたのは明らかに室井です。
洋食が大嫌いだ、という丸岡に
悠太郎が、「それは理屈に合わない」と
突っ込んだために、話はさらにややこしくなります。
そして、丸岡が洋食嫌いになった理由が、

「開明軒」

だという話に
一堂は唖然とします。

実は、
丸岡は、め以子が見合いを飛び出したときの、
相手、料理屋「丸屋」の次男、「しんじろう」だったのです。
め以子にコケにされたと思った丸岡は、
洋食は二度と食べない、と誓い、
め以子が嫌いだ、といった鰯料理を看板にした店を作りました。

丸岡が大阪にきたのは、関東大震災で
「丸屋」がつぶれてしまったからだ、と言います。
ここで室井が、め以子が悠太郎の妻で、
泰介の母だとバラしたため、
話は決定的に決裂します。

その後、源太と悠太郎が言い争いになると、
さすがに泰介もキレてしまいました。
しかし、なぜ、真沙子が、
「洋食」なのか?しかも、外で仕事をしているのか?

と、櫻子が言い出し、
泰介は考えたあげく、
あることを思いついて、
真沙子のもとに向かいます。

翌日、真沙子がつくった料理を入れた重箱を持った
泰介が「うま介」にやってきました。

泰介は、真沙子に会い、
自分が出征する前に考えた「夢」の話をしました。
もしも生きて帰ってこられたら、
また野球がしたい、けんかもしてみたい、
父のように命をかけた仕事がしたい、
母のようにバカみたいに人を好きになってみたい。

僕は、僕にそれをゆるさなかった
この時代を許さない
と思っていました。

もう戦争は終わったんです。
真沙子さんにも、夢があったんじゃないですか?
真沙子さんの本当の夢は、
丸岡屋を復活することなんじゃないですか?

泰介は、自分にとっての西門の味は、
柿の葉寿司だ、と言います。
嫁に来た母(め以子)には、その味はなかなか出せなかった
が、今母がつくる柿の葉寿司も西門の味だ、
丸岡の味も真沙子さんの中にあると思います。

そういって泰介は、
鰯を真沙子に差し出しました。
真沙子はその鰯で料理をし、
丸岡に、「うちの夢は、もう一度丸岡屋をやることや」と言います。

真沙子の料理を食べた丸岡は、
「まだまだやな。けど、こうなったらワシもゆっくいしておられんな」
と真沙子といっしょに台所に立ちました。

真沙子が作った料理は、
「和食はまだ勉強中なので」
とトマトを使った鰯の料理でした。

「泰介さんにも、ごちそうさんっていわしたい」

という真沙子の言葉に有頂天の泰介ですが、

そこに「うま介を正式に買った」という和枝がやってきます。
ところが、あとから竹元教授が入ってきて、
焼き氷をなくすなどゆるさん!
と和枝に怒ります。

ですが、真沙子の鰯料理のことで、
意気投合した2人は
「うま介」でトマト鰯の料理を出すなら、
馬介たちがこのまま残ってもよい、
ということにして、
打ち合わせに行ってしまいました。

そして1週間後。
いわしサンドは大ヒット。

め以子はふ久を連れて客足が引いた頃にやってきます。

そこに、泰介が、
真沙子からの「うま介」への差し入れを持ってきたのですが、

それは、
和枝が作った物と同じ、
屈原の故事にちなんだ、
笹の葉寿司でした。
泰介が、和枝が真沙子に西門の味を教える、
と言っていた、と話すと、

め以子は、「これはいけずや」
和枝が自分そっくりの嫁を送り込もうとしている、
と言い出します。
め以子は、真沙子に会いに行く、または、
泰介が真沙子を連れてこい、
と言いますが、泰介がそれを止めて、
物語は終わりました。

率直な感想ですが。

最初から最後まで、
登場人物が怒鳴ってばかりで、

うるさいなあ

と思いました。
同じストーリーだったとしても
もっと違った演出ができたと思います。

バカバカしいこともありながら、
じんわりした味わいがあった
本編が大好きだったのに、

そのイメージとはぜんぜん違って、
登場人物は同じなのに、別のドラマのような
個人的には、少々残念でした。

なんか、いい感じで終わった最終回の余韻が・・・
脚本、違う人じゃないですよね?

【出演(登場人物と俳優)】

西門め以子:杏
西門悠太郎:東出昌大
山川和枝:キムラ緑子
川久保希子:高畑充希さん
泉源太:和田正人さん
川久保啓司:茂山逸平
西門泰介:
菅田将暉:
室井幸斎:山中崇
室井櫻子:前田亜季
高木馬介:中村靖日
諸岡ふ久:松浦雅
西門静:宮崎美子
語り・トラ:吉行和子
丸岡しんじろう:千原せいじ

結局、真沙子の顔は一度も映りませんでした。
だれだったんでしょうね。



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